○上杉
委員 おはようございます。自民党の
上杉謙太郎でございます。
きょうも、
質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。
まず冒頭、新型コロナウイルス感染症で亡くなられた皆様にお悔やみを申し上げます。
また、医療
関係の方々始め、また、それぞれ
皆さん、なりわいで今一生懸命努力されているというところに本当に敬意と感謝を申し上げたいというふうに思います。
また、私ども
福島県においては、コロナのみならず、
震災から、そしてその風評、また去年は台風十九号の被災もありました、そしてコロナ。店舗の方々も、企業さんも、また農家の方も、いろいろな方々が、ある
意味、三重苦、四重苦というところになっております。
復興庁さんを始めとして
政府の皆様には、そういった
福島県の特殊な事情も考慮いただいた上で、コロナに対する
支援策をこれからもちょっと進めていただければありがたいというふうにお願いを申し上げます。
それでは、
質問に参りたいというふうに思います。
今、
根本先生からありましたが、きょう、自民党三人、
根本先生がトップバッターで、次が私、三番目が群馬から中曽根先生ということで、三人が
質問させていただきます。真ん中の私が、今五分なくなりましたけれども、十五分の中で限りなく具体的に御
質問させていただきたいというふうに思います。
根本先生の大枠のお話、していただきましたので、私はちょっと細かいところの話になるんですが、まず、今回の
復興庁設置法、また
福島特措法等々、改正に当たって、今まで我々
福島県は、自民党
福島県連でいいますと、
根本会長を筆頭に、そこに県議の先生方がいらっしゃって、私ども衆参国
会議員、また市町村の議員さん、この間ずっと、
地元をくまなく歩いて、タッグを組んで連携をして、そして
地元の生の声をしっかりと
集約をしてきました。自民党
福島県連でしっかりと要望を八回にわたって取りまとめをさせていただいて、党本部の方の
復興加速化本部で更に議論を重ねて党としての提言をまとめて、それを
政府の方に御提出をさせていただきました。
そういった私ども
福島県の思いをしっかり盛り込んだ提言を今回
政府の方で受けとめていただいた結果、この
法改正になったというふうに考えております。
十年というものが、組織そのままに十一年目以降も継続する。私ども
福島県においていえば、やはり十一年目以降もしっかりと、今までの
政策、また、それに加えて新たなことをしていかないといけないというふうに考えております。
特に、
福島県において
復興に必要なものというのは、やはり、
根本先生の
放射線のお話に関連させていただきますと、本当に
科学的
根拠に基づく
放射線への正しい
理解、これが絶対に必要だと思います。これがあって初めて風評が払拭されていく。これは
国内においてもそうでありますし、海外においてもそうであります。今というふうに、今というときを見たら、今というときにあって
対応する
国内対策、海外に対する
対策ということで、
風評対策がこれからも必要になってくる。
例えば、海外の方でいえば、いまだに、fukushimaと横文字で調べると、まだ
原発の
事故の写真ばかりががあっと出てきますよね、検索をしますと。
日本のヤフーとかグーグルで検索すると、最近、fukushimaと入れると、「Fukushima50」の映画の画像も出てくるようにはなりましたけれども、例えばヤフーのアメリカの方のサイトで検索すると、まだまだそういうのばかり出てきます。そういったところを
一つ一つ細かく
対応していかないといけない。
そういうところで、
復興庁さんは今まで、
風評払拭・
リスクコミュニケーション戦略ということで、知ってもらう、食べてもらう、来てもらうをやっていただいてまいりました。これから十一年目以降もしっかりとその
政策を継続するということと、まだまだこれからも風評の払拭には時間がかかりますから、更に
強化してやっていただきたいというふうに思いますけれども、
大臣の意気込みを教えていただけますか。