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2020-11-13 第203回国会 衆議院 経済産業委員会 第1号
公式Web版
会議録情報
0
本
国会召集日
(
令和
二年十月二十六日)(月曜日)(午前零時現在)における本
委員
は、次のとおりである。
委員長
富田
茂之
君
理事
神山
佐市君
理事
小林
鷹之君
理事
鈴木
淳司
君
理事
武藤
容治
君
理事
田嶋
要君
理事
山岡
達丸
君
畦元
将吾君
穴見
陽一
君
安藤
高夫
君
井上
貴博
君
石川
昭政
君
鬼木
誠君
神田
裕君
工藤
彰三
君
佐々木
紀君
佐藤ゆかり
君 関
芳弘
君 辻
清人
君
冨樫
博之
君
西村
明宏
君
福田
達夫
君
穂坂
泰君
星野
剛士
君
三原
朝彦
君
宗清
皇一君
八木
哲也
君
山際
大
志郎
君
浅野
哲君
落合
貴之
君
柿沢
未途君 菅 直人君
斉木
武志
君
宮川
伸君
山崎
誠君
稲津
久君
中野
洋昌
君
笠井
亮君
足立
康史
君
石崎
徹君
令和
二年十一月十三日(金曜日) 午後一時三十分
開議
出席委員
委員長
富田
茂之
君
理事
鬼木
誠君
理事
神山
佐市君
理事
小林
鷹之君
理事
佐藤ゆかり
君
理事
鈴木
淳司
君
理事
関
芳弘
君
理事
武藤
容治
君
理事
山際
大
志郎
君
理事
斉木
武志
君
理事
山岡
達丸
君
理事
中野
洋昌
君
畦元
将吾君
穴見
陽一
君
井上
貴博
君
石川
昭政
君
上野
宏史
君
神田
裕君
工藤
彰三
君
佐々木
紀君
冨樫
博之
君
西村
明宏
君
深澤
陽一
君
福田
達夫
君
穂坂
泰君
星野
剛士
君
三原
朝彦
君
宗清
皇一君
八木
哲也
君
逢坂
誠二
君
落合
貴之
君
松平
浩一
君
宮川
伸君
山崎
誠君
高木美智代
君
笠井
亮君
美延
映
夫君
浅野
哲君
石崎
徹君 …………………………………
経済産業大臣
国務大臣
(
原子力経済被害担当
) (
産業競争力担当
) (
ロシア経済分野協力担当
) (
原子力損害賠償
・
廃炉等支援機構担当
)
梶山
弘志君
国務大臣
井上
信治君
内閣
府副
大臣
三
ッ林裕巳
君
経済産業
副
大臣
長坂
康正
君
経済産業
副
大臣
江島
潔君
内閣
府
大臣政務官
吉川
赳君
経済産業大臣政務官
宗清
皇一君
経済産業大臣政務官
佐藤
啓君
政府特別補佐人
(
公正取引委員会委員長
)
古谷
一之
君
経済産業委員会専門員
宮岡 宏信君 ――
―――――――――――
委員
の
異動
十月二十六日
辞任
補欠選任
安藤
高夫
君
上野
宏史
君
浅野
哲君
源馬謙太郎
君
柿沢
未途君
松平
浩一
君
田嶋
要君
逢坂
誠二
君
稲津
久君
高木美智代
君
足立
康史
君
美延
映
夫君
同月二十八日
辞任
源馬謙太郎
君 同日
補欠選任
浅野
哲君 十一月十三日
辞任
補欠選任
辻
清人
君
深澤
陽一
君 同日
辞任
補欠選任
深澤
陽一
君 辻
清人
君 同日
理事鰐淵洋子
君九月十八日
委員辞任
につき、その
補欠
として
中野洋昌
君が
理事
に当選した。 同日
理事大岡敏孝
君十月二十三日
委員辞任
につき、その
補欠
として
佐藤ゆかり
君が
理事
に当選した。 同日
理事田嶋要
君十月二十六日
委員辞任
につき、その
補欠
として
斉木武志
君が
理事
に当選した。 同日
理事神山佐
市君、
小林鷹
之君及び
鈴木淳司
君同日
理事辞任
につき、その
補欠
として
山際
大
志郎
君、
鬼木誠
君及び
関芳弘
君が
理事
に当選した。 ――
―――――――――――
十月二十六日
原発廃止
・
エネルギー転換
を
実現
するための
改革基本法案
