○森(夏)
委員 ありがとうございます。
代替素材の技術開発に対して、
地域の
資源を使うというのは大変重要だと思いますので、しっかりとサポートをお願いしたいと思います。
先ほどお話ありました、
有料化だけではなく、ポイント還元というのも考えられているということで、ポイント還元だと、国民の
皆様に負担がなく、ちょっとお得感も感じながら、
環境への
取組に協力しているんだ、そういう思いにもなると思いますので、進めていっていただきたいと思っております。
本
法案によって、ワンウェー
プラスチックの
使用の合理化が進められると聞いております。ワンウェー
プラスチックの提供事業者が取り組むべき判断基準を策定して、
大臣の指導、助言、ワンウェー
プラスチックを多く提供する事業者の、勧告、
公表、命令などの
措置をされるとのことですけれ
ども、どうしても必要な場合を除き、スプーンやストローをできるだけもらわない、使わない、
プラスチックを
削減するということに関しては大変効果があるものと思っております。
例えばですけれ
ども、アイスクリームのスプーンに例えてみますと、現在、木製のものと
プラスチック製のものがございます。木のスプーンは紙で包装されておりますが、
プラスチックのスプーンは
プラスチックで包装をされております。こういったところも、
プラスチック削減、つなげていけるのではないかと思っております。
外で食べるときに、いつアイスクリームなどを食べるかも分からないので、いつもマイスプーンを持ち歩くというわけにはいかないので、今後、そういった場合には木製のスプーンをもらうことになるのではないかと思います。
先ほど副
大臣からも御説明あったように、例えば木製スプーンをこれからたくさん作っていくことになるのであれば、間伐材などを使って
国内の林業の
支援にもなればと思いますので、こういったところは農水省とも
連携をして進めていっていただきたいなと思っております。例えば木のスプーン
一つとっても、海外からの輸入に頼らず、
国内で調達をしていただきたいと思っております。
私は以前から気になっていることがありまして、
プラスチックのスプーンであったり金属のスプーンを洗うときに使う洗剤であったり水で
環境を
汚染しているということと、木製のものを使い捨てるというのが、どちらが
環境に優しいのかということを気にしております。そういったデータは余りないというような回答をもう既にいただいているんですけれ
ども、国民に対して、どういった使い方をするのが
環境にとっていいのか、どちらの方がいいのかというのを
調査可能であれば
調査をして、もし木製の方がいいのであれば、木製の方に切り替えるようなことを周知していただきたいなと思っております。
最近では、
皆さんも御存じかと思うんですけれ
ども、カフェなどに行った際にも、マドラーであったり、そういったものが
プラスチックから木製に替わっていると思います。ストローも紙製のものが増えてきたりしていると思います。これも大変大事なことで、ストローを
プラスチックの包装にせずに紙で包装する、できるものは
プラスチックを減らしていくというふうに今なっていると思います。
スプーンやストローなど、
環境へ
配慮した
利用の仕方について、
環境省として取り組まれていることや国民へ紹介できるようなものがあれば教えてください。