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2020-11-12 第203回国会 参議院 厚生労働委員会 第1号
公式Web版
会議録情報
0
令和
二年十一月十二日(木曜日) 午前十時開会 ─────────────
委員氏名
委員長
そのだ
修光
君 理 事
石田
昌宏
君 理 事
小川
克巳
君 理 事
石橋
通宏
君 理 事
山本
香苗
君 理 事
足立
信也
君
衛藤
晟一
君
片山さつき
君 自見はなこ君
島村
大君
羽生田
俊君
藤井
基之
君
古川
俊治
君
本田
顕子
君
三原じゅん子
君
川田
龍平
君
田島麻衣子
君
福島みずほ
君
下野
六太君
平木
大作
君 東 徹君
梅村
聡君
田村
まみ
君
芳賀
道也
君
倉林
明子
君 ─────────────
委員長
の
異動
十月二十六日そのだ
修光
君
委員長辞任
につき、 その
補欠
として
小川克巳
君を議院において
委員
長に
選任
した。 ─────────────
委員
の
異動
十月二十六日
辞任
補欠選任
片山さつき
君 こやり
隆史
君
下野
六太君
山本
博司
君
平木
大作
君
塩田
博昭
君
山本
香苗
君
矢倉
克夫
君
芳賀
道也
君
打越さく良
君 十一月十一日
辞任
補欠選任
衛藤
晟一
君
岩本
剛人君
─────────────
出席者
は左のとおり。
委員長
小川
克巳
君 理 事
石田
昌宏
君 自見はなこ君
石橋
通宏
君
矢倉
克夫
君
足立
信也
君 委 員
岩本
剛人君
こやり
隆史
君
島村
大君
そのだ
修光
君
羽生田
俊君
藤井
基之
君
古川
俊治
君
本田
顕子
君
三原じゅん子
君
打越さく良
君
川田
龍平
君
田島麻衣子
君
福島みずほ
君
塩田
博昭
君
山本
博司
君 東 徹君
梅村
聡君
田村
まみ
君
倉林
明子
君
国務大臣
厚生労働大臣
国務大臣
田村
憲久
君 副
大臣
厚生労働
副
大臣
三原じゅん子
君
厚生労働
副
大臣
山本
博司
君
大臣政務官
厚生労働大臣政
務官
大隈
和英
君
厚生労働大臣政
務官
こやり
隆史
君
事務局側
常任委員会専門
員 吉岡 成子君 ───────────── 本日の
会議
に付した案件 ○
理事補欠選任
の件 ○
国政調査
に関する件 ─────────────
小川克巳
1
○
委員長
(
小川克巳
君) ただいまから
厚生労働委員会
を開会いたします。 議事に先立ち、一言御挨拶を申し上げます。 去る十月二十六日の本
会議
におきまして
厚生労働委員長
に
選任
されました
小川克巳
でございます。 本
委員会
は、
年金
、
医療
、
社会福祉
、
雇用
、
労働
問題など
国民生活
に密接に関わる
重要事項
を幅広く所管する
委員会
でございます。 この度、
委員長
に
選任
され、その
責任
の重大さを痛感している次第でございますが、
皆様方
の御指導、御
協力
を賜りながら、公正かつ円満な
委員会運営
に努め、その重責を果たしてまいりたいと存じますので、どうぞよろしくお願いいたします。(拍手) ─────────────
小川克巳
2
○
委員長
(
小川克巳
君)
委員
の
異動
について御報告します。 昨日までに、
高階恵美子
君、
馬場成志君
、
山本香苗
君、
平木大作
君、
下野
六太君、
芳賀道也
君及び
片山さつき
君が
委員
を
辞任
され、その
補欠
として
三原じゅん子
君、
矢倉克夫
君、
塩田博昭
君、
山本博司
君、
打越さく良
君、こやり
隆史
君及び
岩本剛人君
が
選任
されました。 ─────────────
小川克巳
3
○
委員長
(
小川克巳
君)
理事
の
補欠選任
についてお諮りいたします。
委員
の
異動
及び私の
委員長就任
に伴い現在
理事
が二名欠員となっております。その
補欠選任
を行いたいと存じます。
理事
の
選任
につきましては、先例により、
委員長
の指名に御一任願いたいと存じますが、御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
小川克巳
4
○
委員長
(
小川克巳
君) 御
異議
ないと認めます。 それでは、
理事