(長
妻昭
君外五名
提出
、第百九十六回
国会衆法
第七号)
分散型エネルギー利用
の
促進
に関する
法律案
(
近藤昭一
君外七名
提出
、第百九十八回
国会衆法
第二一号) 熱について
エネルギー源
としての
再生可能エネルギー源
及び
廃熱
の
利用
を
促進
する等のための
エネルギー
の使用の
合理化等
に関する
法律等
の一部を改正する
法律案
(
近藤昭一
君外五名
提出
、第百九十八回
国会衆法
第二二号)
国等
によるその設置する施設の
省エネルギー
・
再生可能エネルギー源利用改修
の
実施等
に関する
法律案
(
近藤昭一
君外七名
提出
、第百九十八回
国会衆法
第二三号)
エネルギー協同組合法案
(
近藤昭一
君外七名
提出
、第百九十八回
国会衆法
第二四号)
中小企業者等
の
事業用不動産
に係る
賃料相当額
の
支払猶予
及びその
負担軽減
に関する
法律案
(
後藤祐一
君外七名
提出
、第二百一回
国会衆法
第九号)
新型コロナウイルス感染症対策中小事業者等持続化給付金
に係る
差押禁止等
に関する
法律案
(
田嶋要
君外六名
提出
、第二百一回
国会衆法
第二〇号) は本
委員会
に付託された。 ――
―――――――――――
本日の
会議
に付した案件
理事
の
辞任
及び
補欠選任
国政調査承認要求
に関する件 ――――◇―――――
富田茂之
1
○
富田委員長
これより
会議
を開きます。
理事辞任
の件についてお諮りいたします。
理事神山佐
市君、
小林鷹
之君及び
鈴木淳司
君から、
理事辞任
の申出があります。これを許可するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
富田茂之
2
○
富田委員長
御
異議
なしと認めます。よって、そのように決しました。 引き続き、
理事補欠選任
の件についてお諮りいたします。 ただいまの
理事
の
辞任
及び
委員
の
異動
に伴い、現在
理事
が六名欠員となっております。その
補欠選任
につきましては、先例により、
委員長
において指名するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
富田茂之
3
○
富田委員長
御
異議
なしと認めます。よって、そのように決しました。 それでは、
理事
に
鬼木
誠君
佐藤ゆかり
君 関
芳弘
君
山際
大
志郎
君
斉木
武志
君 及び
中野
洋昌
君 を指名いたします。 ――――◇―――――
富田茂之
4
○
富田委員長
次に、
国政調査承認要求
に関する件についてお諮りいたします。
経済産業
の
基本施策
に関する
事項
資源エネルギー
に関する
事項
特許に関する
事項
中小企業
に関する
事項
私的独占
の
禁止
及び
公正取引
に関する
事項
鉱業等
に係る
土地利用
の調整に関する
事項
以上の各
事項
につきまして、議長に対し、
国政調査
の
承認
を求めたいと存じますが、御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
富田茂之
5
○
富田委員長
御
異議
なしと認めます。よって、そのように決しました。 ――――◇―――――
富田茂之
6
○
富田委員長
この際、
梶山経済産業大臣
及び
井上国務大臣
から、それぞれ
発言
を求められておりますので、順次これを許します。
梶山経済産業大臣
。
梶山弘志
7
○
梶山国務大臣
第二百三回
国会
における
経済産業委員会
の御
審議
に先立ち、
経済産業行政
を取り巻く諸
課題
及び
取組
につきまして、
経済産業大臣
、
産業競争力担当大臣
、
ロシア経済分野協力担当大臣
、
原子力経済被害担当大臣
、
内閣
