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西村国務大臣 この
大型連休中の
人流の
分析、更に進めているところでありますけれ
ども、都心部、そして
大阪の中心部などは、昼間も夜もかなり
人流は減っております。ただ、その周辺部、観光施設など、例えば私の地元の淡路島でも、かなり
大阪や神戸からも観光客がたくさん来たようでありますけれ
ども、そういったところを含めて、周辺に少しにじみ出ている部分もございます。
それから、中心部が減ったからといって、今回、
変異株は
感染力が強いものですから、これが減少につながっていくかどうか。特に、この連休中、ちょっと
検査件数がばらつきがあるものですから、少なかったりするものですから、ちょっとならしてみないと分からないところもあって、まだ
分析が十分できているわけではございませんけれ
ども、しかし、今回の
緊急事態宣言で、多くの
皆さんに御
協力いただいて、都心部はかなり
人出が減ったことは事実でございますので、その効果がどういうふうに出てくるのか、
分析は進めたいと思っております。
その上で、御
指摘のように、ずっと
緊急事態宣言を永遠に続けるわけにはいきませんので、どこかで
解除する。そうすると、当然、様々な
活動が活発化して、そうした中で
感染がまた起こってくる。ですので、これはゼロにすることはなかなかできなくて、要は、
感染が起こってきたときに、次にまたそこでしっかりと
感染対策をやるということ。御
指摘のように、そのときに、広げないために
蔓延防止等重点措置を使うというのは、まさにそのための制度でございますので、機動的にそうした活用をして
対応していきたいと考えております。
国民の
皆様には、法律の四条で、まさに
感染防止、
拡大の
防止に努めるという責務を明確化したところでありますけれ
ども、先ほ
どもございましたけれ
ども、民主的な
先進国家では、更に強い、外出禁止に対して
罰金な
ども設けられております。我が国ではそこまではこの法律では取っていないところでありますけれ
ども、今後、様々な
分析をしながら、本当にどういった
対策が必要なのか、このことについては、引き続き、憲法の
議論も含めて、将来の
課題として私
どもも不断の
検討を進めていきたいというふうに考えております。