に自見はなこ君及び
矢倉克夫
君を指名いたします。 ─────────────
小川克巳
5
○
委員長
(
小川克巳
君)
国政調査
に関する件についてお諮りいたします。 本
委員会
は、
今期国会
におきましても、
社会保障
及び
労働問題等
に関する
調査
を行いたいと存じますが、御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
小川克巳
6
○
委員長
(
小川克巳
君) 御
異議
ないと認め、さよう決定いたします。 ─────────────
小川克巳
7
○
委員長
(
小川克巳
君) この際、
田村国務大臣
、
山本厚生労働
副
大臣
、
三原厚生労働
副
大臣
、
大隈厚生労働大臣政務官
及びこやり
厚生労働大臣政務官
から発言を求められておりますので、順次これを許します。
田村国務大臣
。
田村憲久
8
○
国務大臣
(
田村憲久
君)
厚生労働委員会
の開催に当たり、御挨拶申し上げます。
厚生労働大臣
に再び就任し、もうすぐ二か月がたとうとしていますが、
厚生労働行政
の幅広さや
責任
の重さに改めて実感しております。
国民
の
皆様
の安全、安心の
確保
に万全を期すとともに、我が国の
経済社会
の発展に寄与すべく、
目下
の
感染症対策
を始めとした
厚生労働行政
の諸
課題
に
全力
で取り組みます。また、
国民
にとって
利便性
の高い
デジタル社会
の
構築
など、
国民
のために働く内閣の一員として、職務に邁進してまいります。 取り組むべき最
優先
の
課題
は
新型コロナウイルス感染症
の
対策
です。
国民
の
皆様
の命と健康を守りつつ、
感染防止策
と
社会経済活動
との
両立
を図り、
雇用
と
生活
の安定を
確保
します。 年初来の
対策
の経験を生かして、
感染リスク
や
重症化リスク
に応じためり張りの利いた
感染対策
を講じるとともに、本年八月に
政府対策本部
で決定した今後の
取組
に沿って、一・六兆円の
予備費等
を活用して
医療機関
への
支援
に万全を期すとともに、
保健
所の
体制強化
についても引き続き取り組んでまいります。 秋冬の
季節性インフルエンザ
の
流行期
を見据え、
発熱等
の症状がある方が、身近な
医療機関
に直接電話相談し、
地域
の
診療
・
検査医療機関
を受診する仕組みに変え、確実に
医療機関
を受診できる
体制
を
確保
してまいります。また、
抗原簡易キット
による
検査
も大幅に
拡充
してまいります。
ワクチン
については、
予備費
も活用し、来年前半までに全ての
国民
の
皆様
に提供できる数量の
確保
を目指します。
承認審査
に際しては、
安全性
、
有効性等
を適切に確認してまいります。 また、円滑な
接種
を実施するための
体制
の
整備
や、
ワクチン
の
使用
による
健康被害等
に係る損失を
政府
が補償する契約の締結を可能とすること、加えて、必要な
水際対策
を引き続き講ずることを可能にするため、
予防接種法
及び
検疫法
の
改正法案
を今
国会
に提出しています。 あわせて、国際的な
人的往来
の段階的な再開に向けて、
空港等
における
検疫体制
を
強化
してまいります。
新型コロナウイルス感染症
の
拡大状況等
を踏まえ、
雇用調整助成金等
の
特例措置
や
個人向け緊急小口資金等
の
特例
貸付けなど、これまで前例のない
措置
を講じてまいりました。
雇用
の
維持
、継続に向けた
支援
を含め、新たな
日常
の下での
経済社会活動
に適合した
雇用就業機会
の
確保
と
生活
の
支援
に取り組んでまいります。 近年、台風や記録的な大雨による甚大な
被害
が
全国各地
で発生しております。改めて、亡くなられた
方々
の御冥福をお祈りするとともに、被災された
皆様
にお見舞い申し上げます。被災された
方々
が一日も早く安全、安心な
生活
を取り戻せるよう
対策等
を講ずるとともに、相次ぐ
自然災害
から
国民生活
を守れるよう、
医療
、
福祉
、
水道施設等
の
強靱化
に取り組みます。 また、来年は
東日本大震災
の発生から十年という節目を迎えることとなります。私自身も
復興大臣
であるとの強い意識の下、
被災者
の心の
ケア
