○小熊
委員 国際機関にやってくれというのは、この後もちょっとあるんですけれども、中国にそんたくをしていると言われているテドロス事務局長が
日本の
支援金に対してもちょっと異例のリップサービスを行っているのがニュースで流れていますから、それは知っているんですが、今言ったとおり、二国間の部分をしっかりやはりやっていかなきゃいけない。
きょうは
委員会があるので私は行けていませんけれども、超党派の島嶼国議連で、
委員長も先日一緒に財務省主計局長に言ってきましたが、とりわけ
経済的にも
医療体制も脆弱な島嶼国への
支援をしていくべきだということを申入れを、またきょうも財務
大臣にするところでありますけれども、その中で、我々の中でも議論が出ていたとおり、中国がこうした国々にもちょっかいを出している。今回も、それらの国々は
外国人の今受入れをしていませんけれども、しかしながら、人道
支援と称して乗り込もうとしているところがあります。ですから、もちろん国際機関を通じてやることもさはさりながら、そうした個別の対応で、
日本がそうしたよからぬ動きを封じ込めていくということをしていかなければいけないという点で、今回の
質問をさせていただいているわけであります。
答弁の中にも、国際機関、また二国間もやっていくということでありますから、とりわけそうした中国の動きをしっかり見きわめながら、中国自身もよくないことだと思うんです、そういうことで国際的な評価を下げていく、イメージを損なっていくわけでありますから。そうした点をしっかり意識しながら、
一般論として二国間やっていきますという話じゃなくて、中国のこうした動きに対してしっかり対応していけるように、
日本の真っ当な国際
支援をしていくことによって間違った
支援を排除していくということを意識していただきたいということで
質問しておりますので、どうぞよろしくお願いをいたします。
次に移りますが、このコロナ騒ぎの中でありますけれども、昨年、
外国人労働者の受入れ
拡大を目的に特定技能の枠を
拡大しました。しかしながら、これは年度がかわりますけれども、初年度、今のところ、想定された、目標とされた数字の十分の一にとどまっているところであります。
人手不足の中で、コロナ騒ぎでいろいろな
海外との行き来も制約をされている中ではありますが、これは想定されていませんでした、コロナショックは。
日本の労働
人口が足りなくなってくる。その一環として、この特定技能者の枠を
拡大して、
外国人の有用な人材を活用して、その労働力不足を補おうともしていたんですが、これが、そもそもコロナがなくても想定された十分の一にとどまってしまっている。更にこのコロナショックでまた鈍化をしてしまっている。コロナがおさまるかどうかも先行き不透明な中で、ただでさえ自粛ムードで、人手がどうなっていくか、労働
人口の問題も、新たな問題も抱えながらも、こうした問題が存在してしまっていますが、この件についてどういうふうにやっていくのか。
予定していて準備をしていた、技能者を受け入れようとしていた職場では、それを当て込んでいたのに、今度は制約をされて来られない場合も出てきている。これについてお伺いいたします。