○森田
委員 ありがとうございます。
本当にありとあらゆる
状況に備えて、先ほど人員を増強していくというようなお話もございました。必要な人に必要な
支援がぜひ届くように
体制の
整備を
お願いできればなというふうに思っております。
それから、ちょっと具体的な分野についてのお尋ねをしたいと思いますが、医療の分野、ヘルスケアの分野についても、
REVICでも取り組んできておられると承知しております。
私は医療の
専門家でもないんですけれども、自分のところは介護の仕事をしておるんですが、多分、お医者さんも、今かなり、いろいろなお話を聞いていますと、外来の方の数が大分減っているということで、患者さんの数が激減をするということは、入院のベッド数があれば、そこは固定の部分で、入ってくる部分があるとは思いますけれども、そこもやはりある
程度抑えている部分もあるでしょうし、それから、外来は、さっき言ったように、かなりの数の減り幅があるんだろうというふうに思います。
定員がある
程度見えているような病院とか施設だとかというのは、やはり一度あいた穴をどうやって埋めていくのかということを考えると、例えば、借りたものを返すということを考えると非常に難しいものがあるんだ、どこの業種も難しいとは思いますが、やはり定員があるようなところなんかは特に難しくて、お医者さんもそういう面があるんだろうなというふうに思っております。
私は病院の
経営はしたことがないんですが、介護の例でいうと、例えば、三月に動いた数字が、四月に請求をして、五月に入金があるというような、こういうことを考えていきますと、三月の患者さんの減が五月の末なので、この前の入金の段階で、入金がすごく少なかったというような感じになっているんでしょうし、四月になって、
緊急事態宣言が発令をされて更に患者さんの数が減ったということになれば、四、五、六で、六月の末の時点でかなり財務体質に傷がついてくるというような、こういうこともあるんだろうなと思います。
やはり
地域の中の中核の医療機関なんというのが、地方の病院なんというのはそういう
役割を担っていると思いますし、それから、お医者さんだけではなくて、看護師さんとか、ワーカーさんだとか、事務職の方もいるし、清掃職員の方もいるしということで、いろいろな方がかかわっているということで、本当にすぐ数百人の方が、雇用をそこで抱えているということにもなっているんだろうと思いますので、非常に、そういう意味では、一般の
ファンドとかが扱うには難しいということがあるんだろうと思います。
そういった意味では、
REVICの果たせる
役割というのも、医療分野は大きいんじゃないかなと思っておりますけれども、このあたりについて、お考えを聞かせていただきたいと思います。