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山崎(摩)
委員 国民民主党の
山崎摩耶でございます。よろしくお願いいたします。
菅総理、本当にこの一年、
コロナの最前線に立たれての御奮闘、お疲れさまでございました。まずは、御慰労申し上げたいと
思います。
しかし、一方で、大変後手後手に回った
政府の政策もあります。
私は、短い時間ですが、第六波が来る前に、幾つかのことを少し御提案申し上げたいというふうに
思います。
一つは、在宅療養者の問題でございます。
在宅
医療をめぐりましては、保健所機能が追いつかずに、健康観察ですとか
医療も満足に受けられない、十四万人を超す在宅療養者ですけれども、二百人を超す方が亡くなられてしまった。
国民皆保険の我が国でこういうことが二度と起きてはならない、そう思っているところでございます。
ですので、今後も在宅
医療を続けるのであれば、まず、軽い方でもきちんと最初から主治医をつけて、そして、訪問診療や訪問看護などが、
早期治療ができる、家庭内で
感染を防いで
重症化又は入院を防いでいく、こういった仕組みをつくる必要があるというふうに
思います。いわば、
自宅での在宅入院とも言えるようなスキームを第六波が来る前に、保健所ですとか行政、病院、診療所の間で緊密な連携を取りながら、是非
構築していただきたい、これが一点でございます。
二つ目は、
ワクチンについてお尋ねをいたします。
子供たちの
ワクチンが始まりましたが、大変スピードが遅い、これが一番危惧されております。その意味では、十一月前までにきちっと進捗ができるのか。それから、第三回目の
ワクチン、ブースター
接種、これはどんなスケジュールになって、しかも、全
国民の、希望する分の
ワクチンの供給量があるのか。
そして、我々
国民民主党は、デジタル健康
証明書という形で、
ワクチン接種と
陰性証明書をパッケージにしたものを、これは海外でも使えるようなスキームで是非
構築していただきたいというふうに思っておりますが、これはいかがか。
最後でございますが、
緊急事態宣言解除後もやはり
経済支援が大変重要になってまいりますので、特に、
国民への再びの現金給付ですとか、中小企業事業主の
皆様への更なる給付金、支援金等々につきまして、
国民民主党は、事業者支援の、損失の、九割を補填する法案を既に
国会に出しておりますので、これについても御検討いただきたいと
思います。
よろしくお願いいたします。