○足立
委員 日本維新の会の足立康史でございます。
今日、私は
東北新社の話は取り扱いません。今日、
後藤祐一議員が大分
大臣にもお手を煩わせて御
質問していましたが、
後藤さんというのは大変優秀で、私が経産省にいたときに、私の方が一応先輩というか、彼が後輩なんですけれども、大変当時も優秀で、今も優秀であります。ただ、その
後藤さんがあれだけ一生懸命調べても
総務行政がゆがめられた証拠が出てこないということが今日分かりましたので……(
発言する者あり)ええ、分かりました、大体。
私
自身も、別途いろいろな資料を集めて、
総務行政がゆがめられているのではないかということで、厳しい目でここ数日、夜も寝ずにチェックをさせていただきましたが、見つかりません。だから、多分ゆがめられていないんだと思うんですね。
ただ、モリカケもそうでしたが、
国会対応が悪いんですね、
国会対応が。だから、すぐ処分したらいいんですよ、だって飯を食っていたんだから。まあ、それは私が申し上げることじゃないんだけれども。だから、とにかく
国会対応でどうしてもたくさんの時間が、
予算委員会だってもうこればっかりでしょう。
ある記者の方と私、本件について話していて、その方と私、意気投合したことがあるんですよ、そうだよねと。どうなのかというと、これは、
武田大臣が、あるいは菅
内閣が、辻元清美野党筆頭を始めとする野党の面々をこの問題にぐっと引き寄せておいて、そして、本来の国家の重要
事項について余り
予算委員会で議論されないようにしているんじゃないかと。
ちょっと
大臣、それは失礼だと思いますが、それは御苦労されている
大臣からは失礼だと思いますが、ここのところ、モリカケ、桜を始めとして、またこの通常
国会の、だって、
予算委員会って一年で一番大事な、一年で一番大事な国の未来を討論すべき場が、
後藤さんをもってしてもゆがめられた事実が出てこない。まあいいや。やめておきましょう、これぐらいで。そういうふうに思っていますので、私は、この時間は
東北新社については取り扱いません。
その上で、我が党は、この通常
国会は、
予算委員会でも馬場幹事長また藤田文武
議員からも申し上げましたが、社会保障や税やあるいは労働市場、
国民の経済と生活をどういうふうにこれから守り繁栄させていけばいいかというその一点で論戦を自民党に挑んでいく、
政府・与党に挑んでいく、そういう立場でおりますが、その際に、給付つき
税額控除が私は大変重要だ、我々はそれを導入したいと。可能であれば、その進化形であるベーシックインカムまで視野に入れて論戦をしていきたい、こう思っているんですが。
二月五日の衆議院
予算委員会で
菅総理にその旨私から申し上げましたら、総理は、給付つき
税額控除については、低所得者に対して所得等に応じて給付を行う仕組みと承知しているが、まあそうですね、マイナンバー制度が普及してもなお低所得者の所得を正確に把握することは難しいなど様々な
課題があるから、慎重に検討していくんだとお答えになりました。あれっと。
かつて、
政府・与党は、民主党と一緒に三党合意で社会保障と税の一体改革をやったときには、マイナンバー制度の普及を前提にしていたんです。いよいよ今年、二〇二一年、デジタル
大臣ができて、マイナンバー制度を普及、定着させることが決まった、そういう方向で今頑張っている。いよいよ前提条件が前に進むなと思って、私が、いよいよ給付つき
税額控除をやろうじゃないかと思ったら、今度、総理が、いやいや、マイナンバー制度が普及してもまだ低所得者の所得を正確に把握することは難しいんだと言うわけです。
これはどなたから御
質問するか、まず厚生労働省、事務方ね。
でも、厚生労働省は、自治体からもらったりして、厚生労働省
自身かどうか分かりません、市町村は、様々な社会保障分野における事業、生活保護とかいろいろなものを推進するに当たって、市町村は住民の所得をしっかりと把握できていると私は思いますが、厚生労働省、どう
認識されていますか。