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足立委員 気合いはわかりますが、私はかねがね、これは無理ですよと言ってきました。
総務委員会でも詳細、
議論してきましたが、いろいろ工夫、困ったなということで工夫をされているのは承知していますが、依然として、
新型コロナウイルス感染症発生前に比べて大幅に減少、収入が半減以上減少するという要件は今も残っています。これは、もし一千万世帯、一千三百万世帯に配るんだったら、二千万世帯は下らないですよ、
窓口に行くのが。郵送とかおっしゃっていますけれども。でも、相談になるでしょう、これは。だから私は、本当にこれはうまくいかないなと思って、ずっと心配して苦言を呈してきました。
その中で、ここに提示をさせていただいている、いや、今審査しようとするからもめるんだから、事後マイナンバーひもづけ審査・給付切りかえ方式というのをずっと私どもは提案してきています。もう詳細は御紹介しませんが。死人が出ますよ、経済で。新型
コロナじゃなくて経済で死人が出つつあるわけです。だからこそ、民間金融機関を活用して、貸金業者でもいいですよ、活用して、一〇〇%
政府保証でまずお金を配ってくれ、それを給付に切りかえるかどうかは、事後、据置
期間三年間の間に
議論したらいいだろうということをずっと言っているんだけれども、
政府・与党は言うことを聞かない。もうとんでもない政権ですよね、本当に。
私はかねがね、現政権は野党第一党が権力を握るよりはましだということで支援してきましたが、これはだめだと思いますね。まあいいや。よくない。大変よくないです、これは。
それで、皆さん、ぜひ、
法務委員会に僕はきょう来させていただいたけれども、
法務委員の皆様にもぜひ、重要な
行政分野ですからお願いしたいのは、
大臣にもお願いしたいのは、ふだんからやっておけばいいんですよ、
議論を。
なぜこれだけ現金給付でもめているかといったら、私たち維新の会、私が、ねえ、山下
大臣、
外国人の受入れを拡大するときから言っていたじゃないですか。
日本人で、共産党が反対するからどうしても
国内で入れられないんだったら、
外国人からでもいいじゃないかと。マイナンバーのフル活用を早くしろということを、入管法改正の附則にまで明記をして、それを求めてきたけれども、結局やっていないからこんなことになっているんですよ。
だから、私は、皆様に申し上げたいことは、平時からやるべきことをやっていないからこんなことになるんだということを改めて申し上げたいと思います。
そういう観点から、きょうは、新型
コロナの中で選択的夫婦別姓かよと言われますが、こんなものは早くやったらいいんですよ。しようもない。いや、しようもないって、国会の
活動がしようもない。
ここに書いてあるように、何か、枝野さんとか玉木さんとか、ちょっと、言っていること、非常にレベルが低いんですけれども、彼らが言っていることをやると、戸籍は廃止か、個人戸籍にするか、あるいは二つの氏が並び立つという、いわゆる
日本の戸籍
制度の大原則である同一戸籍同氏の原則を修正しなければなりません。だから、もめているんですよ。
自民党だって、やみくもに全部ノーと言っているんじゃない。参院選のときに安倍
総理だけ手を挙げられなかった気持ちはわかる。そやけど、維新の会は、だからこそ、自民党ものめるような案をかねがね、参院選の公約から言っています。それは、旧姓を使いましょうと言っているんです。
そうしたら、安倍
総理も答弁で、予算
委員会で、いや、旧姓使用の拡大に
内閣も頑張っていますと言う。でも、あくまでも、
内閣が、今自公政権がやっているのは旧姓併記です。こういうややこしいことをするから、災害のとき、新
感染症でこういう
緊急事態、非常
事態のときに混乱するんですよ。
私は、旧姓を住民票、住民基本台帳で公証し、それに一般的な法的効力を付与したらいいじゃないか、民法と戸籍法はさわらなくていいと言っているんです。
きょう、最高裁に来ていただいています。
最高裁では既に、裁判関係文書については、裁判官が旧姓で判決文、裁判関係文書を作成できることになっています。こういう
制度を取り入れた経緯、考え方を御紹介いただければと思います。