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柚木委員(柚木道義)
○
柚木委員
立憲民主党
・
無所属
の
柚木道義
でございます。 私は、
立憲民主党
・
無所属
を代表し、ただいま
議題
となりました
修正案
に
賛成
、
修正部分
を除く
原案
に
反対
の
立場
で
討論
いたします。 今この瞬間も、私は、率直に申し上げて、この
政府法案
に
反対
すべきか
賛成
すべきか、身が引き裂かれる
思い
でございまして、実際に、
賛成討論
の原稿を持っています。 私は、この間、本当に、
与党筆頭理事
始め
担当
の
理事
さんや、あるいは
井上大臣
始め
消費者庁
の皆様も、本当に
全会一致
での
賛成
を目指して、実際に
連休返上
で共に汗をかいてきた。何とかその
思い
を結実させたいと、昨夕までは、まさにその方向で私もいけるのではないかと考えておりました。 ただ、先ほど、私も、
理事会
に入る前に
消費者庁
の幹部と話をして、ちょっと
絶句
をいたしましたのは、我々は
電子化
の
部分
の全
削除
を当初求めておりましたが、
最後
の
最後
、私も昨日
質疑
でいたしましたように、
契約書
の
電子化
、
つまり紙
では出さなくていいということを
事業者
と
消費者
、
契約者
が
合意
をした、
承諾
をした場合に紙を出す、その紙を出すという点をもって何とか
全会一致
になるのではないかと、私自身も部会でもそういう感触を得ておりましたら、昨夕の
段階
で、それが難しい、かなわない、そういう話を聞いて、私も本当にこれは
絶句
をしたところでございます。 元々、
販売預託商法
を
原則禁止
し、
定期購入商法
を厳罰化する、そういう
政府案
は、
与野党
問わず、これは
賛成
できるものでありました。そこに突如、
書面
の
電子化
が盛り込まれ、百六十を超える
消費者団体
、
弁護士会
、
地方議会
などから、
書面
の
電子化
に対して、
消費者被害
の
拡大
を懸念し、
反対
の
意見
が出されておりました。 私も、本
会議
の際にも、このままではこの
法案
が
消費者被害拡大法案
となりかねないとの懸念を強く指摘してまいりました。 こうした声に応えるためにも、我々としては、
消費者権利実現法案
、
消費者被害防止法案
として対案を
衆議院
に
提出
するとともに、
政府案
の評価できる点については評価しつつも
問題点
を明らかにし、
消費者被害
の
拡大
の
防止
に向けた、
与野党
を超えて日夜
議論
に
議論
を重ねて、この点についての
修正合意
に到達できたことは高く評価したいと
思い
ます。
書面
の
電子化
について全
削除
するという
修正合意
、これについては、残念ながら、かないませんでした。しかし、その
施行
時期を二年に延期し、
施行
後二年を経過した場合の
検討条項
を追加することができました。つまり、一年後の
施行
だったのを二年に延期できたわけです。 そして、私たちがまさに
尾辻委員
始め強く求めてきた、
クーリングオフ
の
通知
を
メール
で行う場合、
効力発生
時期が発信したときであることを
法律
に明記することについて、
質疑
を踏まえ、まさにこれは
政府
・
与党
の私は御英断だったと
思い
ます、急転直下、
修正合意
に至ることができたことは、文字どおり画期的なことであり、
立法府
としての、
与野党
を超えて、良識と意思を示すことができたと考えております。 しかし、ただ、
書面
の
電子化
について全
削除
するという
修正合意
はかなわず、このままでは
消費者被害
が
拡大
するということは、残念ながら、
参考人質疑
の
議論
を踏まえても確実でございます。
政省令
によって
歯止め
をかけるという答弁では、到底
歯止め
になるはずがなく、納得してここで
賛成
をしてしまえば、それこそ
立法府
としての
存在価値
が失われかねません。 豊田商事、安
