○青山(雅)
委員 日本維新の会・無所属の会、青山
雅幸でございます。
本日も貴重な
質問の機会をありがとうございます。
早速です。私は、コロナ
対策関連の
政策というのは、基本的には全てが終息するまでの間は
感染拡大防止策だと思っているんですね。
イギリスのジョンソン首相が、幸いにして病気が大分
回復されてこられたようですけれ
ども、イギリスの全家庭に手紙をお書きになって、その内容は、要は
感染拡大防止のために家にいてくださいということを真摯に訴えられるものでございました。非常に胸を打つものであったわけですけれ
ども。
なぜこの話をするかというと、私は、
政府の今までおとりになっている
対策というのは、非常に的を得ているものだと思っているんです。ところが、これが余り評判がよくない。それはなぜかというと、
感染拡大防止のためにやっているんだよと、
国民の
皆様にそれをきちんと伝え切れていない。言ってみれば、仏つくって魂入れずのようなことになっているものですから、誤解が多かったり、あるいはわかりにくかったりして、せっかくの
政策が生きていない、そういうふうに思っております。
ですから、その
観点でお伺いいたします。
まず、例えば、検疫についても
一つの例なんですけれ
ども、自宅待機あるいは施設での待機をお願いする。そのときに、お願いするだけで何の
支援もない。なので、公共交通機関が使えない、迎えもいない人は歩いていかなきゃいけない、ホテルまで歩いていかなきゃいけない、あるいはホテルも自分で探さなきゃいけない。本当に待機してもらいたいと思ったら、こんな扱い、絶対するわけないですよね。同じことが布マスク配付にも言えると思います。
私、これは非常にいい
政策だと思っていまして、ちょうど布マスクを配付すると発表されたころに、アメリカのCDCでもそれまでの見解を改めて、布マスク、
感染拡大、飛沫拡散の防止効果があってお勧めであると。それまで非常に否定的だったトランプ大統領でさえも、自分はつけないけれ
ども国民には勧める、こういうようなことまで言って、世界の
動きが、それまで布マスクなんか何の効果もないんだというのが、非常に効果があるんだ、こういうふうに、ちょうど布マスク配付を発表された次の日あたりから大きく報道され始めているわけです。
ところが、今回、ひどいものなど、SNSの声を見ると、布マスク二枚が
経済対策であると。諸外国の
政策と比べて、
日本は布マスク二枚だけだというふうに、やゆというか、ばかにされるような、そういう書き方をしている。
私、それがすごく残念なのは、せっかく
政府が心を込めて、
感染拡大に非常に効果があるであろう、こういう
政策をやったのに、
国民からやゆされるようでは、その
気持ちが伝わらないわけですね。私、一生懸命、一人でというか、この
政策を擁護するというか、その意義をブログなどで訴えさせていただくと、十万を超えるアクセス、合計ですけれ
ども、あったりするわけです。つまり、そう思っている
国民も多いわけですね。
お手元にお配りしたこれですけれ
ども、これはまさに本当に布マスクがなぜ二枚なのか、そしてなぜ二枚だけれ
ども効果があるのかと。中には郵送料までいろいろと言われる方がいるわけですけれ
ども、郵送というのもとてもいいわけですね、
感染拡大防止になりますから。これは誰がつくったかというと、SNS上で非常に今回のことが誤解されているのを残念に思った
個人の方がシェアフリーで出されている。私、これはすごくいいと思って、これを見ると、ほとんどの人の誤解は解けるんじゃないかと。
こういうことをきちんと
政府にやっていただきたい。できるならば、別にこれじゃなくてもいいんですけれ
ども、今度、各家庭に配るときに誤解を解くようにこういうわかりやすいものをおつけになったらいかがかと思うんですけれ
ども、きょうは政務官においでいただいております。御
意見をお聞かせください。