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辻元委員 立憲民主党の
辻元清美です。
今日は、三原
厚生労働副
大臣にもお越しいただきました。後ほど雇用の問題などをお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
まず、
赤羽大臣、公共
交通をどうやって守っていくのかということ、非常に大きな
課題になっております。基本的認識をお伺いしたいと思います。
私は、公共
交通で働く人たちというのは、エッセンシャルワーカーを支えるエッセンシャルワーカーだと思っているんですね。どういうことかといいますと、お医者さんや看護師さんも、バスや電車に乗って病院に行っている方は多いと思うんです。学校の先生もそうなんですね。
厚生労働省の例えば
コロナ担当の本当に若い官僚の
皆さん、今、必死で何とかしようと頑張ってくださっている方々も、地下鉄に乗ったり、バスに乗って通勤して来られています。ですから、
交通が止まる、又はなくなってしまうということになれば
社会が崩壊する、エッセンシャルワーカーを支えるエッセンシャルワーカーだ。
ところが、この公共
交通の現場で働く人たちは、テレワークしたくてもできません、現場に出ていかなきゃいけないから。
例えば、アメリカなんかでは非常にこの認識が強くて、ワクチン接種の優先順位もカテゴリー2なんですよ。七十五歳以上の
高齢者と同時に、公共
交通で働くバスの運転手の方とか駅で働く方、乗務員の方は、接種をする順番になっています。
また、ドイツではカテゴリー3、六十歳以上の方と運送、
交通部門、同じようにワクチンの接種ということで、相当この公共
交通を支える人たちに対して重視されているんですね。
大臣は前回、ワクチンの優先順位を上げるのは難しいな、パイロットとかは
考えられるというような
お話でした。後でちょっとまとめて聞きますので。
私は、あるバスの若い運転手の方からこういう話を聞きました。
高齢者の両親と暮らしている、毎日、自分が感染しないか、やはり物すごく心配で相当なストレスだ、最初の頃はちょっと体調が悪かったら
コロナちゃうかと思って、夜眠れなかった。
公共
交通は、安心、安全、安全運行してもらわなきゃ困りますから、様々なストレスで夜も眠れなくなってしまったら困るわけです。検査も受けられない。
事業者は経営が非常に今困難ですから、PCR検査を受けたくても受けられない。ボーナスもカットされているというような非常に厳しい
状況に、もうこれは一年以上たって置かれている。
まず、基本的な認識として、感染という危険と隣り合わせで働いている、そしてさらには、ボーナスなどもカットされたり、そういう仕事であるにもかかわらず、看護師さんなんかもそうですけれども、非常にしんどくて、ボーナスカットされていることは
社会的にも問題になりました。しかし、バスや電車は走って当たり前と思われているんですよ。
ここの、非常に
国交省、発信、弱いんじゃないか。私は、ワクチンだってもうちょっと早く打てるようにした方が、安心して、エッセンシャルワーカーを運ぶエッセンシャルワーカーとして働いてもらえると思うんですね。
この今の、現場で働く人たちの危険と隣り合わせ、どういう御認識でいらっしゃいますか。