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上月良祐君 ありがとうございます。
その調べていただいているのは大変重要なことだと思いますけれども、あくまで
サンプル調査でもありますし、七〇%以上
減少というのは、まあ確かに七〇%以上なんですけど、恐らく調べれば九〇%以上
減少のところが大半ではないかというふうに思います。一時期見た
データでは九五%減というような
お話もありました。恐らくはそんな感じになっているところが、まあ実際
需要がないので、その
状況が半年続き、さらに、まあ
ゴー・ツーも
団体も含めて九月ぐらいから動いてくれるのかなというふうに期待していたわけですけれども、なかなか厳しい
状況になっているということからすると大変深刻な
状況だと思います。
特に何が深刻かというと、
需要が、何か月先かの
予約が入っているのが、
逃げ水のように近づくと
予約が消えていくんですね。今どんどんまた先の
予約が非常に厳しい
状況、キャンセルになったりしていまして、近づくと消えていく
逃げ水のような
状況になっています。
これ、きちっと
団体の、
団体というか
業界の
状況をつかむというのは、全てのこれも基礎なんですね。なので、これちょっと本当にしっかりやっていただきたいというふうに思っております。
秡川さん、新しく来られて、
早船課長さんは前からいらっしゃるので詳しくやっていただいていると思っております。お二人は、私、大変信頼しています。藤井さんもそうでしたし、一見さんももちろんそうなんですけれども、昔からよく存じている
秡川さん、大変信頼しておりますので、くれぐれも本当にしっかり
業界の、
規制は重要なんですが、安全のための
規制は重要ですが、それに加えて、この局面では振興、支える、その
関係をしっかりやっていただきたいと思っております。
地域公共交通の
感染拡大防止策の二次
補正がありますが、これ、ちょっと
状況については時間があれば後に一問回させてください。
四つ目の
質問をちょっと先にやらせていただきたいと思います。
実は、我々
茨城県は去年
国体がありました。
国体となったときに、
関係者、選手、観客、
輸送はもうこれは
貸切りがやるわけです。そういうイベントがあるときは、例えば
オリパラもそうです、一日二千台とかという話もありましたが、そのときは来てやってくれというふうに言って、まあかなり無理を言ってやっていただくわけです。それから、災害があったときの
代替輸送もお願いしています。大変重要な今
公共的な
役割を担っていただいているわけなんですね。
なんだけれども、何といっても、今
需要が全くない中で、
雇調金は大変有り難いです。十割出していただけるので大変有り難い
制度だと思いますし、
家賃補助だって使わせていただくということになりますが、やはり、この間
テレビでも出ていました、
大臣要請があったようですけれども、その晩に
テレビに出ていましたが、たくさん止まったまま、見たこともないような、もう全台数止まったままのような、あれ、でも、みんな
お金掛かっているんですよね。買取りのものもあるかもしれないけれども、まあかなり高いんですね、
バスというのは、今。特に、
オリパラに向けて
大変グレードの高いものを導入をしなきゃいけないというようなこともありましたし、例えば
リフト付き、
パラリンピック用のものなんかは
リフト付きということで、まあ数千万する
バス、普通四千万といいますが、
グレードの高いものだと五千万とかもするというような
バスの、まあ何というんでしょうか、
需要がない中で、失血しているというか、
お金はどんどん出ていっていると。これは恐らくその
会社の立場になれば、本当にいたたまれないような心配な気持ちでいっぱいだと思います。
そういう
意味で、
一つは
借入れで乗り切るしかもちろんないんだと思いますが、これは
病院も若干似ているところありまして、私、
公共性というのは大変重要な
横串だと思っていまして、もちろん、
公共性じゃない
経済活動ももちろん重要なんだけど、
公共的なものは、もしうまくいかなくなったらそれは
公共が代わりにやらなきゃいけない。
バスがなくなっちゃって、
乗り合いがなくなっちゃったら
路線バスを
市町村営で走らせなきゃいけないということになるわけで、その
公共的な
役割を
民間がやってくださっているということに対する思いをしっかり持って支えなきゃいけないというふうに思います。
例えば
病院であれば、
医療機構の
借入れの枠が二次
補正でどんと広がったんですね。もちろん
借入れですから返さなきゃいけないということもあって、借りるのも本当ちゅうちょするところもあるかもしれない。しかし、
当座安心はできるというところがあるんだと思うんですけれども、こういった
業界は
横串というか、
横割りのみんなと同じものしかないわけで、本当にそれで足りるのかということは、
業界の
状況をよく見ていただかないと、来年
オリパラをやるときにそれを支える
業界の
会社の
方々が次々倒れているような
状況では困りますので、くれぐれもその点、
一つはやはり、その
借入れの枠とかというところの
制度もほかと全く同じでいいのかという観点からしっかり対応していただきたいと思います。
それから、
ゴー・ツーは、前も申し上げましたけれども、やっぱり
熊本の
ふっこう割の枠組みがそのまま使えるわけじゃないんですね。あれは大変うまくいったんですけれども、同じ人が何回同じような形で入ってもいいわけです、
ふっこう割であれば。でも、今回のは、
全国にあまねく、
全国の人が
全国にあまねく使っていただけるようにしなきゃいけないし、チャンネルも
JATA、
ANTAあるわけですね。
団体、
個人あるわけです。そういう
意味で、ディメンジョンがたくさんあって、
大変執行管理が難しい
事業だと思います。
今、
東京のことが昨日来
議論、
議論といいますか、ニュースに出ているようですけれども、慎重に様子を見ながら
東京も解禁するのかどうか判断していただければと思うんですが、いずれにしても、
熊本の人が今動けないときにほかの県が全部使っちゃってもうありませんとか、
東京が
動き出す前にほかのところで全部使っちゃってありませんということでは困るので、
地域ごとのある程度の枠は必要だと。私は、
執行管理、もし自分がやるとしたらそうせざるを得ないと思うので、あると思うし、
団体と
個人、
JATAと
ANTA、そういったところもある程度
枠付けをして
執行管理をしていかなければ、単なる
モニタリングでは駄目だというふうに思います。
この点についてそれぞれの、
自動車局、それから
観光庁からお考えを聞かせていただきたいと思います。