○足立信也君 まあ多分、浜谷さん、それ以上は答えられないんだと思いますが、こういう通知が出るということは、もう査定はしちゃいけないんだと。まあノルマが結構ありますよね、査定に関してはね。それで
皆さん苦労している。でも、こういうのが出ると、多分査定はできないんだということになってくる。
そうなると、患者さんの希望と医師の判断というのは物すごく曖昧なところ出てくるんですよ。じゃ、ふだんかかっている患者さんがちょっと胃がんが心配だからとやってくれよと言って、これは必要だねと言ったら、もうそれは全部認められるのか等、
保険適用に関するこの根幹が狂ってくる話なんですよ。だから、曖昧ではいけないですよ、こういうの。
私は、手術予定者さん、あるいは出産予定者の方とか、それ全例やるの私はいいと思うし、
病院の判断でやっているところは多いですよ。それはいい、それはいいけれ
ども、全部
保険適用となったらどうなりますか。そこは考えなきゃいけないし、これは曖昧だと思いますよ。という点にとどめておきます。それははっきりしないといけない。
じゃ、人間ドックでやってきたようなことも、患者さんが希望すれば、それは必要だなとなったらできるのかという話ですよ。あるいは、難治性疾患とか、今まで
保険適用をしてくれと相当苦労してやってきた方々を、これ査定はできませんよって話ですよ、この
コロナに関して、PCRに関しては。根幹が狂う。
保険適用、
保険診療なんですから。で、
我が国は現物給付なんですから。それに対して報酬という形で、患者さんは三割上限で、ほかは
保険料と税金で払うわけですから。その根幹が狂っちゃいますよ、こんなことをすると。甘い考えで出したとしか私は思えない。
この点については、次回、機会があればまたやります。そこまでしっかり答弁考えておいてください。
じゃ、最後に
指摘だけしておきますね。
皆さん御案内のように、
日本医師会のCOV
ID―19の有識者会議、これ永井座長ですね、
厚生労働省とも相当つながり深いです。あるいは、昨日の尾身さんの答弁で、個人的見解とはいいながらも、やっぱりアビガンについては、これは観察
研究がいいんじゃないかということを昨日も、昨日おっしゃっていますよ。
で、やっぱり中間報告、藤田医科大学の中間報告が出ているという批判もありますが、私は、私はね、中間報告というのは、このまま治験を継続していいかどうかの判断で、
安全性がしっかりしているかどうかです。だから、
有効性がどうこうなんという、ここを今云々するのは早計ですよ。この点は言い過ぎだと思うんだけれ
ども、総理も効果があったという報告があると堂々と答弁していますよ。
是非お願いしたいのは、観察
研究でもあるいは臨床
研究でも結構です、効果があるんだというデータがあるんだったら、この
委員会に出してください。
委員長、取り計らいをよろしくお願いします。