愚楽牧場
、
ジャパンライフ
、ケフィアといった、文字どおり、
被害総額
一兆円、十九万人を超える
被害者
、この
消費者被害
と、さらに、三十五年の時を経て、
販売預託商法
による
消費者被害
にピリオドを打つことができる点、これについては重ねて高く評価したいと
思い
ます。かつて
消費者庁
がかたくなに
反対
してきた
書面
の
電子化
を
法案
に盛り込むことは、これではまさに抱き合わせ的な
悪質商法
と言わざるを得ません。 片や
消費者被害
の穴を塞ぐといいながら、もう片方で
消費者被害
が
拡大
するような穴を広げる、こういう
法案
には、残念ながら、賛同することができません。
消費者被害
が
発生
するような
法案
を
提出
する
消費者庁
は、
消費者保護
を第一に考えるべき責任を放棄したと言わざるを得ません。
書面
の
電子化
を
政府
内から求められても、
消費者保護
の後退を懸念し、真っ向から
反対
していた頃の
消費者庁
に立ち返っていただきたいと切に願います。
消費者庁
の使命というものを、もう一度真摯に、謙虚に見詰め直していただきたい。 我々
立憲民主党
は、先ほど
理事会
で
与党筆頭
から大変厳しいお言葉がありました、それでもやはり、これから先も、何とか
与野党
を超えて、引き続き……
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2021-05-14 第204回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第10号
公式Web版
会議録情報
0
令和三年五月十四日(金曜日) 午後一時二十分
開議
出席委員
委員長
永岡
桂子君
理事
穴見
陽一
君
理事
伊藤
達也君
理事
勝俣 孝明君
理事
武村
展英
君
理事
牧原 秀樹君
理事
尾辻かな子
君
理事
柚木
道義
君
理事
古屋 範子君
畦元
将吾君 安藤 裕君
伊藤信太郎
君 小倉 將信君 門山
宏哲
君 木村 弥生君 小泉 龍司君
杉田
水脈
君
鈴木
貴子
君 土屋 品子君 冨岡 勉君 中山
展宏
君 西田 昭二君 百武
公親
君 山下 貴司君 青山 大人君 稲富 修二君 大西 健介君
奥野総一郎
君 中島 克仁君 堀越
啓仁君
吉田
統彦君
國重
徹君
畑野
君枝
君 串田 誠一君
井上
一徳
君 ………………………………… 国務
大臣
(
消費者
及び
食品安全担当
)
井上
信治君
内閣
府副
大臣
三
ッ林裕巳
君
内閣
府
大臣政務官
吉川 赳君
衆議院調査局
第一
特別調査室長
藤田 和光君 ――
―――――――――――
委員
の異動 五月十四日
辞任
補欠選任
佐藤
明男
君
杉田
水脈
君
船田
元君
鈴木
貴子
君
大河原雅子
君
奥野総一郎
君
伊佐
進一
君
國重
徹君 同日
辞任
補欠選任
杉田
水脈
君
佐藤
明男
君
鈴木
貴子
君
船田
元君
奥野総一郎
君
大河原雅子
君
國重
徹君
伊佐
進一
君 ――
―――――――――――
本日の
会議
に付した案件
消費者被害
の
防止
及びその
回復
の
促進
を図るための
特定商取引
に関する
法律等
の一部を改正する
法律案
(
内閣提出
第五四号) ――――◇―――――
永岡委員長(永岡桂子)
1
○
永岡委員長
これより
会議
を開きます。
内閣提出
、
消費者被害
の
防止
及びその
回復
の
促進
を図るための
特定商取引
に関する
法律等
の一部を改正する
法律案
を
議題
といたします。
本案
に対する
質疑
は、昨十三日に終局いたしております。 この際、
本案
に対し、
穴見陽一
君外五名から、自由民主党・
無所属
の会、
立憲民主党
・
無所属
、公明党、
日本共産党
、
日本維新
の会・
無所属
の会及び
国民民主党
・
無所属クラブ
の六派
共同提案
による
修正案
が
提出
されております。
提出者
から
趣旨
の
説明
を聴取いたします。
