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高木(錬)
委員 平成三十年、西日本を中心に
発生しました豪雨
災害、岡山県真備に何度も私、入りました。そして、その周辺の
自治体も回りました。
ある
自治体のある
地域では、まさに
訓練を徹底的にやっていて人的
被害がなかったという
地域の自治会、町内会の役員の方ともお話をさせていただきました。もう頭が下がる思いでありまして、日々の努力に感服いたしました。大変お年寄りの方、八十歳、九十歳、高齢の方がいらっしゃる中、一番若くて六十歳代と言っていたような記憶がありますけれ
ども、日頃から、しかも、私の記憶では、夜間の、夜中の
訓練をしていたという話も
伺いました。だからこそ、あのときはたしか夜中なんですよね、豪雨が激しくなったのが。だから人的
被害は出なかったんだと、ある種、誇らしげにおっしゃっていたのがすごく印象的でした。
見習わなきゃなと思いましたが、それを
全国で展開していきたいのはやまやまですが、なかなか難しかったりもするのも重々承知しているんですが、今、統括官がおっしゃられたとおり、計画を作るだけではなくて
訓練も非常に大事だということを改めて思うところでありまして。
また、先ほど取り上げました福祉専門職の方々も、これから、ひょっとしたら
防災の知識を、ノウハウを身につけていかなければいけない、日常
業務で大変な中、更にそこの力をつけていくことになろうかと思って、大変、何というか、頑張っていただきたいというふうに思うところであるんですけれ
ども、そういった福祉専門職の方々も、
地域の皆さんと一緒に計画を作ったり
訓練をすることで、コミュニケーションを取ることで、
災害が起こったときに留意すべきことが共有できたとか、すごくポジティブな話も伺わせていただきましたし、何とか、先ほど来申し上げているとおり、この計画が作られ、
訓練されることで一人でも犠牲者が出ないようにしていきたいなと思うところであります。
うっかりしておりましたら五分になってしまいまして、
準備していただいた皆さん、済みません。残り二問、したいと思います。
改正案の中身ではないんですが、実は私、埼玉に今は暮らし、活動エリアにしておるんですけれ
ども、やはり富士山の噴火についてもきちんと備えなければいけないという問題意識を常々持っておりました。そこで
伺いましたところ、昨年の四月に、大
規模噴火時の
広域降灰対策検討ワーキンググループ報告というものが公表されているというレクを受けました。
統括官、大変恐縮なんですが、たっぷりある中身だと承知はしておるんですけれ
ども、首都圏への降灰の影響について、できればコンパクトにお願いいたします。