府
特命担当大臣
(
原子力損害賠償
・
廃炉等支援機構担当
)として申し述べます。 初めに、本年七月の
豪雨災害
、台風十号によって
被害
を受けた
方々
に心よりお見舞いを申し上げます。七月
豪雨
を受けて新たに創設した
なりわい再建支援補助金
などにより、
被害実態
に合わせたきめ細かな
復旧復興支援
に今後も取り組んでまいります。
新型コロナウイルス感染症
でこれまでお亡くなりになられた
方々
の御冥福をお祈り申し上げるとともに、
健康面
や
生活面
で影響を受けておられる
方々
に心からお見舞い申し上げます。 そして、日々最前線で向き合っておられる
保健所職員
や
医療従事者
の
方々
、
検査機器
や
医療用物資
の円滑な供給に貢献していただいている
事業者
の
方々
など、多くの
方々
がこの
感染症
の終息に向けて尽力してくださっていることに、改めて敬意を表し、感謝を申し上げます。
我が国経済
は、持ち直しの
動き
が見られるものの、依然として厳しい
状況
にあります。特に厳しい
状況
に置かれている
中小企業
、
小規模事業者
が
雇用
を守り、
事業
を継続できるよう、
持続化給付金
、
家賃支援給付金
、実質無利子無
担保融資
などの措置が行き渡るようにしてまいります。また、
感染症対策
に万全を期しつつ、需要を喚起し
経済
を回復させることを目指し、大きなダメージを受けた
イベント業
、
商店街
を
支援
してまいります。 今回の
危機
をきっかけに、
生産拠点
の
集中度
が高い
製品
や、
国民
が健康な
生活
を行う上で重要な
製品
などの
サプライチェーン
の
脆弱性
も顕在化しました。これらの
製品
について、
生産拠点等
の
国内整備
や
海外
での
生産拠点
の
多元化
を図る
取組
を
支援
してまいります。 これから、守るだけではなく、攻めることも必要です。
成長戦略
としての二〇五〇年
カーボンニュートラル
の
実現
、
中小企業
の
足腰
の
強化
、戦略的な
経済連携
の
推進
、新たな
日常
に向けた
デジタル化
への
対応
、
事業
再
構築
や
労働移動
の
円滑化
など、
課題
は山積しています。
経済産業省
の最
重要課題
である
原子力災害
からの
福島
の
復興
についても、一歩ずつ着実に歩みを進めていかなければなりません。これらの
課題
に対し、次に申し述べる
取組
を進めてまいります。 まず最初に、
福島復興
、
廃炉
、
汚染水
、
処理水対策
について申し述べます。 来年で、あの痛ましい
東日本大震災
、そして
東京電力福島
第一
原子力発電所
の事故から十年が経過します。これまで、
地元
の
皆様
はさまざまな形で大変な御苦労を重ねてこられました。一方で、関係する全ての
方々
の御努力に支えられながら、
廃炉
は着実に進展し、本格的な
復興
の端緒についたところでもあります。こうした
取組
を継承し、更に前に進めていくべく、引き続き
全力
を傾けてまいります。
東京電力福島
第一
原子力発電所
の
廃炉
は、
原子力災害
からの
復興
の大前提です。引き続き、
中長期ロードマップ
に基づき、
安全確保
最
優先
、
リスク低減重視
の姿勢を堅持しつつ、
地域
、
社会
とのコミュニケーションを一層
強化
しながら進めてまいります。
廃炉作業
を安全かつ着実に進めるためにも、
ALPS処理水
の
処分方針
の決定は先送りのできない
課題
です。
関係者
の御
意見
を受けとめつつ、
政府
として
責任
を持って、
処分方針
について適切なタイミングで
結論
を出してまいります。
福島
の本格的な
復興
に向けては、
事業
、
なりわい
の
再建
、
福島イノベーション・コースト構想
の
推進
を両輪で進めます。