、
医療
・
介護提供体制
の
整備
、
雇用対策
などに
全力
で取り組みます。
人生
百年
時代
の
到来
を見据えながら、全ての
世代
が安心できる全
世代型社会保障制度
の
検討
を進めてまいります。
政府
においては、これまで、
高齢者雇用
の
促進
や、多様な働き方に
対応
した
年金制度
の
見直し
に関する
法的整備
を行ってきました。 今後は、残された
医療
の
課題
について、
現役世代
の
負担上昇
を抑えながら、持続可能な
社会保障制度
を将来
世代
に着実に引き継いでいくための
議論
を本格化します。また、
少子化対策
として、
子供
を持ちたいという
希望
に応えられるよう、
不妊
に悩む
方々
への
支援
を始め、安心して産み育てることができる
環境整備等
に取り組んでまいります。
医療分野
では、今般の
新型コロナウイルス感染症対応
で得られた
知見
を踏まえつつ、
人口構造
の
変容
に伴う
地域
の
医療ニーズ
の
変化
に
対応
した
病床機能
の分化、
連携
を目指す
地域医療構想
、
医療現場
における長時間
労働
の是正を目指す
医師
の働き方
改革
、
医師
の適切な配置により
地域
間、
診療科
間の
医師偏在解消
を目指す
医師偏在対策
を一体的に進めます。また、
オンライン診療
について、
安全性
と
信頼性
の
確保
をベースに、初診も含め原則解禁する方向で
検討
を進めていきます。マイナンバーカードの
健康保険証利用等
についても円滑な
施行
を進めます。 また、七十五歳以上で一定以上の所得がある方の
窓口負担割合
の
見直し
や、大
病院受診
時の
定額負担
の
拡充
について
検討
を進め、年末に向けて
関係審議会等
での
議論
を本格化します。二〇二一年度の
薬価改定
についても適切に取り組んでまいります。 あわせて、
健康寿命
の延伸を図るため、
ナッジ理論
などの
行動経済学
の
知見
も活用するとともに、今年度から、
予防
、
健康づくり
の
政策効果
に関するエビデンスを確認、蓄積するための
実証事業
を開始しており、その結果の
政策
への反映を見据え、着実に
実証事業
を実施してまいります。
医薬品
、
医療機器産業
については、革新的な
医薬品等
の開発を
促進
する
環境
の
整備
や
ベンチャー企業
への
支援
に取り組むとともに、
医薬品等
の
安定供給
の
確保
や
後発医薬品
の
使用促進
にも取り組みます。 また、団塊の
世代
が全て七十五歳以上となる二〇二五年に向けて、
地域包括ケアシステム
の
構築
を
推進
していくことが重要です。このため、
介護保険制度
については、
令和
三年度
介護報酬改定
などを通じて、
感染症
や
災害
への
対応力強化
、
共生
と
予防
を車の両輪とする
認知症施策
の
推進
を含む
地域包括ケアシステム
の
推進
、
自立支援
、
重度化防止
の
取組
の
推進
、
介護人材
の
確保
、
ICT等
を活用した
生産性
の
向上
、
制度
の
安定性
、
持続可能性
の
確保
に取り組みます。
不妊治療
への
支援
については、
保険適用
に向けて
実態把握
を行った上で、
治療
の
有効性
、
安全性等
について検証していきます。これらについては、本年末に工程を明らかにします。また、
保険適用
の
実現
までの間、
不妊治療
に対する
助成金
の大幅な
拡充
、
仕事
と
両立
できる
職場環境整備
の
推進等
を行ってまいります。
待機児童
については、その
解消
に向けて引き続き取り組むとともに、
市町村計画
の積み上げや
女性
の
就業率上昇
も踏まえ、本年末に来年度以降の新たな
計画
を定めてまいります。保育の質の
確保
、
向上
についても引き続き取り組んでまいります。
放課後児童対策
については、
待機児童
の
解消
に向けて、新・
放課後子ども総合プラン
に基づき、二〇二三年度末までに約三十万人分の受皿を
整備
します。
子供たち
の健やかな
成育
を
確保
するため、
成育基本法
に基づく
基本方針
の
策定
に向けた
検討
を進めるとともに、
妊娠期
から
子育て期
まで
切れ目
なく
支援
するため、
子育て世代包括支援センター
の
全国展開
を進めます。また、昨年成立した
