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矢田わか子君
大臣、ありがとうございます。
是非、もう形的に、ここで審議するといっても一覧表で配られて、はい、
改正、賛成というだけでは私たちの
役割果たせないのではないかと思います。
民間企業は一つ一つの本当職務分析をしながらしっかりと
給与体系つくっていくということをきめ細かくやっておりますので、
是非、もうずっと変わらないものという前提ではなくて、一つ一つの職務を分析しながらの
給与体系構築を
人事院にも
是非お願いを申し上げておきたいと思います。
続いて、多くの
方々が
質問に取り上げられました
公務員の働き方
改革の
課題についてお
伺いをします。
大臣、この本、御存じでしょうか。「ブラック霞が関」という、千正さんという元
厚労省のキャリア官僚が書かれた本です。私も読ませていただいて、本当涙なしでは読めない本だというふうに思いました。石を投げれば長期休職者に当たる、残業代は最低賃金を下回る、約四割が過労死ライン、形ばかりの女性活躍。こうした、やっぱり官僚の皆さんがやりがい、働きがいを持ってやっていただくための仕組み、
河野大臣には
是非お願いをしたいというふうに思っております。
先ほど来
答弁をお聞きしていて、
大臣もすごく
課題意識を明確に持たれていて、長時間労働、そして何といってもそのやりがい、働きがいを高めることをやらなくちゃいけないという
答弁を聞いて少し安心しているところでございます。
けれども、もう一点、
是非お願いしておきたいんですが、要するに、今回のこの働き方
改革のキーとなるのは、当然のことながらまず
国会の
改革、私たち議員自身もその仕事のやり方を変えなくちゃいけないというふうに思います。
質問通告の
在り方、今までも出てきておりますが、本当に時間が前日の五時で
委員長、いいんですかというふうに私はいつも思っております。今日も五時までに
お願いしますということでしたが、前日の五時までって、五時に受けてそれから
答弁書書くわけですよね。それでいいのかというふうな思いもありますし、かつ、その時間をしっかりと見える化していかないと、結局のところ、うやむやになってしまって、守ったのか守らないのかすら分からない。
それから、オンラインも、私も何度も官僚の皆さんにオンラインでできませんかって求めるんですが、いろいろな規律もあってできませんという
省庁も多く見受けられます。いや、ズームでできるんだったらできるというふうにもう一律してほしいというふうに思います。
それに加えて、
質問主意書の提出方法です。
質問主意書も、調べてみると二〇〇〇年から一気に急増しているわけですね。それなぜ急増したのかということの
課題分析、もしかしたら、三つ星の何かランクを付ける議員になるためにたくさん出さなくちゃいけないとかそんなことも聞かれる中で、いや、本当、
質問主意書って元々何だったのかということをひもときながら、提出方法についても、これは
国会法を見直さなければいけないのかもしれません。出してから七日以内にお返しするとか閣議
決定しなくちゃいけないとかいうことは本当に必要なのか、今日的に見て。
是非この
改革も必要だと思います。
加えて、
国会改革、私たち反省しなくちゃいけない。一方で、やはり行政の
改革もやらなくちゃいけないと思います。
大臣はペーパーなしにきちっと答えてくださいますけれども、大抵の仕事は
大臣の
答弁書作りなんですよ。そういう
質問、QアンドA作るのに物すごい膨大な時間が費やされている。ペーパーなくても答えられる
大臣がたくさんいらっしゃれば、私はすごくこれ、残業削減というか、官僚の
方々の生産性向上につながるというふうに思います。私たちもペーパー見ますけど、項目だけなので、全部書いてあるわけではないわけですので、そういうことを含めて行政の
改革。
それから、閣議
決定、
内閣府できちんと物事を決めてから各
省庁に送らないと二重、三重の手間が発生しているというようなお話もお聞きしております。
私ども
国会議員もいろいろ官僚の皆さんとお話しする中で、
河野大臣に対する期待高いです。
河野大臣だったら変えてくれる、嫌われても変えてくれる、みんなそうおっしゃいます。
是非大臣、変えていただけますか。