○石井章君
日本維新の会、石井章でございます。
今日は
中小企業における
経営の継承の
円滑化に関する法律に関しての質問なんですが、冒頭に
コロナ関連を、
梶山大臣の御指導のとおり、きちんと通告しろということで、きちんと通告して質問したいと思うんですけど。
私、今回、経産省に与えられた五本の
法律案について、全て冒頭はこの
コロナ関連で質問しました。最初のうちは、
宮本政
務官のもうおはこであります
中小企業のいわゆる
融資の問題、
政府系金融機関の役目がどういうものかということで、当初からずっとこれを追っかけてやってきました。
途中、五月の連休明けから、その言ったことがきちんと現実味を増しまして、例えば
日本公庫の場合は
コロナ関連の
融資、運転資金ですよ、運転資金で六千万を十五年というのを最近になって二千万上乗せ、この二次補正の中で二千万上乗せになって八千万。それから、セーフティーネット、新セーフティーネット四号、五号で八千万が一億と。それから、商工中金もそれなりに拡充されてきた。これは非常に評価に値することだと思います。
それと同時に、ワンストップで、
梶山大臣がこのセーフティーネット、民間金融機関の窓口を使ってやるセーフティーネットに関してはワンストップでやると。ワンストップというのは、
言葉は簡単ですけど、
中身が問題だと思うんですね。いわゆる商工会連合会等を通すような
中身だと一週間ぐらい時間が掛かるということだったんですが、商工会の承認作業が省かれたと。いわゆる、連休明けから各金融機関を回ったところ、あの質問の後、
中身のこの商工会の印鑑もらうだけでもこれ下手すると一週間掛かるところもあるということが省かれただけでも、これは
大臣のお力添えがあったものと、それから
宮本政
務官のお力添えがあったものと高く評価をしたいと思います。
今回、
最後の
法案に対してで、この質問が
最後になりますけれども、いわゆるこの一週間前、私は
梶山大臣に、
中小企業庁、今日はまあいみじくも
前田長官自らが自分のところの
法案ですから来ていらっしゃいますけれども、
中小企業庁の優秀な
職員に丸投げの持久化
給付金は駄目ですよと、
大臣がもう少し深く突っ込んでチェックできるような体制じゃないと駄目だよと言ったら、多分衆議院の
予算委員会等々で、先ほど
斎藤先生からいろんな
お話出ました、
前田ハウスとかいろんなこと言っていますけれども、それはそれで
仕事として行ったものとして私は理解するんですが、やっぱり問題は、
前田長官が過去に言ってきたことは私はさほど問題ではないと。
それよりも、
経済産業省の中でしっかり、この間のサービスデザイン
協議会の席に、あたかも元請のような顔をして、
電通がですよ、あそこに堂々と来て、自分の会社は公共性のある
事業で、何ですか、巨額の預り金を貸借対照表上に計上するのは不適切だと。これ大変な問題で、
企業会計上、不適切でも何でもないんですよ。そういうことを言っていること
自体が、恐らく
協議会そのものはトンネル会社で、本命は
電通ありきだったと言われても、
国民がみんなそう見ているわけです。
梶山大臣は、今後そういうことないように、第三者機関にしっかり目を光らせて
中身を検証していくと、これまでの
経済産業省の踏襲ありきじゃなくて、きちんとこれからチェックしていくということであります。
しかも、この二次補正予算で
中身の
金額が、
委託費が八百五十億計上されています。これは通ろうとしています。しかし、今
国民の目は、この
金額に対しては誰も異論はないんです。早く
給付してほしい、早くもう何とかしてほしいというのが
国民の声ですから。いまだに百五十万件以下しか、今申し込むと大体二百万件近い受付番号になるんです。実際やりました知り合いのところを通して聞きましたら、つい四日前が百八十五万何百号でした。そういったことで、受付はしっかりしていると思うんですけれども、いかに早く出すかが問題でありますが、今回の八百五十億、
委託費に関しては、通常であれば随意契約ということもあります。
しかし、これだけ
国民が
疑念を持っている以上はしっかり入札をして、けがの功名というか、こんな入札、誰もあると、自民党の皆さんも恐らく知らなかった人多いと思うんですけれども、おかげさまで
国民みんな誰もが知るようになって。十万円の
仕事を取るのも、
梶山大臣、うちの取手市など文房具
一つ入れるのも、十万円だって入札大変なんですよ。談合もできない、潜るところも出てくる。だから、そういうことが往々にしてありますから、国ベースで、全体で二百兆円近い入札が行われています、国も地方公共団体も入れるとですよ。
その中で、こんな莫大な八百五十億、こんな景気悪くて、消費税五%から八%、八%から二%上げて今一〇%になって、十月から景気が悪くなった。その原因は
コロナじゃないんです。米中の貿易
関係で、トヨタも及ばない、外注が駄目になった、外需が駄目になった、内需をしっかり良くしなきゃならないときに消費税上げてしまった。自民党の中にも心ある人は、消費税を元に戻すべきだという人がここにいますけれども、昨日、うちの片山代表が
予算委員会で自民党にエールを送ったんです。野党の皆さんもしっかりした質問しましたけれども、うちは是々非々の
立場できちんと提案するんです、どうですかと。これ、V字回復するのには一番いいのは消費税を一旦元に戻すということなんですが、ここでそれを
大臣に聞くわけにはいきませんので。
私が聞きたいのは、この八百五十億の二次補正予算通った後の入札の在り方を透明性を持ってしっかりやっていくのかどうか。それとも、いや、
電通に世話になっている、
前田さんも努力したから、今までどおり随意契約やると。どっちなのか、
大臣にお答えいただきたい。