井上一徳
君。 ――
―――――――――――
消費者被害
の
防止
及びその
回復
の
促進
を図るための
特定商取引
に関する
法律等
の一部を改正する
法律案
に対する
修正案
〔
本号末尾
に
掲載
〕 ――
―――――――――――
井上(一)委員(井上一徳)
2
○
井上
(一)
委員
ただいま
議題
となりました
消費者被害
の
防止
及びその
回復
の
促進
を図るための
特定商取引
に関する
法律等
の一部を改正する
法律案
に対する
修正案
につきまして、
提出者
を代表して、その
趣旨
を御
説明
申し上げます。 第一に、
クーリングオフ
を
電子メール等
で行う場合の
効力
の
発生
時期について、いわゆる
発信主義
を採用し、
申込み
の撤回又は
契約
の解除に係る
電磁的記録
による
通知
を発したときとすることとしております。 第二に、
販売業者等
が
契約締結
時に交付すべき
書面
に関して、
書面交付
を
電子化
する
規定
の
施行
を延期しております。
原案
は、「
公布
の日から起算して一年を超えない
範囲
内において
政令
で定める日」としておりますが、これを「
公布
の日から起算して二年を超えない
範囲
内において
政令
で定める日」といたしました。 第三に、この
書面交付
を
電子化
する
規定
に関する
検討条項
の追加でございます。
政府
は、
書面交付
を
電子化
する
規定
の
施行
後二年を経過した場合において、この
規定
の
施行
の状況について
検討
を加え、必要があると認めるときは、その結果に基づいて必要な措置を講ずることとしております。 以上であります。 何とぞ
委員各位
の御賛同をお願い申し上げます。
永岡委員長(永岡桂子)
3
○
永岡委員長
これにて
趣旨
の
説明
は終わりました。 ――
―――――――――――
永岡委員長(永岡桂子)
4
○
永岡委員長
これより
原案
及び
修正案
を一括して
討論
に入ります。
討論
の申出がありますので、順次これを許します。
柚木道義
君。
柚木委員(柚木道義)
5
○
柚木委員
立憲民主党
・
無所属
の
柚木道義
でございます。 私は、
立憲民主党
・
無所属
を代表し、ただいま
議題
となりました
修正案
に
賛成
、
修正部分
を除く
原案
に
反対
の
立場
で
討論
いたします。 今この瞬間も、私は、率直に申し上げて、この
政府法案
に
反対
すべきか
賛成
すべきか、身が引き裂かれる
思い
でございまして、実際に、
賛成討論
の原稿を持っています。 私は、この間、本当に、
与党筆頭理事
始め
担当
の
理事
さんや、あるいは
井上大臣
始め
消費者庁
の皆様も、本当に
全会一致
での
賛成
を目指して、実際に
連休返上
で共に汗をかいてきた。何とかその
思い
を結実させたいと、昨夕までは、まさにその方向で私もいけるのではないかと考えておりました。 ただ、先ほど、私も、
理事会
に入る前に
消費者庁
の幹部と話をして、ちょっと
絶句
をいたしましたのは、我々は
電子化
の
部分
の全
削除
を当初求めておりましたが、
最後
の
最後
、私も昨日
質疑
でいたしましたように、
契約書
の
電子化
、
つまり紙
では出さなくていいということを
事業者
と
消費者
、
契約者
が
合意
をした、
承諾
をした場合に紙を出す、その紙を出すという点をもって何とか
全会一致
になるのではないかと、私自身も部会でもそういう感触を得ておりましたら、昨夕の
段階
で、それが難しい、かなわない、そういう話を聞いて、私も本当にこれは
絶句
をしたところでございます。 元々、
販売預託商法
を
原則禁止
し、
定期購入商法
を厳罰化する、そういう
政府案
は、
与野党
問わず、これは
賛成
できるものでありました。そこに突如、
書面
の
電子化
が盛り込まれ、百六十を超える
消費者団体
、
弁護士会
、
地方議会
などから、
書面
の
電子化
に対して、
消費者被害
