○玉木
委員 国民民主党代表の
玉木雄一郎です。
本日も、
東京の新規
感染三百二十三名、移動平均でいうと、前の週に比べると一〇八・八%になっていて、増えているので、多くの
国民は、本当にこれで
解除して大丈夫なのかな、これが素直な思いだと私は思うんですね。これから大切なのは、
変異株による
リバウンドをいかに防ぐのか、これだと思います。
そこで、四点まとめて、
総理に提案しつつ質問したいと思います。
まず、ヨーロッパでは、これまでかかりにくいとされていた子供に実は
感染が広がっています。英国
政府の諮問機関も、その
可能性を認めています。
そこで、今やっている
高齢者施設に加えて、
学校や保育園の教職員や保育士、そして子供
たちに無償で定期
検査を実施し、教職員にはワクチンの優先接種の
対象にもすべきだと思いますが、まず、これについて伺います。
次に、
変異株の
拡大を
防止するためには、何といっても水際
対策が大切だと思います。
今回の
解除に合わせて、水際
対策も併せて
緩和するのか。特に、オリンピック・パラリンピック関係者の入国規制は優先
緩和をする
方針なのか、
政府の
方針を伺います。
三点目。
感染防止と経済社会活動との両立に、こここそデジタルをもっと使うべきだと思うんですね。
例えば、ニューヨーク州では、IBM社と
連携をして、
検査の陰性やあるいはワクチンを接種したかどうか、この証明をするデジタル証明書を表示できる健康証明アプリを短
期間で開発して、イベントなんかに入るときの入場時に、その証明書、QRコードですね、この提示を求めるようにしています。
日本でも、今、七十億円以上かけてオリンピック用に開発しているアプリがありますから、この仕様を少し見直して、同様のデジタル証明書を発行できるアプリを開発して、
国民みんなが安心して旅行や食事を
感染拡大防止をしながら両立できる、そういった環境を整えるべきだと思います。
最後に、今回、新たに決めた低所得の
子育て世帯への
給付金について伺いたいと思います。
これは、評価する一方、不公平だという声がすごく来ているんですよ、今。
まず、新たに
対象に加わった二人親
世帯に対する
給付金は、これはいつ
給付されるんですか。一人親の人は、今までの児童扶養手当の口座に振り込まれるから多分すぐできるんですが、二人親家庭は、新たにシステムを組むから遅くなるんじゃないですか、かなり。これを答えてください。
そして、苦しい人を
対象にするんだったら、なぜ、独身者や子供のいない夫婦を
対象から外したんですか。
中間層も含めて、現役世代には一律
給付をすべきではないかと思いますが、以上四点、まとめて伺います。