○岡島
委員 おはようございます。立憲民主党・無所属の岡島でございます。
本日の
総務委員会は、一般
質疑ではありますけれども、
フジテレビの持ち株
会社である
フジ・
メディア・
ホールディングスの
金光社長を
参考人に招きまして、
外資規制の問題について伺いたいと
思います。
金光社長、よろしくお願いいたします。
放送事業は、私もテレビ局にいましたが、
国民の貴重な共有の財産、
電波を用いる、これは世界的にも貴重だから、国連の中に
電波の各国の割当てがある、そういった事業です。その上で、貴重ということの上で、民主主義の根幹を成す、まさに民主主義を支える、それが
放送事業だということを私は
思います。
金光社長も、それは御理解だと思っています。
そうした中で、外国資本が必要以上に
影響力を行使しない、できないようにする、あるいは
放送事業を国内で守るという意味も含めてこの
外資規制があって、そういった法律であると
認識しております。
その意味で、今回の問題、これは本当に単純に
計算ミスだったというだけでは済まされない。まさに
金光社長もお気づきだから
会見をされたんでしょうし、今日ここに来られていると思っておりますが、本当にこれは、私も
国民も、ただの
ミスじゃありませんよね、信頼して見ている
フジテレビが、その持ち株
会社が
外資規制に
違反していた、それも何年も、何なんですかと多分みんな見ていますよ、みんな思っていますよ。だから、
放送業界にいた者として私も、これは明らかにしなきゃいかぬという
思いで
質疑に立ちます。
今回、
総務省の
対応も含めて問われているのは、
放送の自律性、自主独立とか、公平あるいは公正、そういう大原則を踏みにじってしまっているんじゃないかということです。そうした
国民の疑念に率直にお答えいただきたいと
思います。
放送行政の信頼を取り戻すということは、日本の民主主義を正しい方向に導く、礎をつくり直すということですから、本当に重大な責任だと私は
思います。その点で
是非、私は
質問しますので、
金光社長にもお答えいただきたいと思っています。
まず、
外資規制、二〇一四年九月に
外資規制の
違反に気づいた際の
対応、先ほど自民党の橘議員からも
質問がありまして、お答えしていただいたと
思いますが、
金光社長にお願いしたいのは、私、NHKに入ったとき言われたんです、義務教育を終えた人間が聞いて分かるようにちゃんと書け、ちゃんと映像も撮れと。さっき、義務教育を終えただけではなかなか分かりにくい。分かりやすく、明確に御
説明願いたい。
まず、二〇一四年九月に
外資規制違反の
状態となっていることに気がついたということですが、どのような
経緯で気づいたのか、できるだけ正確に、分かりやすくお答えください。