母子保健法改正法
を踏まえた産後
ケア
の
充実
や、
若年妊婦
への
支援等
にも取り組みます。
児童虐待
の
防止
については、
子供
の命を守ることを最
優先
に、
全力
を尽くします。具体的には、昨年成立した
児童福祉法等改正法
や、昨年三月に
関係閣僚会議
で決定された
虐待防止
の
抜本的強化策等
に基づき、
保護者等
による体罰の禁止、
児童相談所
の
体制強化
、
設置促進
、
関係機関
の
連携強化
、
地域
で
子供
を見守る
体制
の
強化等
に取り組みます。
虐待
などの事情により親元で暮らせない
子供たち
も温かい
家庭
的な
環境
で育まれるよう、
里親制度
の
広報啓発
や
里親家庭
に対する
相談支援
の
充実
に努めます。また、
児童養護施設等
の小規模・
地域分散化
や退所
児童等
の
自立支援体制
の
強化
などを
推進
します。
子供
の
貧困対策
については、昨年新たに
策定
した
大綱等
に基づき、
支援
が届きにくい
家庭
の
早期発見
、
早期対策
など、
関係施策
の一層の
充実
に向けてしっかりと取り組みます。
年金制度
については、
高齢期
でも働く意欲のある方が増えるなどの
社会経済
の
変化
に
対応
した
制度
を
構築
するため、
被用者保険
の
適用拡大
、
在職老齢年金制度
の
見直し
、
年金受給開始
時期の選択肢の
拡大等
を行う
年金制度
の
改正法
が本年成立したところであり、その円滑な
施行
に努めます。
年金事業運営
については、
新型コロナウイルス感染症
の
影響
で収入が減少した方や
事業主等
に対して丁寧に
対応
するとともに、
電子申請等
の
サービス
の
オンライン化
を
推進
するなど、適切な
事業運営
に努めてまいります。 一億総
活躍社会
の
実現
に向けて、時間
外労働
の
上限規制
を始めとした働き方
改革関連法
の円滑な
施行
に努めます。特に、本年四月以降、
正規雇用労働者
と非
正規雇用労働者
との間の不合理な
待遇差
の
解消
を図る同一
労働
同一
賃金
に関するルールが順次
施行
されています。このため、
制度改正
に関する丁寧な
周知
に加え、
生産性向上
や非
正規雇用労働者
の
正社員転換
、
待遇改善
に取り組む
中小企業
に対し、きめ細かな
支援等
を行います。
経済
の好
循環
を
実現
するためには、
賃金
の
引上げ
が重要です。今年度の
最低賃金
については、
新型コロナウイルス感染症
による
雇用
、
経済
への
影響等
を踏まえ、
全国加重平均
で九百二円となりました。今後も、
日本経済
全体の
生産性
の底上げや
取引関係
の
適正化
など、賃上げしやすい
環境整備
に不断に取り組みつつ、
最低賃金
の全国的な
引上げ
を行い、より
早期
に
全国加重平均
が千円となることを目指します。 あわせて、
リカレント教育
を始めとした
人材育成
の
強化
、
女性
、若者、
高齢者
、
障害者等
の
就労支援
、
企業
も
労働者
も安心して副業、兼業を行うことができる
環境
の
整備
、
職場
における
ハラスメント対策
の
推進等
のほか、フリーランスが働く
環境
の
整備
のため、
一覧性
のあるガイドラインの
策定
に
関係省庁
と
連携
して取り組みます。 また、男性の
育児休業取得
の
促進
については、
配偶者
の出産直後の時期の
休業
を
促進
する
枠組み等
の具体的な方策について、引き続き
関係審議会
において
議論
を進めてまいります。
新型コロナウイルス感染症
の
拡大状況等
を踏まえ、
職場
における
感染拡大防止
に向けた
取組
の
推進
を図ります。また、
ポストコロナ
を見据え、良質なテレワークの導入、
定着
のため、
各種支援策
を
推進
します。 いわゆる
就職氷河期世代
の
方々
に対しては、
支援
に携わる
関係者等
を
構成員
とする
都道府県プラットフォーム
を
基盤
に、
社会機運
を醸成し、働くことや
社会参加
を
支援
します。また、
新型コロナウイルス感染症
の
影響
による
採用抑制等
の動きも踏まえ、
新卒者等
に対してきめ細かな
就職支援
を行ってまいります。
障害者
の
就労支援
については、
法定雇用率
の
引上げ