地元企業
の
事業再開
や新たな
事業展開
を後押ししつつ、
地域
に
産業
を根づかせていくことが重要です。
福島ロボットテストフィールド
の
研究棟
には、
ベンチャー企業
を始め二十の
事業者
が入居し、既に二百件以上の
実証試験
が行われています。こうした
動き
が
雇用
の創出や
地元企業
の
取引拡大
など具体的な成果につながるよう、
全力
で取り組んでまいります。
帰還困難区域
のうち、
復興拠点
以外の
区域
については、
地元
からの切実な声を踏まえ、
責任
を持って
対応方針
を
検討
してまいります。 今や、気候変動問題は
人類共通
の
危機
と言っても過言ではありません。この
危機
を乗り越える
カーボンニュートラル
の
実現
のためには、高い
目標
、ビジョンを掲げ、
産学官
が本気で取り組まなければなりません。
我が国
が総力を挙げて挑戦し、
一つ一つ
の
課題
を解決していくことは、新たな
ビジネス
チャンスにもつながる
成長戦略そのもの
です。
産業界
の
旗振り役
たる
経済産業省
として、あらゆるリソースを最大限投入し、長期間にわたる
支援策
を通じて、
経済
と
環境
の好循環をつくり出してまいります。 二〇五〇年
カーボンニュートラル
に向けては、
温室効果ガス
の八割以上を占める
エネルギー分野
の
取組
が特に重要です。再エネ、
原子力
など使えるものを最大限活用するとともに、
水素
など新たな選択肢も追求してまいります。鉄鋼や化学などの
産業分野
も、革新的な
イノベーション
を
推進
し、
製造プロセス
を大きく
転換
させていく必要があります。これまでも、
革新的環境イノベーション戦略
を策定し、
技術的課題
について
検討
を深めてまいりました。こうした
検討
を踏まえつつ、二〇五〇年に向けた道筋については、年内に、
水素
、蓄電池、
カーボンリサイクル
、
洋上風力
などの
重要分野
において、
目標年限
や必要な
支援策
を含む
実行計画
をお示ししてまいります。 二〇三〇年の
エネルギーミックス
は、その達成に向け、道半ばです。徹底的な
省エネルギー
の
推進
、
再生可能エネルギー
の最大限の
導入
を進めつつ、
原子力
については、安全最
優先
で、
地元
の
理解
を得ながら再稼働を進めます。また、高
レベル放射性廃棄物
の
最終処分
に向けた
取組
を着実に進めます。
石炭火力
については、非
効率石炭火力
のフェードアウトを着実に進めるため、新たな規制の
導入
や
早期退出
を誘導する仕組みを
検討
するとともに、
送電線
の
利用ルール
の
見直し
を行ってまいります。
エネルギーミックス
の取扱いも含め、
エネルギー基本計画
の
見直し
については、二〇五〇年
カーボンニュートラル
という新たな
目標
を踏まえ、
総合資源エネルギー調査会
において、
結論
や期限ありきでなく議論を進めてまいります。
中小企業
、
小規模事業者
は、全国三千万人を超える
雇用
を支える
我が国経済
の屋台骨です。しかしながら、
人手不足
や
高齢化
といった
構造変化
に加え、
新型コロナウイルス
の
感染拡大
による
事業環境
の激変、働き方
改革
や
社会保険
の
適用拡大
といった
制度変更
への
対応
など、相次ぐさまざまな
課題
を乗り越えていかなければなりません。 足元で廃業が増加しつつある中、まずは円滑な
事業承継
に取り組んでまいります。さきの
通常国会
で成立いたしました
中小企業成長促進法
や、
第三者承継支援総合パッケージ
に基づく
支援
を引き続き実行してまいります。 その上で、
総額
三千六百億円の
生産性革命推進事業
により、
中小企業
の
デジタル化
、
技術開発
、
海外
を含む
販路拡大
