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高井委員 検討しますとずっと言いながら、もう三か月、四か月たっちゃっているんですよ。これは早く結論を出さないと
コロナ禍が終わっちゃいますから、是非これは早急に御
検討いただきたい。
それから、つなぎ融資は、やはり、一般的に、幾ら金融機関に融資してくれと言っても、今もう貸し渋りが既に起こっています。やはりこの協力金、給付金を担保にしてつなぎ融資するというのがこの法案の肝ですから、そこを是非取り入れていただきたい。
あと、百貨店の例は分かりやすく言っているだけで、我々の法案もドイツと一緒なので上限があります。そういう巨大なところよりも、むしろ中小企業で本当に困っている、それでも二十万はやはり安過ぎるというところはたくさんありますから、やはり月二億円、一日六百六十六万円というのは、私は妥当な数字と。
それで、これは全国で、しかも業種を問わずにやって、我々の試算では六・五兆円でできるんですよ。今、
緊急事態宣言、しかも業種が限られていれば、はるかにこれは、十分の一ぐらいで恐らくできますから、まずはこの十分の一だけでもやるということを是非御
検討いただきたいと思います。
西村大臣、もう結構です。
それでは、河野
大臣にお聞きします。
河野
大臣、まず
一つは、
ワクチンパスポートの件、お聞きしたいと思います。
これは、
西村大臣がおととい経団連に行った際に、
ワクチンパスポートを是非導入してほしいと要請されたと報道されていますが、これは経団連の、もっともで、EUではもう既に二十七か国でこれを導入して夏からやろうと、あるいはイスラエルとかアメリカの一部の州なんかでもやっています。
大臣が、差別につながっちゃいけない、そのことはよく分かります。でも、それは差別防止のガイドラインというのをきちんと定めた上で、それでやはり私はやるべきだと思います。
国民民主党も、デジタル健康証明書という名前で、差別防止のガイドラインを作成した上でという条件付ですけれども、しっかりこれをやるべきだということを提案させていただいています。
これをやると、私は、
ワクチンだけじゃなくて、所管外と言われるかもしれませんが、PCR検査とか、あるいは頻回検査を受けた方なんかも、この際、せっかくマイナンバーと
ワクチン接種のシステムをつくりましたから、そこに連携させて、それで、
ワクチンを受けていない人を差別するんじゃなくて、受けた人に積極的に
プラスアルファ、例えば、通常は八時までしか駄目だけれどもこのパスポートを持っている人は八時以降でもいいとか、そういうインセンティブを与えるというやり方は私は十分に考えられると思います。これを是非、
検討だけでもすぐにやっていただきたいですし、あと、システムをつくっているわけですから、そのシステムと連携するための
検討は是非今すぐやるべきだと思いますけれども、いかがですか。