○柚木
委員 立国社会派の柚木道義でございます。
きょうは、質疑の機会をいただき、ありがとうございます。また、それぞれ、
官房長官始め、
西村大臣始め、
答弁者の
皆さん、ありがとうございます。
ただ、追加の通告を申し上げておりますように、午前中、
今井委員が質問をされました森友事件において、とうとい命を亡くされた、自死をされてしまった
赤木俊夫さん、これはもう実名で手記が出ておりますので、赤木さんということで申し上げますが、この問題をまず質疑をさせていただきたいと思います。
三回忌を迎えられて、三月の七日、みずから命を絶たれたわけでございますが、実は、赤木さんは、私の地元と同じ岡山県倉敷市の御出身でございます。小学校、中学校、高校は、私の
家族とも同じ学校を卒業されていて、大変、本当に親思いで、責任感が強くて、お母様はお亡くなりになっていますが、お父様がいらっしゃって、今の
近畿財務局に勤めるようになってからも、お盆やお正月、お父さんを迎えに来て、そして温泉にお連れをしたり、そしてまた送って、自分は、住んでいる、
近畿財務局の、勤めのある場所へと帰っていく。
本当にそういう方だということを、私もこの質問をさせていただくに当たって、直接、間接含めて、直接御
本人の声を、お父様、奥様、直接聞いた方からも含めて、さまざま伺ってきた中で、改めて、本当にお悔やみを申し上げ、そして、立法府に携わる一員として、真相の究明、こうして
遺書、手記が出てきた中で、午前の質疑を聞いておりましても、
財務省の
答弁、かみ合っていないんですね。
会計検査院への虚偽
報告、あるいは
麻生大臣や当時の太田
理財局長の
答弁、さらには大阪地検特捜部が捜査に入る五日前に国有地の売買資料が全て廃棄されてしまう。さまざまなことが、今回のこの赤木さんの
遺書、手記の中身から明らかになってきています。
まず
財務省に
伺いますが、
麻生大臣が、お墓にお参りに、弔問にということを希望されていて、きょう午前中も参議院でも
やりとりがあったと思うんですね。そして、それは御
遺族の方がお断りになった、そういうことで行かなかったということでございますが、これは、御
遺族は、ぜひ来てほしいと奥様はおっしゃっていた。しかし、なぜか
財務省の中では、来てほしくないということで
麻生大臣は、弔問に、お
墓参りに行かれなかった。なぜこういうことが起こったのか、教えてください。