を
支援
します。また、
取引
上のしわ寄せを防止するため、大
企業
と
中小企業
の
パートナーシップ構築宣言
の枠組みを広げます。
中小企業
の
経営基盤
を
強化
し、
中堅企業
への
成長
を一層強力に後押しします。
我が国
を取り巻く
対外経済環境
は、
コロナ危機
を経て、
米中関係
の緊張も高まる中で、かつてないほど不
確実性
が増大しています。こうした中でも、
通商国家
として
発展
をなし遂げてきた
我が国
は、
自由貿易
の旗手として、引き続き自由で公正な
ルール
に基づく
国際経済体制
を主導してまいります。 RCEPは、現在、交渉の
最終局面
にありますが、これが
実現
すれば、
世界
全体のGDP及び
貿易総額
の約三割を占める巨大な
自由貿易圏
が成立します。
日米欧
の
三極貿易大臣会合
を活用しながら、
WTO改革
を進めるとともに、
大阪トラック
のもと、データ・フリー・フロー・ウイズ・トラストの考えに基づき、
電子商取引
や
デジタル経済
に関する国際的な
ルールづくり
も
推進
してまいります。 二国間の
経済関係強化
にも取り組みます。英国の
EU離脱
を踏まえた
対応
として、
我が国企業
の
ビジネス
の
継続性
を確保するため、
日英包括的経済連携協定
の速やかな締結、発効を目指します。
日ロ関係
については、
ロシア経済分野協力担当大臣
として、八項目の
協力プラン
のさらなる
具体化
を進めてまいります。
経済成長
と
安全保障
の両立も重要な
課題
です。5G
関連施策
の
推進
に加え、半導体やレアアースなど
機微技術
や
重要物資
に係る
我が国
の
脆弱性
を解消し、
優位性
を維持、確保します。そのため、
関係各省
とも連携し、
技術開発
や統合的な
流出防止策
を進めてまいります。
新型コロナウイルス
の
感染
が
拡大
して以来、これまでは主に緊急時
対応
の
政策
に
重点
を置いてきました。引き続き、年末や年度末の
中小企業
の資金繰りなどに万全を期すとともに、これからは、新たな
日常
に向けて、
事業
の再
構築
や
産業構造
の
転換
の
円滑化
に
重点
を置いていく必要があります。
ビジネスモデル
を
変革
する
デジタル化
、
グリーン社会
への
転換
、健康・
医療分野
の新たなニーズの
拡大
、
サプライチェーン
の再
構築
を始めとするレジリエンスの
強化
を柱に据えつつ、これを先取りし、
長期視点
に立った
我が国企業
の
変革
を後押ししてまいります。
新型コロナウイルス
の
感染拡大
を受け、
我が国経済
は戦後最大の落ち込みを記録し、国難ともいうべき
危機
に直面しています。他方で、
世界各国
で新たな
日常
への模索が続く今こそ、
我が国
が旧態依然とした
経済社会システム
から本格的に脱却し、グローバルな
構造変化
へと一気に適応していくチャンスでもあります。 二〇二五年の
大阪
・
関西万博
のテーマは、「いのち輝く
未来社会
のデザイン」です。その名に恥じぬよう、
世界
じゅうから人々が
大阪
にやってくる五年後に向けて、
デジタル化
、
グリーン社会
への
転換等
に取り組みます。そして、新たな
日常
に向けた
産業構造
の
転換
を遂げた
我が国
の姿を、
未来社会
の
実験場
として
世界
にお示ししたいと考えています。 そのためには、先ほど申し述べましたさまざまな
課題
について、
国民各層
の幅広い御
意見
をしっかりとお伺いしながら、
経済産業大臣
として全身全霊で
職務
に取り組んでまいる
所存
です。
富田委員長
を始め、
理事
、
委員各位
の御
理解
と御
協力
を賜りますよう、よろしく
お願い
申し上げます。(
拍手
)
富田茂之
8
○
富田委員長