の
拡大
を懸念し、
反対
の
意見
が出されておりました。 私も、本
会議
の際にも、このままではこの
法案
が
消費者被害拡大法案
となりかねないとの懸念を強く指摘してまいりました。 こうした声に応えるためにも、我々としては、
消費者権利実現法案
、
消費者被害防止法案
として対案を
衆議院
に
提出
するとともに、
政府案
の評価できる点については評価しつつも
問題点
を明らかにし、
消費者被害
の
拡大
の
防止
に向けた、
与野党
を超えて日夜
議論
に
議論
を重ねて、この点についての
修正合意
に到達できたことは高く評価したいと
思い
ます。
書面
の
電子化
について全
削除
するという
修正合意
、これについては、残念ながら、かないませんでした。しかし、その
施行
時期を二年に延期し、
施行
後二年を経過した場合の
検討条項
を追加することができました。つまり、一年後の
施行
だったのを二年に延期できたわけです。 そして、私たちがまさに
尾辻委員
始め強く求めてきた、
クーリングオフ
の
通知
を
メール
で行う場合、
効力発生
時期が発信したときであることを
法律
に明記することについて、
質疑
を踏まえ、まさにこれは
政府
・
与党
の私は御英断だったと
思い
ます、急転直下、
修正合意
に至ることができたことは、文字どおり画期的なことであり、
立法府
としての、
与野党
を超えて、良識と意思を示すことができたと考えております。 しかし、ただ、
書面
の
電子化
について全
削除
するという
修正合意
はかなわず、このままでは
消費者被害
が
拡大
するということは、残念ながら、
参考人質疑
の
議論
を踏まえても確実でございます。
政省令
によって
歯止め
をかけるという答弁では、到底
歯止め
になるはずがなく、納得してここで
賛成
をしてしまえば、それこそ
立法府
としての
存在価値
が失われかねません。 豊田商事、安
愚楽牧場
、
ジャパンライフ
、ケフィアといった、文字どおり、
被害総額
一兆円、十九万人を超える
被害者
、この
消費者被害
と、さらに、三十五年の時を経て、
販売預託商法
による
消費者被害
にピリオドを打つことができる点、これについては重ねて高く評価したいと
思い
ます。かつて
消費者庁
がかたくなに
反対
してきた
書面
の
電子化
を
法案
に盛り込むことは、これではまさに抱き合わせ的な
悪質商法
と言わざるを得ません。 片や
消費者被害
の穴を塞ぐといいながら、もう片方で
消費者被害
が
拡大
するような穴を広げる、こういう
法案
には、残念ながら、賛同することができません。
消費者被害
が
発生
するような
法案
を
提出
する
消費者庁
は、
消費者保護
を第一に考えるべき責任を放棄したと言わざるを得ません。
書面
の
電子化
を
政府
内から求められても、
消費者保護
の後退を懸念し、真っ向から
反対
していた頃の
消費者庁
に立ち返っていただきたいと切に願います。
消費者庁
の使命というものを、もう一度真摯に、謙虚に見詰め直していただきたい。 我々
立憲民主党
は、先ほど
理事会
で
与党筆頭
から大変厳しいお言葉がありました、それでもやはり、これから先も、何とか
与野党
を超えて、引き続き……
永岡委員長(永岡桂子)
6
○
永岡委員長
柚木委員
、
申合せ
の時間が過ぎております。
柚木委員(柚木道義)
7
○
柚木委員
消費者
の
被害防止
、
消費者権利
の
実現
に向けて全力で取り組む決意を申し上げ、さらに、願わくは、この後の参議院での
審議
も含めて、何とか
最終段階
でよりよい
与野党合意
が見出せますことを切に願いまして、私の
反対討論
といたします。 ありがとうございました。(
拍手
)
永岡委員長(永岡桂子)
8
○
永岡委員長
次に、
畑野君枝
君。
畑野委員(畑野君枝)
9
○
畑野委員
私は、
日本共産党
を代表して、
政府提出
の
消費者被害
の
防止
及びその
