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2019-11-18 第200回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第2号
公式Web版
会議録情報
0
令和元年
十一月十八日(月曜日) 午後一時二分開会 ─────────────
委員
の
異動
十月十日
辞任
渡辺
喜美
君 十月三十一日
辞任
補欠選任
森
まさこ
君
福岡
資麿
君 十一月十五日
辞任
補欠選任
上月
良祐君
山田
俊男
君
羽生田
俊君
足立
敏之
君
宮本
周司
君
高橋
克法
君 同日
補欠選任
舟山
康江
君 ─────────────
出席者
は左のとおり。
委員長
青木
愛君 理 事
石井
浩郎
君
高階恵美子
君 滝沢 求君 滝波 宏文君
木戸口英司
君 杉尾 秀哉君 浜田 昌良君
石井
苗子君 委 員
足立
敏之
君 石田 昌宏君 宇都 隆史君
片山さつき
君 酒井
庸行
君 清水 真人君
高橋
克法
君 堂故 茂君 豊田 俊郎君
福岡
資麿
君 古川 俊治君
山田
俊男
君 和田
政宗
君
石垣のりこ
君 江崎 孝君 小沢
雅仁
君 川田 龍平君 須藤 元気君
舟山
康江
君 増子 輝彦君 横沢
高徳
君 塩田 博昭君
横山
信一
君 若松
謙維君
梅村みずほ
君 音喜多 駿君 岩渕 友君 紙 智子君
嘉田由紀子
君 ながえ孝子君
国務大臣
国務大臣
(
復興大臣
)
田中
和徳
君 副
大臣
復興
副
大臣
菅家
一郎
君
復興
副
大臣
横山
信一
君
復興
副
大臣
御法川信英
君
大臣政務官
復興大臣政務官
藤原
崇君
復興大臣政務官
青山
周平
君
復興大臣政務官
中野
洋昌
君
事務局側
常任委員会専門
員 林 浩之君 ───────────── 本日の
会議
に付した案件 ○
東日本大震災復興
の
総合的対策
に関する
調査
(
東日本大震災復興
の
総合的対策
に関する件) ─────────────
青木愛
1
○
委員長
(
青木愛
君) ただいまから
東日本大震災復興特別委員会
を開会いたします。 議事に先立ち、一言申し上げます。 この度の
令和元年台風
第十九号を始めとする
自然災害
により、甚大な
被害
がもたらされ、多くの尊い人命が失われたことは誠に痛ましい限りでございます。
犠牲者
の御遺族に対し哀悼の意を表しますとともに、
被災者
の
皆様
に心からお
見舞い
を申し上げます。 ここに、
犠牲
となられた
方々
の御
冥福
をお祈りし、
黙祷
をささげたいと存じます。 どうぞ御
起立
をお願いいたします。
黙祷
。 〔
総員起立
、
黙祷
〕
青木愛
2
○
委員長
(
青木愛
君)
黙祷
を終わります。御着席ください。 ─────────────
青木愛
3
○
委員長
(
青木愛
君)
委員
の
異動
について御報告をいたします。 昨日までに、
渡辺喜美
君、
森まさこ
君、
宮本周司
君、
上月良祐
君及び
羽生田俊
君が
委員
を
辞任
され、その
補欠
として
福岡資麿
君、
舟山康江
君、
高橋克法
君、
山田俊男
君及び
足立敏之
君が選任されました。 ─────────────
青木愛
4
○
委員長
(
青木愛
君)
東日本大震災復興
の
総合的対策
に関する
調査
を議題といたします。
東日本大震災復興
の
総合的対策
に関する件について、
復興大臣
から
発言
を求められておりますので、これを許します。
田中復興大臣
。
田中和徳
5
○
国務大臣
(
田中和徳
君)
復興大臣
及び
福島原発事故再生総括担当大臣
を拝命しております
田中和徳
です。
東日本大震災復興特別委員会
の開催に当たり、一言御挨拶を申し上げます。 初めに、今般の
台風
十九
号等
は、
東日本大震災
の
被災地
を含め、広範囲に大きな
被害