次に、
井上国務大臣
。
井上信治
9
○
井上国務大臣
公正取引委員会
に関する
事務
を担当する
大臣
として、御
挨拶
を申し上げます。 公正かつ自由な
競争
のもとでの
経済活動
は、
社会
の活力を生み出し、
経済
の
成長力
を高め、ひいては
国民生活
を豊かなものにします。
我が国経済
の健全な
発展
を
実現
し、
国民
全体の福利を確保するためには、
経済実態
に即応した
競争政策
を展開することが必要です。 そのために、
公正取引委員会
による厳正かつ
実効性
のある
独占禁止法
の
運用
が確保されるよう、
全力
で
職務
に当たります。カルテルや
入札談合
を厳しく取り締まることはもとより、
優越的地位
の
濫用行為
、
下請法違反行為
及び
消費税
の
転嫁拒否
など、
中小企業
に不当に不利益を与える
行為
の取締りを
強化
するとともに、これらの
行為
を未然に防止すること、また、迅速かつ的確な
企業結合審査
も重要です。これに加えて、
経済
の
デジタル化
に
対応
するため、デジタルプラットフォーマーの
取引慣行
の
実態把握
を引き続き進めてまいります。また、
企業
の
独占禁止法遵守
を
推進
するとともに、
携帯電話市場
における
競争
の
活発化
、大
企業
と
スタートアップ企業
の契約の
適正化
やフリーランスの
環境整備
などの
競争環境
の
整備
に向けた
調査
などを行うことも必要です。 また、昨年の
通常国会
において
審議
、可決していただいた
独占禁止法
の一部を改正する
法律
につきましては、本年十二月二十五日の
全面施行
に向けて
事業者
などへの周知をしっかりと進めてまいります。 そして、これらの業務を担う
公正取引委員会
の機能、
体制
の
充実強化
に努めます。
富田委員長
を始め、
理事
、
委員各位
の一層の御
理解
、御
協力
、また御
指導
を賜りますように
お願い
を申し上げます。 ありがとうございました。(
拍手
)
富田茂之
10
○
富田委員長
次に、
長坂経済産業
副
大臣
、
江島経済産業
副
大臣
、三
ッ林内閣府副大臣
、
宗清経済産業大臣政務官
、
佐藤経済産業大臣政務官
及び
吉川内閣
府
大臣政務官
から、それぞれ
発言
を求められておりますので、順次これを許します。
長坂経済産業
副
大臣
。
長坂康正
11
○
長坂
副
大臣
経済産業
副
大臣
を拝命いたしました
長坂康正
でございます。
江島
副
大臣
、
宗清
、
佐藤
両
政務官
とともに
梶山大臣
をお支えし、
ポストコロナ
、ウイズコロナに向けました
日本企業
の
変革
の後押し、
中小企業
の
足腰
の
強化
など、
経済産業政策
の
遂行
に
全力
を尽くしてまいります。
富田委員長
を始め、
理事
、
委員各位
の
皆様
の御
指導
、御
協力
を賜りますよう、よろしく
お願い
申し上げます。(
拍手
)
富田茂之
12
○
富田委員長
次に、
江島経済産業
副
大臣
。
江島潔
13
○
江島
副
大臣
このたび
経済産業
副
大臣
、あわせまして
原子力災害対策本部
の
現地本部長
を拝命いたしました
江島潔
です。 私も、
長坂
副
大臣
、
宗清大臣政務官
、
佐藤大臣政務官
とともに
梶山大臣
をお支えいたしまして、
日本経済
をめぐる
課題
に取り組んで、
我が国
の
経済産業
の
発展
、
成長
の
実現
に取り組んでまいります。 あわせまして、
経済産業省
の最
重要課題
であります
福島復興
、
福島
第一
原子力発電所
の
廃炉
、
汚染水
、
処理水対策
に
全力
を挙げて取り組んでまいります。
富田委員長
を始め、
理事各位
、
委員各位
には、御
指導
、御
鞭撻
を賜りますよう、よろしく
