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国務大臣(
西村康稔君) まず、この法律の枠組み、いろいろ私も
課題はあるというふうに
認識をしております。
その上で、国と
都道府県がそれぞれの
立場で
責任を果たしながらこれまでやってまいりました。吉村知事とも頻繁に連絡を取らせていただいております。その成果、そして
国民、何より
国民の
皆さんの御
協力の成果、たまものとしてこれだけ
新規感染者の数が下がってきたと。まず、このことを我々
認識をしなきゃいけないんだろうというふうに
思います。
その上で、この
新型コロナウイルスはエボラとかSARSとは違って、エボラやSARSはすぐ発症しますし、発症する前に
感染させることはほぼないと言われております。ただ、新型コロナは無症状で、持っている人がどこにいるか分からないわけでありまして、その人が動くことによってこれが、
感染が広がっていきます。五月の
連休前も、
全国に
拡大をしたときも、都市部から
地方に
感染が広がることを防ぐためにこうした枠組みを取らせていただいたわけでありまして、これも一定の成果が出たものと思っております。そういう
意味で、これは一つの
都道府県でできる、知事の
判断でできることではないというふうに思っております。
引き続き、それぞれの
立場で、また連携も取らせていただきながら、何としても今月末に
収束させる、そして、今後も大きな波はつくらない。再設定の目安も、私、数値も示させていただいております。ただ、数値が独り歩きすることを、むしろ
医療提供体制などもしっかり見なきゃいけないこと、このことも申させていただきたいと
思いますけれども、引き続き連携を取らせて、
全力を挙げていきたいというふうに
思います。