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2020-03-31 第201回国会 参議院 議院運営委員会 第10号
公式Web版
会議録情報
0
令和二年三月三十一日(火曜日) 午後三時四十三分
開会
─────────────
出席者
は左のとおり。
委員長
松村
祥史
君 理 事 大家 敏
志君
佐藤 啓君 馬場
成志君
川合 孝典君 斎藤 嘉隆君 平木 大作君 東 徹君 倉林 明子君 委 員 岩本
剛人君
加田 裕之君 清水 真人君 本田 顕子君 三浦 靖君 宮崎 雅夫君 山田 太郎君 渡辺 猛之君
木戸口英司
君 岸 真紀子君 熊谷 裕人君 宮沢 由佳君 森本 真治君 塩田 博昭君 下野 六太君 石井 章君 ─────
議長
山東 昭子君 副
議長
小川 敏夫君 ─────
事務局側
事務総長
岡村
隆司
君
事務次長
小林
史武
君
議事部長
金子 真実君
委員部長
木下 博文君
記録部長
鈴木 千明君
警務部長
大蔵 誠君
庶務部長
加賀谷ちひろ
君
管理部長
金澤 真
志君
国際部長
三澤 康君
国立国会図書館側
副
館長
田中
久徳
君
総務部長
片山 信子君 ───────────── 本日の
会議
に付した
案件
○
国立国会図書館職員定員規程
の一部
改正
に関す る件 ○本日の本
会議
の
議事
に関する件 ─────────────
松村祥史
1
○
委員長
(
松村祥史
君) ただいまから
議院運営委員会
を
開会
いたします。 まず、
国立国会図書館職員定員規程
の一部
改正
に関する件を
議題
といたします。 副
館長
の
説明
を求めます。
田中久徳
2
○
国立国会図書館
副
館長
(
田中久徳
君) 御
説明
申し上げます。
本件
は、
高齢者活躍推進
への対応のため、
国立国会図書館
の
定員
を一人
増員
し、八百九十人に改めようとするものでございます。 以上でございます。
松村祥史
3
○
委員長
(
松村祥史
君) これより
質疑
を行います。
質疑
のある方は順次御
発言
願います。
東徹
4
○
東徹
君
日本維新
の会の
東徹
でございます。 先ほど御
説明
のありました
国立国会図書館
の
職員
の
定員
でありますが、八百八十九名を一人増やして八百九十名ということでありますが、一名であれば、本来、何とかやりくりをして組織の中でどうにかできるというふうに思いますが、なぜ今
定員
を増やす必要があるのか、お伺いしたいと思います。
田中久徳
5
○
国立国会図書館
副
館長
(
田中久徳
君) 今回の
増員
でございますが、これは再
任用フルタイム勤務職員等
のための
定員
に係るものでございます。
年金支給開始年齢
の引上げを受けて、
定年
後に再
任用フルタイム
で勤務する
職員
が
増加
しておりますが、その熟達した能力あるいは豊富な
知識
、
経験
によって
業務
に貢献をしております。 一方で、こうした再
任用フルタイム勤務職員
が
増加
しますと、
新規採用職員
が減少するということにもなります。今回の
増員
により、
年齢構成
への
影響
を和らげつつ、
高齢者
の
活躍推進
を図ってまいりたいと考えております。 また、
国立国会図書館
の
業務量
は年々
増加
しております。
定員
の一名増は
当館
にとっては大変貴重な
人員
でございますので、
業務
の
合理化
に引き続き取り組みつつ、この
人員
を最大限活用してまいりたいと存じます。 どうぞよろしくお願い申し上げます。
東徹
6
○
東徹
君
業務
の
見直し
が必要だということを再三言わせていただきました。 いつもここは必要ではないなと思うのが、
国会議員
の
閲覧室
なんですね。僕は、あそこ、呼ばれて行くことが何度かあったんですけれども、行くたびに
議員
の
密談室
みたいな
状況
になっているのね、あそこは。本来、
図書館
というところは飲物は
持込禁止
だと思うんですけれども、わざわざお茶出してくれるんですね。 そういったものは私は要らないというふうに思っていまして、是非そういったことから
業務
の
見直し
を図っていただきたいというふうに思いますが、いかがですか。
田中久徳
7
○
国立国会図書館
副
館長
(
田中久徳
君) ただいまお話のありました
国立国会図書館
の
議員閲覧室
でございますが、これは
国会議員
の
先生方
の
調査研究
のための部屋として、
先生方
御自身で
調査研究
をされる、あるいは
当館
の
調査員
が
調査
結果を御
説明
に上がるということがございます。 この
議員閲覧室
の
職員