を踏まえ、
中小企業
を始めとした
障害者
の雇入れ、
定着支援
を
推進
するなど、
障害
のある方が
希望
や
能力
に応じて生き生きと活躍できる
社会
の
実現
を目指します。
外国人労働者
については、
雇用
の
維持
や
就職
の
支援
を
強化
するとともに、新たに入国する方に関しては、その有する
能力
を有効に発揮できる適正な
環境
での
受入れ
を
促進
します。また、
技能実習制度
についても、運用の
適正化
に努めます。
受動喫煙対策
については、本年四月に
改正健康増進法
が全面
施行
されたことを踏まえ、各
施設
において適切な
受動喫煙防止措置
がなされるよう、引き続き
国民
や
事業者
への
周知啓発
、設備の
整備
に対する
支援等
に取り組みます。
がん対策
については、第三期
基本計画
に基づき、
がんゲノム医療
の
体制整備
、
治療
と
仕事
の
両立支援等
を
推進
します。また、
循環器病対策
については、本年十月に
策定
された
基本計画
に基づき、総合的な
対策
を進めます。 さらに、
難病対策
についても、
法施行
後五年の
検討規定
に基づき、
関係審議会
において
議論
を進めるとともに、総合的な
支援策
を
推進
します。C型・
B型肝炎ウイルス
に感染した
方々
への
給付金
の
支給等
も適切に行ってまいります。
国際保健
の
分野
においても、
新型コロナウイルス感染症対策
のほか、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジの
推進
、
高齢化
への
対応
、
薬剤耐性
を含む
健康危機
への
対応等
のグローバルな
課題
に的確に
対応
します。 また、
改正食品衛生法
に基づき、広域的な
食中毒事案
への
対策強化等
に引き続き取り組みます。 昨年十月に
施行
された
改正水道法
に基づき、
広域連携
、
水道事業者
の適切な
資産管理
、多様な
官民連携
の
推進等
により、
水道
の
基盤強化
に取り組みます。
ハンセン病
については、昨年十一月に
施行
された元患者の御家族への
補償制度
を着実に実施するとともに、
ハンセン病
に対する偏見、差別の
解消
に
全力
で取り組みます。 また、旧
優生保護法
に基づく
優生手術等
を受けた
方々
については、昨年
施行
された法律に基づき、一時金の
支払等
を適切に
対応
してまいります。
原子爆弾被爆者援護対策
については、
保健
、
医療
、
福祉
にわたる総合的な
援護施策
を進めるとともに、第
一種健康診断特例区域
の
拡大
も視野に入れた検証について、
専門家
の意見も踏まえ適切に
対応
してまいります。
人口減少
、
地域社会
の
変容
が進む中で、
地域社会
とのつながりを失い孤立する
ケース
や、
家庭
の中で複合的な
生活課題
を抱える
ケース
が生じています。こうした
ケース
に
対応
するため、
地域
における包括的な
支援体制
の
構築
を始め、本年成立した
社会福祉法等改正法
に基づく
地域共生社会
の
実現
に向けた
取組
を進めます。
生活困窮者自立支援制度
及び
生活保護制度
については、
就労
、家計、
住まい等
に関する包括的な
支援体制
の
強化
に向けた
取組等
を進めます。
自殺対策
については、
大綱
に基づき、SNSを活用した
相談体制
の
拡充等
、誰も
自殺
に追い込まれることのない
社会
の
実現
に向けた
取組
を
推進
します。
成年後見制度
の
利用促進
については、
基本計画
に基づき、昨年五月に設定したKPIを踏まえ、
地域連携ネットワーク
の中核となる
機関
の
整備等
の
取組
を
推進
します。
障害者福祉施策
については、
サービス
の質の担保と
制度
の
持続可能性
を図る観点から、
感染症
や
災害
への
対応力強化
という面も含め、
令和
三年度
障害福祉サービス等
の
報酬改定
に向けた
検討
を進めます。 また、
障害
のある
方々
が自らの望む
地域生活
を営むことができるよう、
日常生活
の
支援
、グループホームの
整備
、
精神障害
のある
方々
への包括的な
支援体制
の
構築
などに取り組むとともに、
労働施策
と
福祉施策
において
