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西村国務大臣 お答え申し上げます。
まず、
関西との違いも含めてでありますけれ
ども、この
指標を見ていただきますと、先ほど申し上げましたように、
埼玉とか
千葉とか、四十数%、
病床使用率、
目安である五〇%をぎりぎり切ってきた、数日前にこれを切ってきたようなところもありますので、これはしっかり見ていかなきゃいけない、確実なものにしなきゃいけないというふうに考えております。
その上で、
専門家から言われている
一つが、やはり
首都圏の
特殊性。
人口密度が高く、
匿名性があって、その
感染源が分かりにくい、こういったことの特性があります。
こういった点について、
解除したところについては、
知事と
解除できるということを
確認しながらやりました。そして、今回も、一都三県の
知事とは連絡を取って、やはり二週間程度の
延長が必要だということで
状況を共有したところであります。そういう
意味で、一番よく分かっておられる
知事とも連携をしながら
対応していければというふうに考えております。
それから、
変異株についての御
質問。
御
指摘のように、全体の五%から一〇%、
変異株用の
PCR検査を行っているんですけれ
ども、
変異株の
陽性者が
確認できればその割合を引き上げるということで、神戸では六〇%、
東京は今全体の一〇%ということであります。
引き続き、
監視体制を強化しながら、また
民間の
検査機関も活用しながら、しっかりと
検査、
監視体制、これを強化していければというふうに考えております。
それから、六
指標についての御
指摘がございました。
実効再
生産数も
参考値として私
ども見ておりますけれ
ども、これは二週間ぐらい前の数字でありますし、
研究者によって若干幅がありますので、先週と今週の比と、先週比、今週比で、要は、簡便な形で代用して見ているところであります。
また、
病床確保数の
確認の際には、本来なら、
マンパワーも含めてちゃんと
確保できているかということも
確認してやっているはずでありますけれ
ども、いずれにしても、今後、
確認の際には、そうした
医療従事者、こうした人員も
確保できているかということも改めて
確認したいと思います。
その上で、
基準につきましては、現在、何か変更することを議論しているわけではありませんけれ
ども、例えば去年の春から今年にかけて、今回にかけて、また
基準は変わっています。当時は十万人
当たり〇・五人とか一人とか言っていましたけれ
ども、今は二十五人ということでありますので。
そういった
意味で、
変異株の動向とか、
ワクチンの
接種状況とか、そういったことで
基準は変わり得ると思いますので、必要に応じて
専門家の
皆さんに御議論いただければと思っております。
そして、
ワクチンの
接種につきましては、十六歳以上ということで今回ファイザーの
ワクチン、
対応しているところでありますけれ
ども、この内容につきましては、また
田村大臣、
河野大臣から、公表できる段階になりましたら、できるだけ速やかに情報提供されるものというふうに思っております。私の
立場でも、できる限りお二人の
対応をサポートしていければと考えております。
御
指摘のように、小児へ
変異株がどういう
影響を与えるか、まだ
日本では確たるものが分かっておりません。一部、保育園などで出ているものもありますので、これはいろいろ今
研究を重ねてもらっております。
いずれにしても、
換気が大事だというのは御
指摘のとおりでありますので、
文科省と一緒になってこれは
対応していきたいというふうに考えております。
最後に、まさに
ステルス性がありますので、
高齢者施設などの
検査、それから
モニタリングの
検査、こうしたことを、しっかりと
検査をやって、無
症状の人も見つけながら、そして
早期治療、まあ、隔離という言葉がいいかどうかはあれですけれ
ども、接触を絶っていただくということを徹底して
対応していければというふうに考えております。