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高井委員 大臣、気づいていると思いますけれども、
国民的議論をしていてはもう間に合わないし、やはり反対の声もあるので、私はもう決断で押し切るということも必要だと思いますし、今も言ったように、例えば、
現状八時までしか駄目という要請をしているところにプラスアルファで
ワクチンを打った人は行ってもいいよということですから、決して排除とか差別をしているわけじゃありません。
それから、あと、
接種券を持っている、市町村がそれぞれやるのはいいよと
大臣おっしゃって、それはそのとおりだと思います。だけれども、やはり
接種券を持ってうろうろするというよりも、スマートフォンで、同じ
ワクチンパスポートという
仕組みで、全国一律にいろいろできるというシステムがあれば、後はそれは自治体の判断でやってもいいですけれども、まずそのシステムをつくってあげる。これは
政府の役割として、
ワクチンパスポートを、やはり所管した以上、私はそこまでやることを
是非考えていただきたいし、隣の西村
大臣と連携しないと、特措法との
関係とか時短要請の
関係もありますから、しかし、
是非お二人で検討していただきたいと思います。
今度、西村
大臣にお聞きしますが、私は、やはり私権
制限、先ほど足立さんとのやり取りもちょっと見ていましたけれども、足立さんとか自民党の方はすぐ憲法の話に持っていきたがりますが、そうすると話は進まなくなるんですよ。
別に憲法を改正しなくても、憲法の緊急
事態条項がなくたって私権
制限はできますよ。特措法は、確かに与野党の協議があった。でも、我々
国民民主党は反対していますし、それに、例えば
災害対策基本法とか原子力
災害特措法なんかはかなり強力な私権
制限をやっていますから、別に憲法を変えなきゃ私権
制限できないわけじゃないんですね。
私は、一月の時点、特措法改正の時点では、まだ、確かに国内の空気も醸成されていなかったけれども、事ここに至ったら、ほとんどの
国民の皆さんはもう私権
制限やむなしだ、ロックダウンだって必要だともう思っていると思います。それが何か、マスコミとか、
政府の皆さんも、
日本ではできないんですがと言いますけれども、そんなことはない。
私は、田村
大臣にも、
感染症法とか、検疫法だって、十四日間の待機した、今八千人の方が捕捉できないんですよ。家に十四日間ちゃんと待機してもらうということを強制できない。罰則もない。それを提案しても、田村
大臣は、
日本の法律ではできないんです。そんなことはない。できますから。
是非、田村
大臣にもこの後また言いますけれども、特措法をもうちょっと強化するということを、今後の
課題とするんじゃなくて、今まさにこのタイミングだから、
政府として提案していただければ、私は、野党も賛成する余地は十分あると。全ての野党じゃないかもしれませんけれども、十分、賛成多数で通す。私は法務
委員会もやっていて、入管法なんかを強行採決するぐらいだったら、こういう法律をしっかり
政府の責任で通していただきたいと思いますけれども、西村
大臣、いかがですか。