○佐々木(隆)
委員 立憲民主党、立国社会派の佐々木でございます。
沖北の特別
委員会、本来であれば会期内に開催をしたかったわけでありますが、残念ながら会期内に開催ができなかった。この
委員会の
理事を預かる者として、
委員の皆さん方におわびを申し上げたいというふうに
思います。
会期は過ぎましたけれども、きょう、こうして沖北の特別
委員会を開催をすることができました。まさに一会期内に一回ぐらいしか開催できないので、
委員のみんなが
質問をしたいということでありますので、わずか私には十五分しか与えられておりませんので、簡潔に御
答弁をいただければというふうに
思いますので、よろしくお願いをいたします。
最初に、
衛藤大臣にお伺いをいたします。
三つ、一つの要請と二つの
質問をさせていただきたいというふうに思うんですが、今回、
沖縄北方の
委員会を開催するに当たって、現地の
地元の皆さん方に、どういう
課題があるかということで
お話を伺いましたら、
経済も大変なんだけれども、とりあえず
コロナだというふうに言われまして、とにかく物が流れないと。生鮮品、魚なんかは生鮮品でありますので、加工しない限り長期
保存ができないということになりますので、生鮮品の流通について、とにかく
大臣にしっかりと要請をしておいてくれと言われましたので、この点はまず
地元の声として要請をさせていただきたいというふうに
思います。
質問の一つ目ですが、北方
領土の墓参、それからビザなし交流、自由訪問、この三つの
事業が、いずれも延期というふうになっております。ましてや
コロナのこともありますので、こうした
状況の中で、
再開の見通しというのは極めて私は厳しいのではないかと、時期がここまで来ておりますから。
再開についての見通しというのはどうお考えになっておられるのかと、
再開が極めて難しいとするならば、この交流が、ことし延期することによって途絶えてしまうということになっては、来年からのこの
事業にも大きな
影響を与えるということになってまいりますので、何かそれにかわる代替というものを考えておられるのかということが一つ目の
質問です。
もう一つの
質問なんですが、北特法に基づく隣接
地域振興は一市四町を
対象にしているわけでありますが、例えば、準隣接と言える釧路市なんかの
状況を見ても、今、とりわけ日ロの
漁業交渉でサケ・マスの流し網が禁止になって以来、極めて厳しい
状況にあります。
ちょっとその
地域の
状況について
調査室に調べていただきました。前年同月比でありますが、小売店の売上げはマイナス一・二程度でありますけれども、新車の売上げ、一六%から二五%のマイナス、それから、主要温泉地の人数はマイナス七二、ホテルの宿泊マイナス四三、新規の求人倍率マイナス一四・七というような
状況で、さらに、企業の倒産が、二〇一九年で十二件、二〇二〇年で八件。それから、企業の景況感でありますが、運輸業でマイナス五五・三、卸、小売でマイナス六四・〇、サービス業でマイナス六一・三というふうな
状況でございます。
そこで、御
提案も含めてでありますが、隣接
地域は一市四町でありますけれども、この
地域への
支援を、準
地域として、
地域に準ずる
地域として拡大をするようなことも考える必要があるのではないかというふうに思うのでありますが、この二点について
衛藤大臣にお伺いをいたします。