回復
の
促進
を図るための
特定商取引
に関する
法律等
の一部を改正する
法律案
に
反対
の
立場
から
討論
を行います。 本
改正案
には、多くの
関係団体
が
反対
し
削除
を求めてきた
契約書面
の
電子化
が残されたままであり、
消費者被害
を
拡大
させることは明白であり、到底
賛成
するわけにはいきません。
クーリングオフ制度
を
消費者
に告知するなど紙の
契約書面
が果たしてきた重要な機能が損なわれ、
事業者
による悪質な勧誘が横行し、
消費者被害
が増大、
拡大
することは明らかです。
改正案
に盛り込まれた詐欺的な
定期購入商法
の
対策強化
や
販売預託商法
の
原則禁止
などは、
関係団体
の長年の要求に沿った当然の内容です。 ところが、これまで
消費者
からの要望もなく
関係者
による
議論
もない
契約書面
の
電子化
が急遽盛り込まれ、
審議
が進められてきました。
消費者保護
を一歩前進させたとしても、
契約書面
の
電子化
によって、
消費者被害
が新たに
発生
することになります。
消費者庁
は、
消費者
からの明示的な
承諾
があった場合以外は
電子化
を認めないとしていますが、これは全く
実効性
がなく、何らの
歯止め
になりません。
消費者被害
を未然に
防止
することなど到底不可能であるばかりか、
被害回復
にも役立ちません。 紙の
契約書面
がある
現行法
の下でも、
ジャパンライフ事件
など、深刻な
消費者被害
が起こりました。紙でも完全な
歯止め
にならなかったものの、紙が介在することで、
消費者
にとっては一旦立ち止まって考える機会となり、裁判の際には重要な証拠となってきました。
改正案
は、こうした役割をも奪うことになります。
改正案
に対する
修正案
の中で、
契約書面
の
電子化部分
については、
施行日
を
公布
の日から二年以内に延長しました。この期間に、
政府
として
関係団体
の
意見
を真摯に聞き、それを踏まえて
契約書面
の
電子化
を
削除
することを強く求めて、
討論
を終わります。(
拍手
)
永岡委員長(永岡桂子)
10
○
永岡委員長
これにて
討論
は終局いたしました。 ――
―――――――――――
永岡委員長(永岡桂子)
11
○
永岡委員長
これより
採決
に入ります。
内閣提出
、
消費者被害
の
防止
及びその
回復
の
促進
を図るための
特定商取引
に関する
法律等
の一部を改正する
法律案
及びこれに対する
修正案
について
採決
をいたします。 まず、
穴見陽一
君外五名
提出
の
修正案
について
採決
いたします。 本
修正案
に
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
永岡委員長(永岡桂子)
12
○
永岡委員長
起立総員
。よって、本
修正案
は可決されました。 次に、ただいま可決されました
修正部分
を除く
原案
について
採決
いたします。 これに
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
永岡委員長(永岡桂子)
13
○
永岡委員長
起立
多数。よって、
本案
は修正議決すべきものと決しました。 お諮りいたします。 ただいま議決いたしました
法律案
に関する
委員会報告書
の作成につきましては、
委員長
に御一任願いたいと存じますが、御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
永岡委員長(永岡桂子)
14
○
永岡委員長
御
異議
なしと認めます。よって、そのように決しました。 ――
―――――――――――
〔
報告書
は附録に
掲載
〕 ――
―――――――――――
永岡委員長(永岡桂子)
15
○
永岡委員長
次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。 午後一時三十三分散会