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西村国務大臣 お答え申し上げます。
一点目の、
自宅療養中の方が不安を感じないように、急に状態が悪くなった場合に適切に治療が受けられる、迅速に受けられることが何より重要であります。
御
指摘のように、例えば、
東京都では、医師会や
医療機関への委託、それから、外部の委託も、民間事業者も活用しているというふうに聞いておりますし、また、御
指摘の健康確認を行うためのLINEの活用あるいはコールセンターの
設置、こうしたことによって保健所や
医療機関の負担を
軽減するなど、それぞれの
自治体で様々な工夫が行われております。
国としても、HER―SYSを活用して、自動で
自宅療養者に電話をかける
仕組みであるとか、あるいはスマホ、スマートフォンを使った健康管理システム、アプリの提供であるとか、こうしたものが、既に四万件、四万人ぐらいの方が使っているというふうに聞いておりますけれ
ども、こうした活用を引き続き、
自宅療養者の健康管理に万全を期すよう努めていきたいというふうに
考えております。
それから、
検査費用につきましては、行政
検査については法律に基づいて国と
都道府県で二分の一ずつ負担をしているところでありますが、
都道府県の負担分については、御
指摘のように、地方創生
臨時交付金の算定
対象に含まれておりまして、支援を行ってきているところであります。
自治体の地方単独事業分については、約七千四百億円が今年度に繰越しをされているところでありますので、この繰越分についても
自治体におかれて有効に活用していただければと思います。
いずれにしましても、しっかりと必要な
検査が行われるよう、
都道府県と連携して取り組んでいきたいというふうに
考えております。
そして、三点目の、子供や若い方への
ワクチン接種についてでありますが、各
自治体においてもそれぞれ
創意工夫で
取組が行われております。
委員御
地元の茨城県におきましては、例えば、水戸市で、九月八日から、市内在住の十八歳から二十九歳までの方の優先枠の予約を開始しております。また、自衛隊の大規模
接種センターにおいても、九月四日から二十五日までの約三万人分を、十八歳から三十九歳の若い
世代を
対象とした優先枠としたところであります。深夜に枠を設けたりしている
自治体もございます。
いずれにしても、御
指摘のように、若い
方々への
ワクチン接種が着実に進むように、
河野大臣や
田村大臣をしっかりと私の
立場でもサポートしていきたいというふうに
考えております。