○森田
委員 ありがとうございます。
本当に、仕事に万全を期そうと思えば思うほど負荷というのが自分自身にもかかると思いますし、それから、
大臣の下で働いていらっしゃる方にもその負荷が行くんだと思います。
本当に、いざとなったら多分御自身が責任を取るというようなことで、いろいろその
調整なんかを、円滑にいくようにということでやっていらっしゃると思いますが、
是非、
大臣御自身のお体にも留意をしていただいて、スタッフの皆様にも、よく物の例えで、死ぬ気でやるんだなんて言ったりはしますけれども、でも、本当にやはりそういうことになってしまってはもちろんいけないわけで、いろいろと、一人がやる仕事ではないので、
先ほど、チームで、Aチーム、Bチームと分けていらっしゃるというようなお話も出ましたが、やはり、人が一人抜けてもみんなでカバーできるようなことも含めて、
是非、過度にある
一定の方に負担がかからないようなことで仕事を回していただければなというふうに思います。
先ほど来議論が出ておりましたけれども、官僚、
国家公務員の方のなり手が少なくなっているということがありましたり、あるいは途中で辞める
若手の方が増えてきているというお話がありました。これは別に
国家公務員に限ったことではなくて、私の介護の職場なんかは、日曜日に入るような求人のチラシに入れても、ちょっとここのところは何件か応募が来るようになりましたけれども、全然応募がないというような
期間が、この二、三年ぐらい、特にそういう
状況があるかなというのを感じておりまして。
よく教員の
採用なんかも三倍を切ると人材
確保は難しいんだなんていう話を聞いたりしますけれども、まだ
公務員の倍率というのは、そこまで倍率が出るというのは非常に羨ましいなと思うところもありますが。とはいっても、やはりいい方にいい形で仕事をしていただくというのが、国のため、あるいは自治体の
職員さんたちもそうですが、国や自治体のために働いていただくというのはやはり必要なことだと思っておりますので、
是非いろいろな
取組を進めていかなくちゃいけないと思います。
いい仕事をしていただくという面では、二つ側面があると思っております。一つは、下の部分というか、不満を減らすという部分があると思います。これは、待遇の
改善である程度埋め合わせができるというか、
改善が図れるところだと思っております。例えばお給料を上げるとか、あるいは休みの日を増やすとか、こういった待遇を
改善するという意味で、これは不満を減らすということにはなる。上の部分、今度は、
やりがいを上げていくには何が必要かといったら、そういう待遇
改善というよりは、どちらかというと、
やりがいのある仕事、責任を持った仕事をやってもらうとか、あるいは成果が見えやすい仕事をやっていただく。
不満を減らすということと
やりがいを増やすという二段構えでやっていく、何かをすれば不満も減るし
やりがいも増えるということでも必ずしもないということは労務管理のことで勉強したことがありますけれども、そんなことなんだろうと思っております。
大臣のお立場で、
国家公務員、いろいろな省庁がありますけれども、全体として見た場合に、魅力ある職場としてこれからどうやってやっていくか、その辺の一番の大方針のお考えをお聞かせいただきたいと思います。