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2021-01-15 第203回国会 衆議院 議院運営委員会 第14号 公式Web版

  1. 会議録情報

    令和三年一月十五日(金曜日)     正午開議  出席委員    委員長 高木  毅君    理事 御法川信英君 理事 丹羽 秀樹君    理事 盛山 正仁君 理事 大塚 高司君    理事 松本 洋平君 理事 福田 達夫君    理事 小川 淳也君 理事 青柳陽一郎君    理事 佐藤 英道君       木村 次郎君    古賀  篤君       高村 正大君    武井 俊輔君       武部  新君    根本 幸典君       藤丸  敏君    本田 太郎君       伊藤 俊輔君    高木錬太郎君       武内 則男君    日吉 雄太君       塩川 鉄也君    遠藤  敬君       浅野  哲君     …………………………………    議長           大島 理森君    副議長          赤松 広隆君    事務総長         岡田 憲治君     ――――――――――――― 本日の会議に付した案件  庶務小委員長報告  令和三年度本院歳出予算要求の件  図書館運営小委員長報告  令和三年度国立国会図書館歳出予算要求の件  令和三年度裁判官訴追委員会歳出予算要求の件  令和三年度裁判官弾劾裁判所歳出予算要求の件      ――――◇―――――
  2. 高木毅

    高木委員長 これより会議を開きます。  まず、庶務小委員長から報告のため発言を求められておりますので、これを許します。御法川信英君。
  3. 御法川信英

    御法川委員 令和三年度の衆議院歳出予算要求について、庶務小委員会における審査経過及び結果について御報告申し上げます。  令和三年度の本院予定経費要求額は六百九十一億一千九百万円余でありまして、これを前年度予算額と比較いたしますと、三十七億七千三百万円余の増額となっております。  これは、給与改定に伴う職員手当等減額がある一方、衆議院議員任期満了に伴う総選挙関係経費及び議員会館施設整備費等増額によるものであります。  その概要を御説明申し上げますと、国会権能行使に必要な経費として四百五十一億七千四百万円余、衆議院運営に必要な経費として二百十六億五千百万円余を計上いたしております。  これらの経費は、議員関係の諸経費事務局及び法制局事務を処理するために必要な経費でございます。  また、衆議院施設整備に必要な経費として十六億九千百万円余、民間資金等を活用した衆議院施設整備に必要な経費として五億九千五百万円余を計上いたしております。  これらの経費は、議事堂本館等施設整備費赤坂議員宿舎整備に係る不動産購入費でございます。  このほか、国会予備金に必要な経費として七百万円を計上いたしております。  以上、令和三年度衆議院歳出予算要求について御説明申し上げました。  本件につきましては、先ほど開きました小委員会におきまして、審査の上、原案のとおり決定いたしたところでありますので、御報告いたします。  以上でございます。     ―――――――――――――  令和三年度衆議院予定経費要求書(案)     〔本号末尾掲載〕     ―――――――――――――
  4. 高木毅

    高木委員長 この際、発言を求められておりますので、これを許します。塩川鉄也君。
  5. 塩川鉄也

    塩川委員 日本共産党塩川鉄也です。  我が党は、二〇二一年度の本院予算について反対であります。  委員長手当は、国会役員を特別扱いする特権的な制度であり、廃止を求めます。  また、文書通信交通滞在費は、在京議員に対しても滞在費と称して手当を支給しており、国民から見て合理的説明が立たないものであり、見直すべきです。  情報監視審査会は、国会を政府の秘密保護法制に組み込む体制を継続するものです。国民の知る権利を侵害し、国会国政調査権行政監視機能を制約する情報監視審査会関連経費の削除を求めます。  この間、議院運営委員会では、全議員への配付物ペーパーレス化について議論してきました。  昨年十二月、官報衆議院の本会議録委員会議録取扱いについて与党から提案がありました。これに関連して発言をしたい。  国会会議録等取扱いについては、国民への情報公開の拡大を目的として実施すべきです。憲法第五十七条第二項には、国会は、その会議記録を保存、公表し、かつ一般に頒布しなければならないとあります。これは、帝国憲法にはなかった規定であり、民主主義の点から重い意味を持つものです。  全国民を代表する議員によって構成される国会での議論を通じて国の進路を決める国民主権議会制民主主義において、何よりも主権者国民に開かれた国会でなければなりません。会議録等の公表はその大前提です。  また、国会会議録等議員国会活動そのものであり、議員に対して必要な参考資料情報提供の充実を図ることが欠かせません。経費節減を優先し、国民議員への情報開示を後退させる措置には同意できません。  官報配付については、参議院が実施している配付選択制衆議院でも実施すべきです。官報の紙での配付を継続する、また、電子データ提供といった選択肢がとれるようにすることを求めたい。  また、与党提案は、これまで入稿から中一日又は中二日で印刷、配付していた委員会議録について、紙での配付を取りやめた上で、その電子データを六十日以内に提供するというものです。  これでは、読みなれたPDF版提供が大幅におくれるだけでなく、委員会議録末尾掲載配付資料などの国民への提供も大幅におくれることになります。  委員会議録の紙での配付を取りやめたとしても、電子データ提供については、中一日又は中二日で実施できる措置をとるべきです。  会議録等掲載情報取扱いについて、衆議院公報予備的調査報告書、請願の本文、衆法提出者賛同者名などは、衆議院サイトには掲載されていません。これらの情報については、国民への情報提供を拡大する立場から、衆議院サイトへの掲載を求めます。  最後に、国会審議映像記録について、データベース化されていない過去のビデオ等記録公開を求めます。  また、国会審議をより身近なものとするために、国会インターネット中継に字幕を入れたらどうでしょうか。  以上、申し述べ、意見表明を終わります。
  6. 高木毅

