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柳ヶ瀬裕文君 今おっしゃった拠点の分散化ということも極めて重要だというふうに
思いますので、是非
対応をお願い申し上げたいというふうに
思います。
今回、私、勉強していろいろ分かったんですけれども、この
電話リレーの方法にもいろんな方法があるんだということが分かりました、各国ですね。今、
日本財団さんがやられているのはVRSとTXTという方式なんですけれども、アメリカやオーストラリアではCTSと言われている方式が極めてよく使われているというふうに聞いております。
CTSというのはどういうものかというと、
発話が可能な方が
オペレーターを介さずに直接相手方に話しかけると、相手方からは
オペレーターを介して
文字等々で返ってくるというものですね。ですから、
発話は自分でする、でも返ってくるものは
文字や
手話で見るというものだというふうに
思いますけれども、これが、例えばアメリカで申し上げますと、このCTSが、二〇二〇年二月の
利用時間としてCTSが八十四・七万時間、VRSは十八・七万時間、TXTが一万時間ということで、今、
日本がやろうとしている方式でもVRSとTXTの方式なんですね。これよりももう三倍
程度多い需要があってこのCTSの方式が
利用されているというふうに聞いております。
アメリカと
日本では事情も当然異なるというふうに
思いますし、文化も異なるわけでありますけれども、こういうCTS方式がアメリカでこれだけ使われているということはやっぱり使い勝手がいいからということだと
思いますし、それだけの需要があるという、潜在需要があるということも考えられるというふうに
思います。
こういった方式を是非
検討いただきたいというふうに
思いますけれども、
見解を伺いたいと
思います。