お願い
申し上げます。(
拍手
)
富田茂之
14
○
富田委員長
次に、三
ッ林内閣府副大臣
。
三ッ林裕巳
15
○三
ッ林
副
大臣
内閣
府副
大臣
の三
ッ林裕巳
でございます。
公正取引委員会
に関する
事務
を担当する副
大臣
として、
一言
御
挨拶
を申し上げます。
我が国経済
が健全に発達していくためには、
競争政策
の中核となる
独占禁止法
の適切な
運用
を確保していく必要があります。
吉川大臣政務官
とともに
井上大臣
を補佐し、公正かつ自由な
競争
のもとで
我が国経済
がしっかりと
発展
していけるよう、
職務
に邁進してまいります。
富田委員長
を始め、
理事
、
委員各位
には、一層の御
指導
、御
鞭撻
をよろしく
お願い
申し上げます。 ありがとうございました。(
拍手
)
富田茂之
16
○
富田委員長
次に、
宗清経済産業大臣政務官
。
宗清皇一
17
○
宗清大臣政務官
このたび
経済産業大臣政務官
を拝命いたしました
宗清皇
一でございます。
責任
ある
エネルギー政策
、そして二〇二五年の
大阪
・
関西万博
の成功など、
経済産業政策
の
遂行
に
全力
を尽くしてまいります。
富田委員長
を始め、
理事
、
委員各位
には、御
指導
、御
鞭撻
を賜りますよう、よろしく
お願い
申し上げます。(
拍手
)
富田茂之
18
○
富田委員長
次に、
佐藤経済産業大臣政務官
。
佐藤啓
19
○
佐藤大臣政務官
このたび
経済産業大臣政務官
を拝命いたしました
佐藤啓
でございます。 二〇五〇年
カーボンニュートラル
に向けた革新的な
イノベーション
の
推進
など、
経済産業省
の
重要課題
にしっかりと取り組んでまいる
所存
でございます。
富田委員長
を始め、
理事
、
委員
の
各位
には、御
指導
、御
鞭撻
賜りますよう、よろしく
お願い
を申し上げます。(
拍手
)
富田茂之
20
○
富田委員長
次に、
吉川内閣
府
大臣政務官
。
吉川赳
21
○
吉川大臣政務官
内閣
府
大臣政務官
の
吉川
でございます。
公正取引委員会
に関する
事務
を担当する
大臣政務官
として、
一言
御
挨拶
を申し上げます。 三
ッ林
副
大臣
とともに
井上大臣
を補佐し、公平かつ自由な
競争環境
の
整備
に努め、
我が国経済
がより豊かで活力あるものとなるよう、
全力
で
職務
を
遂行
してまいります。
富田委員長
を始め、
理事
、
委員各位
には、一層の御
指導
、御
鞭撻
をよろしく
お願い
申し上げます。(
拍手
)
富田茂之
22
○
富田委員長
次に、
古谷公正取引委員会委員長
から
発言
を求められておりますので、これを許します。
古谷公正取引委員会委員長
。
古谷一之
23
○
古谷政府特別補佐人
九月十六日付で
公正取引委員会委員長
を拝命いたしました
古谷一之
でございます。どうぞよろしく
お願い
をいたします。
我が国
を取り巻く国内外の
経済社会
の
環境
は大きく
変化
をいたしております。こうした中で、
独占禁止法
の執行を始めとします
競争政策
の
推進
という
公正取引委員会
の
取組
は、
日本経済
の持続的な
発展
を促し、支えていく上で重要なインフラであるというふうに考えております。
富田委員長
を始め、
理事
、
委員各位
の御
指導
、御
鞭撻
を賜りながら、この職責を果たしてまいりたいと思っております。よろしく
お願い
をいたします。(
拍手
)
富田茂之
24
○
富田委員長
次回は、来る十八日水曜日午前八時五十分
理事会
、午前九時
委員会
を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。 午後一時五十二分散会