○森屋隆君 おはようございます。共同会派、立憲・国民.新緑風会・社民の森屋隆です。
質問の機会をいただき、感謝を申し上げます。
まずは、新型コロナウイルス関連で
質問をさせていただきたいと思います。
新型コロナウイルス感染者が
東京都内で急増をしております。安倍総理は、先週の段階で、国内感染状況は、蔓延のおそれが高い、ぎりぎりの状況である、そして、長期戦を覚悟する必要があると、このように述べています。
また、先週は、大阪在住の鉄道駅員、そして石川県ではバス運転手からも感染が認められ、営業所の閉鎖、消毒、
関係者等の自宅待機が行われています。更に感染が拡大すれば、この公共交通機能あるいは物流機能は崩壊するおそれが出てきます。しかし、このような厳しい状況の中でも、交通運輸労働者はその社会的責務を全うしています。
現在は緊急事態宣言が発令されようとしております。皆でこの国難を乗り越えるために、そして社会的混乱、パニックを起こさないためにも、国、
地方自治体、そして交通運輸
事業者、国民との更なる
連携が必要だと思いますし、そして大事なのはやはり正確な情報発信だと思います。
そういった中で、佐々木政
務官のSNSの発信が波紋を呼びました。当然、この佐々木政
務官も批判されているような意図で発信したわけではないと思いますけれども、結果として、この緊迫している状況の中で不適切だったんだろうと思いますし、このような発信は大変残念でした。そのことによって、どうしても誤解を生じさせ、国民に不安や、国に対する信頼感を失うことになったのではないかと思います。したがって、そのようなことも払拭するためにも、今まさに国交省のリーダーシップ性が求められています。その責務を果たさなくてはならないと思います。
赤羽国交
大臣にお聞きをいたします。
一つは、人流、物流機能を守るため、これは国民の生活を守る、健康を守る、そしてそこで働く者を守るためです。現時点での
課題と
指導、そして長期戦を視野に置いた
課題と
指導について、そしてさらには、冒頭申し上げました人流、物流機能の崩壊というようなこの最悪のシナリオ、危機
管理の観点からも、現時点でよろしいですから、お考えを教えていただきたいと思います。
二つ目は、交通運輸労働者、もう御承知のとおりですけれども、不特定多数の方々と接触する機会が多い、そういった業種であります。いつ自らが感染をしてしまうのか、そしてまた、その感染によって家族や他人に感染をさせてしまうのか、このような肉体的、特に精神的ストレスが非常に高まっています。交通運輸労働者等への
対策について、これも現時点でのお考えで結構でございますので、御答弁をお願いしたいと思います。