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足立信也君 いや、この政権は督促もしてくれない、奨励もしてくれないということは分かりました。よくないですね。まあ提案という形で今日はとどめますが、是非検討してください。うなずいている閣僚の方もいっぱいいましたよ、今、私が話ししていたら。(発言する者あり)
次に行きます。
パネル一番。これは、
感染症の発生数、それからWHOや文献、
日本政府の取組、中でもクルーズ船の
状況というのをかなり苦労しながらまとめたものです。いずれ歴史上に役立ってくれることを期待してやったものです。
実は、私を含め医療者は、昨年の暮れ、アメリカのインフルエンザの大流行をかなり心配していたんです。これ、第二波がありまして、第二波は二〇〇九年、一〇年のいわゆる新型インフルエンザのときと同じウイルス、H1N1。アメリカでの流行は、二月の時点で
感染者二千二百万人、死亡者一万四千人以上ですよ。そのときに、一番左になりますが、中国から新しいウイルス性肺炎の
報告があったんです。どうも武漢では非常に重篤らしい。これが、年が明けて新しい型のコロナウイルスだと分かったんです。それ以来、急増していきました。
私は、二〇〇九年、一〇年、第二波の新型インフルエンザの流行のときに
対策の指揮を執っておりましたので、自分だったらどうするか、あ
るいは何ができるかを
考えながらずっと見てきました。それにしても、それにしても
小中高の
全国の
休校要請にはびっくりしました。これは常軌を逸していると私は思いましたし、
国民の多くは
総理はパニックに陥っていると感じていると思いますよ。
ちょっと例を挙げます。私が二十八年住んでいたつくば市の市長、五十嵐市長、二月二十八日に
方針を決めました。三月五日までは通常登校とする。登校しなくても欠席扱いにはしない。三月六日から
臨時休業とするが、登校は可能。授業はせず、自主学習とする。その時間は八時から午後三時まで。給食は三月五日まで通常どおり提供する。三月六日以降についても、三月二日に行う希望調査に基づき、希望された方に用意する。
これは、
全国から結構賛辞の声が上がっていますよ。これは、
総理、
総理の
要請には反している、あ
るいは是正を求める、そういう態度で臨みますか、容認されますか。