    高木委員長 それでは、令和三年度本院歳出予算要求の件につきましては、小委員長報告のとおり決定するに賛成諸君挙手を求めます。     〔賛成者挙手
  7. 高木毅

    高木委員長 挙手多数。よって、そのように決定いたしました。     ―――――――――――――
  8. 高木毅

    高木委員長 次に、図書館運営小委員長から報告のため発言を求められておりますので、これを許します。小川淳也君。
  9. 小川淳也

    小川委員 令和三年度の国立国会図書館歳出予算要求について、図書館運営小委員会における審査経過及び結果について御報告申し上げます。  令和三年度の国立国会図書館予定経費要求額は二百二億三千六百万円余でありまして、これを前年度予算額と比較いたしますと、一千九百万円余の増額となっております。これは、主に退職手当等人件費増額となることによるものでございます。  その概要を御説明申し上げます。  第一は、運営に必要な経費でありまして、人件費等百一億八千四百万円余を計上いたしております。  第二は、業務に必要な経費でありまして、国会サービス経費情報システム経費等七十七億百万円余を計上いたしております。  第三は、科学技術関係資料収集整備に必要な経費でありまして、十一億四千九百万円余を計上いたしております。  第四は、施設整備に必要な経費でありまして、十一億九千九百万円余を計上いたしております。  令和三年度においては、特に、視覚障害者等向けコンテンツの拡充及びデジタル・アーカイブの利活用の促進に要する経費に重点を置いております。  以上、令和三年度国立国会図書館歳出予算要求について御説明申し上げました。  本件につきましては、先ほど開きました小委員会におきまして、審査の上、原案のとおり決定いたしたところでありますので、御報告いたします。     ―――――――――――――  令和三年度国立国会図書館予定経費要求書(案)     〔本号末尾掲載〕     ―――――――――――――
  10. 高木毅

    高木委員長 それでは、令和三年度国立国会図書館歳出予算要求の件につきましては、小委員長報告のとおり決定し、国立国会図書館法第二十八条の規定により勧告は付さないで議長に送付するに賛成諸君挙手を求めます。     〔賛成者挙手
  11. 高木毅

    高木委員長 挙手多数。よって、そのように決定いたしました。     ―――――――――――――
  12. 高木毅

  13. 岡田憲治

    岡田事務総長 まず、令和三年度における裁判官訴追委員会歳出予算要求について御説明申し上げます。  令和三年度の裁判官訴追委員会予定経費要求額は一億三千五百二十七万円余でございまして、これを前年度予算額と比較いたしますと、三百十八万円余の減額となっております。  この要求額は、裁判官訴追委員会における事務局職員給与に関する経費訴追事案審査に要する旅費及びその他の事務費でございます。  以上、令和三年度裁判官訴追委員会歳出予算概要を御説明申し上げました。  よろしく御審議のほどをお願い申し上げます。  次に、令和三年度における裁判官弾劾裁判所歳出予算要求について御説明申し上げます。  令和三年度の裁判官弾劾裁判所予定経費要求額は一億一千四百九十二万円余でございまして、これを前年度予算額と比較いたしますと、七十三万円余の増額となっております。  この要求額は、裁判官弾劾裁判所における事務局職員給与に関する経費及び事務処理費並びに裁判官弾劾法に基づく裁判官弾劾裁判に直接必要な旅費及び庁費でございます。  以上、令和三年度裁判官弾劾裁判所歳出予算概要を御説明申し上げました。  よろしく御審議のほどをお願い申し上げます。
  14. 高木毅

    高木委員長 それでは、令和三年度裁判官訴追委員会及び裁判官弾劾裁判所歳出予算要求につきましては、事務総長から説明のありましたとおり決定し、裁判官弾劾法第四条の二の規定により勧告は付さないで議長に送付するに賛成諸君挙手を求めます。     〔賛成者挙手
  15. 高木毅

    高木委員長 挙手多数。よって、そのように決定いたしました。  本日は、これにて散会いたします。     午後零時九分散会