○森(夏)
委員 ありがとうございます。
大臣から御
説明がありましたけれども、私は体育大学出身で、
スポーツも
もともと子供のときから好きでした。縄跳びの練習も誰にも言われなくても勝手に跳んでいたり、一輪車に乗ったりと、休みの日にも自分で動いていましたけれども、
スポーツが苦手な
子供、ダンスの動画を流しても、やってくださいね、こういうのは安全なのでどうぞ、このストレッチもいいですよと言っても、きっと
子供たちはやらないと思います。好きな
子供たちは、何も言わなくても自分で体を動かしたくなるものだと思います。
こういったところも、
現場の声をしっかり聞いて、
子供たちには案内はしましたよというところで終わらずに、実際に
子供たちがしているかどうかというところもしっかりと情報を収集していただいて、今後の
子供たちの体調管理について検討していただきたいと思います。
総理は、今回の
休校は
子供たちの命と健康を守るためだとおっしゃられました。運動不足の
子供たちをふやしてしまっては、
子供の健康は守れないと思います。自宅でゲームばかりしているといった
子供の話も聞きますし、不健康な食事が続けば、これは
子供たちの健康は守れません。グラウンドや体育館の開放なども今後検討していただきたいと思います。また、
自治体の
意見を尊重する必要もありますが、何でも
現場の
判断と丸投げではよくないと思いますので、国として
方針を示していただきたいと思います。
また、グラウンドや体育館などを一部使用を
許可するとなった場合にも、
感染が
拡大しないような指導をしっかりしていただくことと、また、アルコール消毒液の確保をしっかりとお願いしたいと思っております。
部活の中止に関してですが、高野連が選抜高校野球の無観客試合の
方針で、場合によっては中止もあり得るようですが、無観客で試合を行うということであれば、野球部の練習は中止ということでは困ります。私学などは練習しているようですし、午前中の馳
委員の
質疑の答弁では、部活に関してはそれぞれの
判断に任せるとのことでした。
それぞれの
判断に任された場合、万が一その野球部で
感染が
拡大した場合には、
責任は誰がとるのでしょうか。試合があるから野球部は練習してよいのか、接触プレーの少ない、例えばテニスなどはいいのか、室内競技で、柔道のような接触が多いものはだめなのかなど、
現場の
判断というのは大変難しいと思います。
子供たちの、友達と一緒に体を動かしたいという思いに応えるには、
判断はなかなか難しいと思いますので、国の
方針というのをしっかりと示していただきたいと思います。
子供の健康維持という面では、給食の問題もあります。こちらも他の
委員からも質問が出ましたし、本日は質問はいたしませんが、私も
教育現場から多くの心配の声を聞いております。答弁をお聞きしておりますと、給食についてはこれから丁寧に検討しますといったものでした。貧困
家庭で給食を一日の食事の頼りにしていた
児童生徒が、これから何日我慢しなければならないのでしょうか。食事は
家庭の問題だと済ませるのではなく、本来であれば三月は登校して給食を食べるはずだったわけですので、早急に
対応をお願いしたいと思います。しっかり食べ栄養をとり健康な体でいないと、自宅で待機をしていても体調を崩してしまう可能性があります。
子供の命、健康を考え取り組んでいただきたいと思います。
余裕がある
家庭はシッターを頼むことができたり祖父母に面倒を見てもらうことができる、また、祖父母にお願いするにしても、交通費を出せる
家庭、食事代を出せる
家庭、
家庭にも事情があると思います。自宅で見るというのはお金のかかることですので、多くの
国民が我慢をしておりますので、特に貧困
家庭への
支援をよろしくお願いいたします。
次に、大会や発表会中止に伴う
児童生徒への配慮について伺います。
部活が中止となり、大会や発表会も中止となりました。発表会等の
イベントが中止になり、多くの
子供たちがつらい思いをしております。保護者の方々にお聞きもしましたが、
子供の発表会や試合など、もちろん
子供たちも楽しみにしていたと思いますが、保護者の方々も大変楽しみにして
準備をしておられ、中止にせざるを得なかった保護者の方々は涙目で訴えられておりました。
特に卒業生は、進路が分かれます。卒業前の大事な時期でありましたので、
児童生徒のために心のケアも必要だと思いますし、配慮が必要ではないかと思います。
三月に予定されていて中止となった
イベントや大会など、今後、開催予定は検討されているのでしょうか。