○山井
委員 よろしくお願いいたします。三十分余り、
社会福祉法そして
コロナ対策等々の
質問をさせていただきたいと思います。
まず、先日の衆議院本
会議でも中島議員の方から、この社福法の前提となるべき、今、コロナの被害において、
介護現場、障害
福祉現場は
感染の
リスクや人手不足、更に大幅な減収で大変困っている、そういう話がありました。そういう意味で、後ほどそのことも
質問させていただきたいと思います。
ただ、冒頭、けさ、野党共同で、議員立法の子供
支援法案、一人親家庭の低所得の
方々の児童扶養手当を半年間に限って事実上倍増する、そういう
法案を出させていただきました。これは、厳密に言いますと、児童扶養手当と同額の給付金を半年間出すということであります。
一人親家庭そして貧困家庭のお子さんたちの
支援については、今週月曜日も
予算委員会で、
高木美智代先生が安倍
総理に児童扶養手当の増額をということを要望しておられました。また、自民党さんも前向きであると聞いておりますし、逢坂政調会長、岸田政調会長の与野党協議の五つのテーマのうちの
一つにこの児童扶養手当の拡充が上がっているというふうに聞いております。
そういう中でありますが、十一ページのしんぐるまざあず・ふぉーらむの
方々のメール
相談を少しだけ読み上げさせていただきたいと思います。つい先日の
相談内容であります。
十一ページの左側。子供四人、お米もガソリンもおかずもなく、このまま一家心中してしまうしかないのか、
生活困窮、関東、三十代。そして、その次の方も、子供がおなかがすいても食べさせるものがない、東北、五十代の方。そして、四つぐらい下へ行くと、ライフラインが全てとまり、死ねと言われているよう、九州の五十代のシングルマザーの方。そして、一番下は、手持ち金なく、避難食用のお米三つで食べ物が尽きる、不安で心身とも限界、洗濯洗剤も底をつく、力をかりたい。こういうふうな悲鳴が連日来ております。昨日も私にある方からメールが来ましたが、小さなお子さんのミルク代がない、そういう
相談も連日来ているということであります。
そういう意味では、与党、野党がみんなで
協力して、ぜひ、こういう
方々を
支援する、救済することが必要なのではないかと思います。
私が一番心配しておりますのは、このままいくと時間の問題で親子心中が起きてしまう。一人親家庭のシングルマザーの二人に一人が非正規で、そして派遣やパートがこのコロナで切られてしまうというケースが急増しているわけであります。
それで、十一ページ、次のページも見てください。これは北海道のしんぐるまざあず・ふぉーらむの
方々からの報告ですが、十二ページの左、四十代、非正規雇用、三月からほとんど給料がなく、また今月もとなると
考えてしまいますということで、給料がなくなったと。それと、十二ページの上、線が引いてあります。四十代、正規雇用の方ですが、なけなしのお金で一日三食が食べられないときもふえましたと。お子さんたちが三食食べられない、やはりこれは緊急
課題で、解決せねばならないのではないかと思います。
そこで、
加藤厚労大臣にお願いをしたいんですが、ぜひとも、児童扶養手当の大幅な増額、あるいは児童扶養手当を受給しておられる
方々への特別な給付金をこのコロナで心中が起こらないように早急に行うべきではないかと
考えますが、いかがでしょうか。