をもたらしました。お亡くなりになられた
方々
の御
冥福
をお祈り申し上げますとともに、全ての被災された
方々
にお
見舞い
を申し上げます。
復興庁
としては、
台風
十九
号等
により
復興
に支障が生じないよう努めてまいります。
東日本大震災
の
発災
、そして
東京電力福島
第一
原発
の
事故
からはや八年八か月が経過をいたしました。 未
曽有
の大
災害
であるこの
震災
や
原子力災害
からの
復興
には、多くの困難が伴うと同時に、
長期
にわたっての
取組
も必要となります。
安倍内閣
では、
東北
の
復興
なくして日本の
再生
なしとの強い
決意
の下、これまでも、
復興
の
加速化
を
内閣
の最
重要課題
の一つとして位置付け、政府を挙げて、本年三月に見直した
復興
の
基本方針
に基づき、
復興
・
創生期間
における
被災地
の
復旧復興
に取り組んでまいりました。 その
成果
もあり、
地震
・
津波被災地域
では、
生活
に密着した
インフラ
の
復旧
はおおむね終了し、
住まい
の
再建
もおおむね完了するなど、
復興
の総仕上げの段階を迎えております。 また、
福島
における
原子力災害被災地域
でも、今年の春に大熊町の一部において
避難指示
の解除が実現し、また
帰還困難区域
における
特定復興再生拠点区域
の
整備
が進むなど、
復興再生
に向けた動きが本格的に始まっております。 一方、
帰還困難区域
の
方々
を始め、
長期
にわたりいまだ不自由な
生活
を送られておられる
方々
もいらっしゃいます。
発災
から時間が経過し、
被災者
の
方々
や
被災地
の置かれた状況が多様化する中で、
被災者
に寄り添い、
地域
の実情に応じてきめ細かい
対応
をしていく必要があります。 まず、
復興
・
創生期間
内における具体的な
取組
について申し上げます。
避難生活
の
長期化
に伴う見守り、心身の
ケア
、
住宅
や
生活
の
再建
に向けた
相談支援
、
生きがいづくり
への
支援
、
災害公営住宅等
での
コミュニティー形成
など、
生活再建
のステージに応じた切れ目のない
支援
を行ってまいります。
住まい
の
確保
については、
災害公営住宅
や宅地の
整備
がおおむね完了しており、
岩手
県や
宮城
県においては、
復興
・
創生期間
中に
仮設生活
を解消できるよう、しっかりと取り組んでまいります。 また、二〇二〇年度までに
復興道路
、
復興支援道路
が
完成予定
となっております。
被災地
の
経済発展
の
基盤
となる
交通物流網
の
整備
を着実に進めてまいります。
産業
、
なりわい
の
再生
については、
企業
の
新規立地
、
商業施設
の
整備
、販路の開拓や
人材
の
確保等
の
支援
などに引き続き力を注いでまいります。 観光についても、これまでの
取組
の結果、二〇一八年の
東北
六県の
外国人延べ宿泊者数
が
震災
前の二倍を超える約百二十八万人泊となるなど、堅調に推移してきました。こうした流れが続くよう、引き続き、
東北
の
魅力
の
発信強化
や
地域
が行う
訪日外国人旅行者
を呼び込むための
取組
の
支援等
を進めてまいります。
福島
については、
避難指示
が解除された
地域
において、医療、介護、
買物環境
、
教育等
の
生活環境整備
を進めるとともに、
除染
に伴い発生した
除去土壌
や
廃棄物
の
中間貯蔵
に係る
事業
を引き続き進めてまいります。
帰還困難区域
においては、たとえ長い年月を要するとしても、将来的に
帰還困難区域
の全てを
避難指示
解除し、
復興再生
に
責任
を持って取り組むとの
決意
の下、六町村の
特定復興再生拠点区域
において、
計画認定
から五年をめどに
避難指示
を解除し、
帰還者等
が居住できるよう、
除染
や
インフラ
の
復旧整備等
を着実に進めます。
浜通り地域等
において、