ですけれども、
閲覧室
の
管理運営
を主として行っております。また、簡易な
調査
や目録の作成といった
業務
も行っているものでございます。 引き続き
業務
の
合理化
に努めますとともに、
職員
の
適正配置
に努めてまいりたいと存じます。 よろしくお願い申し上げます。
東徹
8
○
東徹
君 ほとんど使われていないところだというふうに思いますので、是非検討いただきたいと思います。 以上で質問を終わらせていただきます。
松村祥史
9
○
委員長
(
松村祥史
君) 他に御
発言
もないようですから、
本件
に対する
質疑
を終了いたします。 次に、
本件
につき御
意見
のある方は御
発言
願います。
東徹
10
○
東徹
君
日本維新
の会の
東徹
でございます。 私は、
議題
となっております
国立国会図書館職員定員規程
の一部を
改正
する件について、
反対
の
意見
を表明いたします。 今
国会
に
国家公務員
の
定年延長
に関する法案が提出されているように、
高齢
の
国家公務員
の方にその
経験
や
知識
を生かして活躍いただけるようにすることは重要です。しかし、
国家公務員
の
人件費
の財源が
税金
である以上、
国家公務員
である
国会図書館
の
職員定数
を増やすことには慎重にならなければなりません。
定員
の
合理化
のため、本当に必要な
業務
かどうか、ただ慣例的に行っているのではないかなど、その
業務
が時代に合ったのかどうかを検討することが必要です。
業務量
の
増加
などのため、
定員
をただ増やす以外の方法がないときに初めて
定員
の
増加
は認められるべきものと考えます。 ましてや、今、
新型コロナウイルス
の
影響
で、
民間企業
はもう倒産するかしないか、もう本当に厳しい
状況
にある中で大変な苦労をして、何とか
従業員
の
雇用
を守るために必死で頑張っているところです。そんな中、自らの
人事管理
の甘さを棚に上げていとも簡単に
定員
を増やすというのは、国民の
税金
で運営し、倒産の心配がない、まさに
公務員体質そのもの
であります。 このような
税金
に対する
意識
の低さは大いに反省していただかねばならず、本来なら
案件
を自ら取り下げるべきであります。今回の件を今後への教訓として、
国会図書館
が
税金
に対する
意識
を根本的に改め、抜本的な
業務
の
見直し
をすぐにでも行っていかなければならないことを指摘し、
反対
の
意見表明
とさせていただきます。
松村祥史
11
○
委員長
(
松村祥史
君) 他に御
発言
ございませんか。──他に御
発言
がなければ、これより
採決
を行います。
本件
につきましては、副
館長説明
のとおり承認することに
賛成
の諸君の
起立
を願います。 〔
賛成者起立
〕
松村祥史
12
○
委員長
(
松村祥史
君) 多数と認めます。よって、さよう決定いたしました。 ─────────────
松村祥史
13
○
委員長
(
松村祥史
君) 次に、本日の本
会議
の
議事
に関する件を
議題
といたします。
事務総長
の
説明
を求めます。
岡村隆司
14
○
事務総長
(
岡村隆司
君) 御
説明
申し上げます。 本日の
議事
は、最初に、
日程
第一について、
内閣委員長
が報告された後、
採決
いたします。 以下は全て
議案
の
緊急上程
でございます。
緊急上程議案
につきましては、その都度、
日程
に追加して
議題
とすることを
異議
の有無をもってお諮りいたします。 まず、
国際金融公社加盟措置法
及び
国際開発協会加盟措置法改正案
について、
財政金融委員長
が報告された後、
採決
いたします。 次に、
雇用保険法等改正案
について、
厚生労働委員長
が報告された後、
採決
いたします。 次に、
NHK予算
について、
総務委員長
が報告された後、
採決
いたします。 なお、本日の
議案
の
採決
は、いずれも押し
ボタン式投票
をもって行います。 以上をもちまして本日の
議事
を終了いたします。その所要時間は約十五分の見込みでございます。
松村祥史
15
○
委員長
(
松村祥史
君) ただいまの
事務総長説明
のとおり本日の本
会議
の
議事
を進めることに御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
松村祥史
16
○
委員長
(
松村祥史
君) 御
異議
ないと認め、さよう決定いたします。 なお、予鈴は午後三時五十五分、本鈴は午後四時でございます。 暫時
休憩
いたします。 午後三時五十分
休憩
〔
休憩
後
開会
に至らなかった〕