○赤羽国務
大臣 国の
事業で
GoToトラベルの
事業をやっていますので、これの
継続をするとか一時停止をするとかということは国の
責任である、これはちょっと誤解なきように、これはあくまでそうだということです。我々の
責任でやる。我々というか、私が所管しておりますが、これは総理以下、官房長官、西村担当
大臣、田村厚生労働
大臣と
国土交通大臣である私の五人の
関係閣僚で
決定をしているということです、これはあくまで。
ただ、そして、それに加えて、文言上のルールとして知事がとか国がとかと言っていますけれども、現実には、
感染状況の担当
大臣の西村
大臣は、それぞれの
感染状況が厳しくなっている知事とは、
現状はどうですかというようなやりとりというのを物すごく綿密にされております。
だから、何か、国が何にも言わない、知事から何か言ってくるまで何も言わないとか、そういうようなことじゃなくて、当然ですけれども、
国民の
皆様の命と暮らしを守るというのは我々にも当たり前のように
責任もありますし、知事さんだってあるわけで、それは共有してやっているということであります。
例えば、さまざまなデータ、数字は厚生労働省から、国もデータとして持っていますが、例えば、さまざまな項目があるんですけれども、非常にわかりやすいのは、病床全体で、最大確保の病床の占有率という、どのぐらいベッドが埋まっているか。これは実は、私の
地元の兵庫が、私が持っている二十五日時点のあれですが、六八・三%という一番厳しい数字なんです。
私、びっくりしたんですが、これは、兵庫県はちょっと独特のやり方をしていまして、軽症者も全て病院に全員入ってもらっている。ほかの
地域は、軽症者は指定したホテルを使っている。兵庫県はそれはやっていない。ですから、西村さんから兵庫県知事に確認をしたところ、そうしたやり方をしているので、いざ深刻になってきたときには、まだ十分余裕があるというようなことが、それは確認しないとわからないということなんです。
そうしたことは、やはり現場の知事さんに確認をして、知事さんの
責任でやってもらう。見通しは、我々、詳細はやはり知事さんの
意見を踏まえるということです。
北海道についても、当時は
都道府県全体という仕組みで
考えていたんですが、北海道知事からは、札幌は非常に医療
状況が逼迫しているけれども、私が聞いている範囲ですけれども、それ以外の
地域、札幌以外の
地域というのは、まだ
感染状況もおさまっているし、静かだし、それを一律、網をかけるということは少し問題があるのではないか、それはまさに北海道の経済産業を支えなければいけないという側面から、そういう御
意見もあったというふうに聞いております。
その中で、しゃくし定規の話ではなくて、さまざまなやりとりの中で、極めて厳しい札幌市と、
大阪も恐らく同じような
状況で、
大阪市内。今回、一時停止は
都道府県単位ではなくて一部
地域ということで、そうした
状況がいいのではないかという提案もあり、その中で、
関係閣僚会議で検討し、
分科会の
専門家の方たちの指導を受けながら、こうした札幌市と
大阪市に対する
旅行は十二月の十五日まで一時停止をするというのは、これはもう、もちろん
政府の
決定として決めさせていただいた、こういう仕組みでございます。