廃炉
、ロボット、水素を始めとするエネルギー、
農林水産等
の分野で新たな
産業基盤
の構築を目指す
福島イノベーション・コースト構想
を推進するとともに、
産学官連携
による
魅力
ある
浜通り地域
を創出するため、
国際教育研究拠点整備
、
人材育成
の在り方について、
有識者会議
による
検討
を進めてまいります。また、
官民合同チーム
による
事業再開等
に向けた
支援
のほか、
営農再開
の
加速化
、
森林整備
、
漁業
の本格的な
操業再開等
、
産業
、
なりわい
の
再生
を図ってまいります。 加えて、今なお続く
風評
の
払拭
が
課題
であり、
輸入規制
の撤廃、
緩和等
に向けて
国内外
に積極的に
情報発信
を行ってまいります。 本年九月には、
釜石鵜住居復興スタジアム
において
ラグビーワールドカップ
が開催され、
国内外
から多くの方が
被災地
を訪れるなど、
被災地
の
復興
の姿が世界に発信されました。さらに、二〇二〇年
東京オリンピック
・
パラリンピック競技大会
まで一年を切りました。世界中から寄せられた
支援
に対する感謝と、
被災地
の
復興
しつつある姿や
魅力
を
国内外
に積極的に発信するなど、
復興五輪
としての
取組
を進めます。 また、新しい
東北
の創造に資する観点から、
人口減少等
の
地域課題
の解決に向け、
企業
、大学、
NPO等
の多様な主体の
連携
を促進するとともに、意欲的な
取組
の
成果
などを普及、展開してまいります。 本年三月の
基本方針
の見直しにおいて、
復興
・
創生期間
後の
基本的方向性
をお示ししました。
地震
・
津波被災地域
では、心の
ケア等
の
被災者支援
、被災した子供に対する
支援
などについて、
復興
・
創生期間
後も一定期間
対応
することが必要であります。また、
原子力災害被災地域
では、住民の
帰還
や移住の促進のための
環境整備
、
福島イノベーション・コースト構想
を軸とした
産業集積
、
事業者
、
農林漁業者
の
再建
、
風評
の
払拭
などについて、
復興
・
創生期間
後も中
長期
的に
対応
することが必要です。 こうした
課題
を踏まえ、
復興庁
と同じような
司令塔
として、各省庁の
縦割り
を排し、政治の
責任
とリーダーシップの下で
東日本大震災
からの
復興
を成し遂げるための
後継組織
を置くこととし、
復興
・
創生期間
後も
対応
が必要な
事業
や
復興
を支える仕組みについて
検討
することとしています。 今月七日には、
復興
・
創生期間
後における
復興
の
基本方針
の
骨子案
をお示ししたところであり、引き続き、
被災自治体
の御
要望等
についても
検討
を進め、年内にその
基本方針
を取りまとめてまいります。 私は、
被災地
の
生活
を守り、発展させるため、
復興大臣
として、
現場主義
を徹底し、
被災者
に寄り添うとともに、
関係自治体
と緊密に
連携
しながら、
復興
の
司令塔
としての役割をしっかり果たし、
東日本大震災
からの
復興
に
全力
で取り組んでまいります。
青木委員長
を始め
理事
及び
委員各位
の御
理解
と御
協力
をよろしくお願い申し上げます。
青木愛
6
○
委員長
(
青木愛
君) この際、
復興
副
大臣
及び
復興大臣政務官
から
発言
を求められておりますので、順次これを許します。
菅家復興
副
大臣
。
菅家一郎
7
○副
大臣
(
菅家一郎
君)
復興
副
大臣
の
菅家一郎
でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
総括業務
、
地震
・
津波災害
からの
復興
、
復興五輪
の推進及び
海外情報発信
に関する
事項
を担当いたしますとともに、
宮城復興局
に関する
事項
を担当いたします。
田中大臣
を支えて、被災された多くの
