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西村国務大臣 御指摘のように、
蔓延防止等重点措置は、機動的に対応して、エリアを絞ってやりますけれども、そのエリアに限ってみれば、例えば
仙台市とか
神戸市とかも、
感染状況だけ見ると
ステージ4の指標になっておりますので、そのエリアで見れば
緊急事態宣言を出してもおかしくないような
状況でありますから、しっかりとそうした
状況をお伝えし、
感染防止策の
徹底を広く
皆さんに御理解いただけるように対応していきたいというふうに考えております。
特にこの三月、四月、異動や行事の多い時期であります。昨年もこの時期に
感染が広がりました。また、年末の十二月から一月にかけて、同じくいろいろな行事が多いときに飲食を通じて
感染が広がった、このことを我々は決して忘れることなく、対応を
徹底していきたいというふうに考えております。
特に
アクリル板の設置など、本日、
厚労省の告示も改定をしまして、これも、
要請のできる対象、場合によっては命令も出せる、そういう対象としたいというふうに考えておりますし、また、テレビCMなども、我々、活用しているところでありますが、来週四月六日からは更にこうした枠も
拡大し、御理解をいただけるように対応していければというふうに考えております。
そして、
飲食店への
時短への
協力に対する
支援策でありますけれども、
附帯決議、そして
国会審議を経て、与野党に様々な御指摘をいただいたところであります。こうした御指摘を踏まえて検討を進めてきたところでありますけれども、
公平性、そして、円滑な執行に配慮しつつ、経営への
影響の度合いに応じた
支援策となるよう、
規模に応じた
仕組みに改善を図ることとしたいと考えております。
現在、最終的な詰めを行っております。できるだけ早くこうした
支援策を
皆さん方にお示しできればというふうに考えております。
また、緊急小口資金の特例貸付けについてでありますが、本当に必要な方に迅速にお渡しすることが大事だという
認識の下、
状況を踏まえて柔軟に対応するよう、これまでも
厚労省から社会福祉協議会に依頼したところでありますし、三月二十三日には、
都道府県に対して、社協の運用
状況の確認、あるいは、こういった不適切な運用事例が見られる場合の
厚労省への連絡をお願いしたところであります。
御指摘を踏まえて、今後とも、柔軟な貸付けも含め、必要な
支援を届けることで、困っておられる
方々の生活をしっかりと支えてまいりたいというふうに考えております。
そして、御指摘の視覚障害と聴覚障害が重なっている方につきましては、現時点で重症化リスクの関連性についてのエビデンスが得られていないということ、また、基礎疾患の
範囲は、厚生労働省が学会等の
意見を聞いて重症化リスク等を基に整理したものというふうに
承知をしておりますが、いずれにしましても、障害者の
方々が安心して生活できるためにワクチンの円滑な接種となるよう、いただいた御指摘も踏まえ、私の立場からも、田村
大臣、そして河野
大臣をしっかりと支えてまいりたいというふうに考えております。