○高井
委員 国民民主党・無所属クラブの高井でございます。
私は十六分いただきましたので、今日は総合支援資金のことをお尋ねしたいと思います。
これはもう私、予算
委員会やあるいは衆議院の本
会議でも取り上げて、
大臣にも御努力いただき、また、何より
厚労省の生活困窮者支援室の方に大変よく手当てをしていただいて、感謝しております。
ただ、ここに来て、これは三月三十日の朝日新聞でも「特例貸し付け「不承認」続出」ということで、これはやはり、貸付期間が九か月で最大二百万円となると、返済能力がなかなか難しいんじゃないかということで、恐らく
社会福祉協議会では不承認になっていると思うんですが。
ただ、この問題、本当に
是非知っていただきたいのは、私、動画を作っているんですけれども、通常、私の動画はせいぜい百回ぐらいしか見られていないんですけれども、この総合支援資金に関しては一万回を超えました。物すごくやはり
国民の
皆さん、関心が高い割には、この
国会で余り議論されていない、ちょっと少ないなと思いますので、私のツイッターには今、千件以上ツイートが集まっていまして、その中から厳選に厳選を重ねて幾つか持ってまいりましたので、ちょっと御紹介したいと思います。
ちょっと読みますね。
不承認になりました。もう諦めるしかありませんか。先日、父の形見を売却しました。悲しくて仏壇の前で何時間も座っていました。
厚労省に電話しましたが、三重県で決めたのなら指導はできないけれども、記録には残しますと、親切な女性でしたという。
三重県が何か厳しいみたいですが、
大臣、お膝元なのでとよくツイートがいっぱい入っていますので、
是非気にかけていただけたらと思います。
あるいは、不承認となったのですが、納得いかないので再度申込みに行くと、不承認になったのだから再申請しても無駄だと頭ごなしに却下されました。生活保護も、今日食べる御飯もない極限
状況の人を優先しているのでと却下されました。携帯代が払えないので仕事の面接にも行けません。
最後の救済措置だと思っていた社協がこんな
対応で途方に暮れています。
不承認な挙げ句、何の制度も利用できなければ、生きる資格がないんですね。私の周りには、不承認になり、自殺を本気で考えた人もいます。
コロナで生活困窮して申請しているのに、現状の返済能力の審査っておかしい。合計二百万円お借りして、一年後に返済が始まり、返済期間は十年、毎月一万七千円を返済するだけです。現状を見て、失業中だから返済能力がないからというのなら、何のための制度なの。生活困窮する今を助ける制度ではないのですか。生活保護も制度を見直してもらわないと申請できません。
菅総理の発表は何だったのでしょうか。満額借りている方にもとか、自殺防止とか、寄り添ってとか、できないなら最初から言わないでほしい。
すがる思いで申請しても落とされ、他の支援へのつなぎもない。自殺防止どころか、自殺するよう仕向けられていると思います。
政府は生活保護に陥る状態になっても何もしないということですよね。生活保護にならないための支援が必要なのに。これからも増える不承認の
方々を全て生活保護で面倒を見ていけるのでしょうか。
そもそも失業者に対する貸付けのはずなのに、失業者に貸さないなんてひど過ぎる。返済能力があるなら困っていないし、その辺から借りています。
返済できるように国が経済雇用を元に戻せばいいじゃないですか。返済能力で厳しくするなら給付金にしてください。それか、生活保護のハードルを下げてください。
五週間待って入金がないので連絡したら、答えが更に一週間待てと、それだけ。これだけ待って結果不承認だったら、もう生きていけません。
不承認は手紙が来るだけ、後はこちらから電話しない限り何の音沙汰もありません。電話すると、再申請不可です、理由は言えません、生活保護はと言うだけです。
再申請申請をして五週間、更に来週の金曜日まで待てと言われました。もう待つのはつら過ぎます。何を言っても、混んでいるからと教えていただけません。
母子家庭で、中学に上がる制服代も払えません。じきにガスも止まります。所持金も五千円です。今日入金されると思い、何とか頑張ってきましたが、もう無理です。
一人親で、中学校と小学校の子供がおります。今回
コロナの
影響で内職の仕事がストップ、元夫も収入減で養育費が中断になり、貸付けを申請しました。社協の方からは生活保護の申請をしてはと話がありましたが、私は、生活保護までいかず、今が生活苦なので借入れでお願いしたいと伝えました。今すぐ就業できなくても、する意思はあるので、返済のことももちろん考えた上での申込みで、自立支援も申し込みました。昨日、不承認
通知が届きました。もう一度申し込む
予定です。
不承認理由を開示しないのも納得いきません。普通に生活していた人が窮地に追い詰められた例が多いのですから、審査の緩和をお願いします。
いまだ未入金や不承認にあえぐツイッターであふれています。
来週再申請します。これでまた不承認だったら、生きる希望もないです。
田村厚労
大臣に不承認の方の苦悩をお伝えください。考え過ぎて眠れなくなってしまいました。
菅総理が言ったのは何だったのかと思います。自分は、免除とか一切考えず、全て頑張って返していこうと家族でも話しました。免除、免除と言って喜ぶ
人たちに腹立たしい気持ちでした。免除の人がいる一方、返済するつもりなのに、高額だからとストップされて、何か不平等過ぎると思います。きちんと返済するので、今までどおりの審査にしてください。
ちょっと長々読ませていただきましたけれども、これは本当に、私、千件以上のツイートの中から厳選した、でも、切実な声だと思うんですが。
ちょっと具体的に聞いていきたいと思いますが。
まず、貸付けの、五週間待って、あと一週間と言われても、本当に所持金五千円しかないとかそういう方もいるので、一刻も早く、やはり貸付け。もちろん、社協が大変なのは分かっていますけれども、何とかそこを
大臣からもお願いしていただきたい。
それから、今、不承認が増えていますけれども、不承認になった方をどう救済するつもりなのか。不承認で
通知が来るだけで、その後、どうしたらいいか。でも、不承認になった方が一番困るんですよ。この方こそ本当にお金がなくて、生活保護に行くしかないんですけれども、生活保護の案内もされなかったりするようなんですね。やはりここをどうするのか。
それから、あと、不承認になった理由が分からないと、もう一度申請していいものか、その辺も分からない。
もちろん、社協は物すごく大変です。通常の百七十倍申請が来ていますから、社協がパンクしているのはよく分かった上ですけれども、でも、社協がパンクしているからこれができないというのは言い訳にならないと思います。それを、社協の体制を強化するなり、どこか別の機関にやってもらうなり、それを考えるのは
厚労省の
責任だと思いますが、
大臣、御見解をお願いします。