方々
が
復興
に
希望
を持てるよう
全力
で取り組んでまいりますので、
青木委員長
を始め
理事
、
委員各位
の御
理解
と御
指導
を何とぞよろしくお願いを申し上げます。
青木愛
8
○
委員長
(
青木愛
君)
横山復興
副
大臣
。
横山信一
9
○副
大臣
(
横山信一
君)
復興
副
大臣
の
横山信一
でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
福島
を
中心
とした
原子力災害
からの
復興
及び
再生
に関する
事項
並びに
福島復興局
に関する
事項
を担当いたします。
田中大臣
を支えて、被災された多くの
皆様
が
復興
に
希望
を持てるよう
全力
で取り組んでまいりますので、
青木委員長
を始め
理事
、
委員各位
の御
理解
と御
指導
を何とぞよろしくお願い申し上げます。
青木愛
10
○
委員長
(
青木愛
君)
御法川復興
副
大臣
。
御法川信英
11
○副
大臣
(
御法川信英
君)
復興
副
大臣
の
御法川信英
でございます。どうかよろしくお願いいたします。
地震
・
津波災害
からの
復興
に関する
事項
を担当しております。
田中大臣
を支え、被災された多くの
皆様
が
復興
に
希望
を持てるよう
全力
で取り組んでまいりますので、
青木委員長
を始め
理事
、
委員
の
皆様方
の御
協力
、御
指導
をよろしくお願い申し上げます。
青木愛
12
○
委員長
(
青木愛
君)
藤原復興大臣政務官
。
藤原崇
13
○
大臣政務官
(
藤原崇
君)
復興大臣政務官
の
藤原崇
でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
総括業務
及び
地震
・
津波災害
からの
復興
に関する
事項
を担当いたしますとともに、
岩手復興局
に関する
事項
を担当いたします。
関係
副
大臣
とともに
田中大臣
を支え、
被災地
の
復興
が着実に進むよう
全力
で取り組んでまいりますので、
青木委員長
を始め
理事
、
委員各位
の御
指導
と御
協力
をよろしくお願い申し上げます。
青木愛
14
○
委員長
(
青木愛
君)
青山復興大臣政務官
。
青山周平
15
○
大臣政務官
(
青山周平
君)
復興大臣政務官
の
青山周平
でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
福島
を
中心
とした
原子力災害
からの
復興
及び
再生
に係る
事項
に係る
文部科学省
との
連絡調整
に関する
事項
を担当いたします。
関係
副
大臣
、
政務官
とともに
田中大臣
をお支えし、
被災地
の
復興
が着実に進むよう
全力
で取り組んでまいります。
青木委員長
を始め
理事
、
委員各位
の御
指導
と御
協力
をよろしくお願い申し上げます。
青木愛
16
○
委員長
(
青木愛
君)
中野復興大臣政務官
。
中野洋昌
17
○
大臣政務官
(
中野洋昌
君)
復興大臣政務官
の
中野洋昌
でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
福島
を
中心
とした
原子力災害
からの
復興
及び
再生
に関する
事項
に係る
経済産業省
との
連絡調整
に関する
事項
を担当いたします。
関係
の副
大臣
、
政務官
とともに
田中大臣
をお支えし、
被災地
の
復興
が着実に進むよう
全力
で取り組んでまいりますので、
青木委員長
を始め
理事
、
委員各位
の御
指導
と御
協力
をよろしくお願い申し上げます。
青木愛
18
○
委員長
(
青木愛
君) 以上で
発言
は終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 午後一時二十分散会