○櫻井
委員 そうすると、今の答弁ですと、のぼり旗は、
選挙の前日までに立てておけば
選挙期間中を通じてずっと立て続けられるということになってしまう。しかも、
選挙部長の御答弁にありましたように、これは国会で決めることだということでございます。
これは、みっともないですよ、本当に、のぼり旗、あちこちに立っちゃって。ポスターもみっともなくないかというと、それもまた議論のあるところではございますが、のぼりはぱたぱたぱたぱたしちゃって、より見苦しい
可能性が高いですよ。
これはちょっと皆さんで、ぜひ議論して、ポスターもだめなんだったら、ポスターと少なくとも同じような扱いにしていくように、ぜひ議論をまとめていきたいと
思います。
今国会ももう残りわずかとなっておりますけれども、今国会、なるべく早くやらないと、私がちょっと法のすき間を指摘しちゃったものだから、広く知られると、これでもう一気に
全国でこういう脱法行為が広まってしまうことになりかねませんので、早急にまとめていただきたい、このように
皆様にお願い申し上げて、まず最初の二百一条の十四に関する
質問とさせていただきます。
続きまして、ことしは二〇二〇年ということで、国勢
調査が行われる年になっております。
高市大臣におかれましては、五月十三日、参議院の決算
委員会で、国勢
調査をやるのかどうかということに対して、やる、何としても成功させたいんだ、このように御答弁されております。
国勢
調査の結果に基づいて一票の格差を是正していく、これは、衆議院の小
選挙区の区割りの
規定についても、このような
法律がございます。又は参議院の
選挙区の定数是正というのも国勢
調査の結果に基づいてやっていくべきだろう。これは参議院のことですので、衆議院でとやかく言うと、また参議院の先生方の御機嫌を損ねてしまうから余り申し上げませんけれども、いずれにしても、
国政選挙について、こうしたことについてそれぞれ、衆議院、参議院ともにきちっと、一票の格差を是正していくという
取組をしていかなきゃいけない。
また、こうしたことについては、よくニュースでも取り上げられる、裁判も起こされるというようなことで、広く認識されているかと
思います。
ただ、一方で、都道府県議会それから政令市の市会
議員選挙、こうしたところにおいても
選挙区がございまして、
選挙区があるということは一票の格差が生じる
可能性があるということになります。政令市の場合にはそこまで大きな差があるというふうには認識はしておりませんけれども、都道府県議会の
選挙においては、一票の格差、結構大きな差が開いているというふうにも感じております。
国勢
調査に基づいて定数是正をしっかりと行っていくべきだというふうにも考えるんですけれども、
国政選挙のみならず都道府県議会
議員選挙において一票の格差を是正していくことは
課題だというふうに考えておりますが、
総務省としての現状の認識と
取組について、まず
お答えをお願いいたします。