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西村国務大臣 もう一年半近くなるこうした様々な
コロナへの
対応で、
自粛など
要請をお願いする中で、それぞれの
国民の
皆さん、苦しい
思いを感じられたり、人と人とのつながりが少なくなったり、あるいは
勤労意欲などにも
影響を与えて、様々な形で御
負担をおかけしてきていること、本当に改めて御
協力に感謝を申し上げたいというふうに
思います。
その上で、御
指摘のように、
ワクチン接種が進む中で少し明かりが、光が見えてきたような
状況。七月末までには
高齢者二回
接種が全ての
自治体で可能だということでこれまでも
回答をいただいているところでありますので、しっかりと
接種を進めていくことで、そして八月二十二日まで今回この
期間の
延長をお願いすることになると
思いますが、その頃には、順調に進めば、今から四十数日後でありますので、今の
ヨーロッパ並みの
接種の
状況にはなっていくものということも
期待をされます。
そうなると少し景色が変わってくるのかなということも
期待をしておるところでありますけれども、この辺り、どういった
活動が可能になるのか、マスクを外すことができるのかできないのか、こういったことを含めて、今日も
分科会の
専門家の
皆さんに、
専門家として分析を進めていただいて、将来の絵姿、その
時点でどうなのか、あるいは、更に多くの
方々が、十月、十一月、希望する方全員が打つことができる、その段階でどうなのか、こういったことを含めて先の
見通しを
是非専門家としてお示しをいただきたいというようなこともお願いをしたところであります。
いずれにしましても、
ワクチン接種を進めながら、毎回、
最後にしたいと思ってここに立たせていただいておりますけれども、今回、特に、もうできれば
最後にしたいという
思いで
緊急事態宣言の発出を今日諮問させていただいたところであります。
是非皆さんにも御
協力いただいて、何とか
医療提供体制を守っていかなきゃいけない。
足下、
東京で四十代、五十代の
感染が増えていく中で、
入院する方も増えていく中で、
医療提供体制を確保するという
観点で何とか御
協力をお願いしたいと
思いますし、厳しい
状況にある
皆さん方に
支援策を早くお届けする、しっかりとお届けするという
観点から、今回、
飲食店の
皆さんには先払いをするという枠組みも構築をさせていただくことといたしました。
さらに、多くの
都道府県で
地方創生臨時交付金を活用して、月次の、
中小企業の
皆さんへの二十万円、
個人事業主への十万円の
支援の上乗せを三十五の
都道府県で
対応がなされておりますので、そういった
取組もしっかりと見ながら、
予備費四兆円もございますので、必要な
対策を機動的に講じていければというふうに考えております。