切れ目
のない
支援
を目指します。あわせて、
発達障害
の
早期支援
、
医療的ケア
を必要とする
児童
の
受入れ体制
の
促進
や
難聴対策
の
推進
などに取り組みます。
アルコール健康障害
や
ギャンブル等依存症
などの
依存症対策
については、
医療相談体制
の
整備
や
民間団体
の
活動支援等
に取り組みます。
援護施策
については、本年五月に、
戦没者遺骨収集事業
の抜本的な
見直し方針
を公表し、
見直し
を進めています。引き続き、
戦没者遺骨収集推進法
に基づき、国の責務として、可能な限り多くの御
遺骨
を収容し、御
遺族
にお渡しすることができるよう、
全力
を尽くします。 また、
慰霊事業
に着実に取り組むとともに、
戦傷病者
や
戦没者遺族
に対する
年金
や
特別弔慰金等
の
支給
、
中国残留邦人等
に対する
支援策
について、引き続ききめ細かく実施します。 最後となりますが、
公的統計
をめぐる不適切な取扱いなど、
行政
に対する
信頼
を損なう事案を生じさせたこと等への反省に立ち、
国民
の期待に応えることができるよう、
ガバナンス強化
や
業務改革
など、
厚生労働省改革
に引き続きしっかりと取り組んでまいります。
委員長
、
理事
を始め
委員
の
皆様
、
国民
の
皆様
に一層の御
理解
と御
協力
を賜りますようにお願いいたします。
小川克巳
9
○
委員長
(
小川克巳
君)
山本厚生労働
副
大臣
。
山本博司
10
○副
大臣
(
山本博司
君) この度、
厚生労働
副
大臣
を拝命いたしました
山本博司
でございます。主として
医療
、
福祉
の
分野
を担当させていただきます。
目下
の
課題
でございます
新型コロナウイルス感染症対策
に
全力
で取り組むとともに、急速に
少子高齢化
が進む中で、
社会保障制度
をしっかりと次
世代
に引き渡し、
国民
の
皆様
が生涯にわたって安心して暮らすことのできるよう、誠実かつ積極的に取り組んでまいります。
厚生労働委員会
の
皆様方
の御
理解
と御
協力
を得ながら、
三原
副
大臣
、
大隈
、こやり両
大臣政務官
とともに
全力
で
田村大臣
を補佐してまいる
所存
でございますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
小川克巳
11
○
委員長
(
小川克巳
君)
三原厚生労働
副
大臣
。
三原じゅん子
12
○副
大臣
(
三原じゅん子
君) この度、
厚生労働
副
大臣
を拝命いたしました
三原じゅん子
でございます。主に
労働
、
子育て支援
、
年金
を担当することとなりました。
人生
百年
時代
の
到来
を見据えて、全ての
国民
の
皆様
が幾つになっても生きがい、やりがいを持てるような様々な
施策
に
誠心誠意
、丁寧に取り組んでまいる
所存
でございます。
厚生労働委員会
の
皆様方
の御
理解
と御
協力
を得ながら、
山本
副
大臣
、そして両
大臣政務官
とともに
全力
で
田村厚生労働大臣
を補佐してまいる
所存
でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
小川克巳
13
○
委員長
(
小川克巳
君)
大隈厚生労働大臣政務官
。
大隈和英
14
○
大臣政務官
(
大隈和英
君) この度、
厚生労働大臣政務官
を拝命いたしました
大隈和英
でございます。 両副
大臣
、こやり
大臣政務官
とともに
田村大臣
を補佐いたしまして最大限努力してまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
小川克巳
15
○
委員長
(
小川克巳
君) こやり
厚生労働大臣政務官
。
こやり隆史
16
○
大臣政務官
(こやり
隆史
君) この度、
厚生労働大臣政務官
を拝命いたしましたこやり
隆史
でございます。
山本
、
三原
両副
大臣
、
大隈政務官
とともに
田村大臣
を補佐し最大限努力してまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
小川克巳
17
○
委員長
(
小川克巳
君) 本日はこれにて散会いたします。 午前十時二十四分散会