○
大門実紀史君 皆さんが、皆さんが信頼を失って、皆さんが今疑われているわけですね、いろんなことを。ちゃんと
説明した方がいいんじゃないかということで親切に言っているんだけれ
ども、
答弁拒否を続けると、答えないということを続けたら大変なことになりますよ、この後。
衛藤大臣、もう政治家同士で話しないと駄目だなと思うんですけど、ちょっとそれと認識なんですけど、先ほど
衛藤大臣は、例の
総理の
招待状の桜を見る会の
チラシですね、スライドで使われたやつ、あれは
ジャパンライフは虎の威を借りてけしからぬということをおっしゃいましたけど、それは私も二年前はそう思ったんですね。今は違うんですよ。今は、
総理側から出した
招待状だということは分かったので、虎の威を借りたのではなくて貸したんです。だから今問題になっていると、これだけ問題になっていると。その認識をきちっと持ってもらいたいのと、だから、
被害者の方がこの間怒っておられるのは、もうあれを見て、だったら立ち上がるということで、北海道では新たに弁護団を組織して、そうなっているというのは、あの桜を見る会、
総理主催の、誰がどう出したかは別として、分からないとして、まだ、
総理の名前で出したものが使われて、それを信じたということで怒りが広がって、新たな
被害者弁護団も組織されつつあるというような状況だということをまず知っていただきたいのと、ただ、
衛藤大臣らしく、
消費者庁はいろいろ努力してきたけれ
ども、ただ、もっと早く対応できなかったのかと、
処分できなかったのかという点は考えなきゃいけないと、もう
衛藤さんらしく真っすぐに言ってもらったと思っているんですけど。
つまり、そこなんですよね。もっと早く対処していたら、七千人の
被害、二千億の
被害が半分で済んだかもしれないと、そこが問われているわけで、具体的にですね、ということなわけでございます。その点で、今後のことじゃなくて、今後のためにも、なぜ遅くなったのかと、なぜもっと早くできなかったのかということが、再三私も
質問してきて、問われているということでございます。
にもかかわらず、先ほどから
消費者庁は、今までのことはあれこれ理由を付けて一切答えないということになりますと、何を守ろうとしているのか知りませんけど、物すごく今
消費者庁に対する不信感広がっております。
消費者団体にしろ、
被害者はもちろんですけど、
消費者団体、
弁護士さん、もうこれだけ報道されていますから、
消費者庁って何なんだということで、国民の信頼も失っているわけですよね。この不信感とか不満とかが募るばかりのときに、更に
答弁しないということになりますと、もう大変な事態が続くんじゃないかと、収まらないですよ、
消費者庁、このままでは。
衛藤大臣とは、
衛藤さんとは、民主党政権のときに一緒に予算
委員会の理事やらせてもらって一緒に闘った仲でございますし、真っすぐなところがあるのはよく分かっておりますし、ちょっとこれ、
衛藤さん、その事務方に渡された
答弁書読んでいるだけではまずいですよ。
消費者庁壊れていきますよ、このまま行くと。本当に今、うみを出さないと、立て直さないといけないときだと思うんですよね。その指導力を持っておられるのは、今までの
大臣の中でやっぱり
衛藤さんだと思います、本当に、やれるのは。
だから、その
答弁書ただ読むだけではなくて、
大臣の指導力で検証すべきものは検証するというような姿勢で臨んでほしいんですけれど、いかがですか。