○足立
委員 きのう、吉村知事とちょっとお話をしまして、吉村知事に、きょう
高市大臣とお会いするのであると。いや、お会いというのは、私がきょうお会いします、
委員会で御一緒するのでと申し上げたら、余り読み上げるのもどうかな、ちょっと省略して、要は、
高市大臣は広くあまねく平等にがお好きなはずなので、要は、自民党の中では最も立派な
大臣なんですよ。それはみんなわかっていますよ。ここで褒めても、褒めてというか上げても仕方がないんだけれども。先ほどの御
答弁で、けんかもしていただいている。
僕は、やはり安倍政権はどうかしていると思うね、本件は。ね、井上先生。安倍政権はどうかしていますよ。この既に発生している事態に対して、明確に、それはちゃんと国が責任を持って面倒を見るという一言が
内閣から出てこない。これはもうだめです。危機管理能力なし。
高市大臣が総理
大臣だったらもうちょっとましだと思いますけれどもね。
でも、吉村知事からは、とにかく、東京のように三千五百億円の補正予算を組むことはできませんと、大阪は。今、大阪も補正予算を組んでいますが、財源は財政調整基金の取崩しですと。
大阪府は、基金、これがまた、何か自民党でぽうっとされている太田房江さんという元知事がいて、いろいろツイッターで今やりとりしていますから詳細は割愛しますが、そこで貯金を全部食べちゃったわけですよ、自分のときに。それを、橋下
改革、松井
改革、吉村
改革で、貯金をもう一回構築し直している最中なわけです、今。それが一千四百億円です。七都府県の東京、大阪以外はもっと低いですよ、使えるお金は。一千億円もない、数百億円ですよ。
そういう中で、
高市大臣だけに余り申し上げても恐縮だけれども、しかし、吉村知事は
高市大臣のことをよく御存じだから、関西だし、広くあまねく平等にというのがお好きなはずなので、こんな三千五百億円の予算編成などは東京以外は到底できない、要は、緊急事態宣言が出された六府県も東京に近い適切かつ必要な対策が実施できるように、特別交付税と財源配慮を
お願いしたいということをぜひ言ってほしいということで、メッセージを預かってきたということです。
ここで何とかなるものではないと思いますが、
高市さんは既にけんかもしていただいているということですが、繰り返しになりますが、もう目の前にあります、これ。一兆円で済むと思わない方がいいですよ。一兆円がどう配分されるか、存じ上げないですよ。それは、先ほど長谷川さんからあったように、今
検討している。それは
検討してもらったらいいけれども、大事なことは、一兆円ありますじゃないんですよ。
国法に基づいて自粛要請を既にしているんだから、緊急事態宣言が発令されているんだから、その裏打ちとなる、それは名前はどうでもいいですよ。西村
大臣、私がかつて懲罰動議をいろいろ出されたときに、
政府・与党サイドで常に私をケアしてくださったのは西村さんで、大体、懲罰動議が出るたびに、ちょっとおいでと言われて、西村
大臣の部屋で、謝れないのかと言われて、謝りませんと言ったら、まあそうだよななんという話をして、大変お世話になった
大臣でありますが、西村
大臣が何か補償という言葉は使わないでくれとか、もうどうでもいいよね、そういうことは。それは役人が考えたらいいんですよ、そんな言葉遣いの問題は。
そうじゃなくて、やはりそれは、自粛要請するんだから、そこは財源の裏打ちが要るでしょうと。協力金でも補償でも何でも名前はいい。この話を私たちはもうずっとしているんです。二月からしているんです。それを邪魔したのは立憲と共産だけれども、それはもう言わないけれども。特措法の附帯決議に入りかけたんだけれども、なぜ、立憲と共産には補償という言葉がもらえないのに
日本維新の会にだけ補償という二文字を上げるのかと言って騒ぎ立てて、低い方に並んだわけですよ。しようもないことをやっている、国会は。
だから、私は
大臣に、もう目の前で緊急事態宣言が出ている、休業要請をしています。もう一回けんかしていただけませんか。