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2020-01-17 第200回国会 参議院 議院運営委員会 閉会後第1号
公式Web版
会議録情報
0
令和
二年一月十七日(金曜日) 午後二時二十分
開会
─────────────
委員
の異動 一月十六日 辞任
補欠選任
加田 裕之君
朝日健太郎
君 ─────────────
出席者
は左のとおり。
委員長
松村
祥史
君 理 事 大家 敏
志君
佐藤 啓君 馬場
成志君
川合 孝典君 斎藤 嘉隆君 平木 大作君 東 徹君
田村
智子
君 委 員
朝日健太郎
君 岩本
剛人君
清水 真人君
高橋はるみ
君 本田 顕子君 三浦 靖君 山田 太郎君 渡辺 猛之君
木戸口英司
君 岸 真紀子君 熊谷 裕人君 宮沢 由佳君 森本 真治君 塩田 博昭君 下野 六太君 石井 章君 ─────
議長
山東 昭子君 ─────
事務局側
事務総長
岡村
隆司
君
事務次長
小林
史武
君
議事部長
金子 真実君
委員部長
木下 博文君
警務部長
大蔵 誠君
庶務部長
加賀谷ちひろ
君
管理部長
金澤 真
志君
国際部長
三澤 康君
裁判官弾劾裁判所事務局側
事務局長
松本 智和君
裁判官訴追委員会事務局側
事務局長
中村 実君
国立国会図書館側
館長
羽入佐和子
君 副
館長総務部長
事務取扱
田中 久徳君 ───────────── 本日の
会議
に付した案件 ○
参議院
、
国立国会図書館
、
裁判官弾劾裁判所及
び裁判官訴追委員会
の
令和
二
年度
予定経費要求
及び
令和
元
年度予定経費補正要求
(第1号)に 関する件 ─────────────
松村祥史
1
○
委員長
(
松村祥史
君) ただいまから
議院運営委員会
を
開会
いたします。 まず、
事務総長
から御
挨拶
がございます。
岡村隆司
2
○
事務総長
(
岡村隆司
君) お許しをいただきまして一言御
挨拶
を申し上げます。 昨年十二月九日の本
会議
におきまして
事務総長
に選任されました
岡村
でございます。もとより微力ではございますが、
誠心誠意職責
を果たしてまいりたいと考えております。
議長
、副
議長
、
議院運営委員長
始め諸
先生方
にはなお一層の御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げまして、就任の御
挨拶
とさせていただきます。 よろしくお願いいたします。(拍手) ─────────────
松村祥史
3
○
委員長
(
松村祥史
君) 次に、
参議院
、
国立国会図書館
、
裁判官弾劾裁判所及
び裁判官訴追委員会
の
令和
二
年度
予定経費要求
及び
令和
元
年度予定経費補正要求
(第1号)に関する件を
議題
といたします。
事務総長
の
説明
を求めます。
岡村隆司
4
○
事務総長
(
岡村隆司
君) まず、
令和
二
年度
予定経費要求
について御
説明
申し上げます。 お
手元
の
資料
一枚目及び二枚目を御覧ください。 本院の
要求額
は四百十三億八千九百万円余でございまして、前
年度
と比べ七十五億五千二百万円余の
減額
となっております。その
理由
は主に
議員会館整備等事業経費
、新
議員宿舎整備関係経費
及び
通常選挙
の実施に伴い必要となる
経費
が
減額
となることによるものでございます。
要求事項
のうち、
国会
の
権能行使
に必要な
経費
は、
議員歳費
、
議員秘書手当等
の
議員
・
秘書関係経費
のほか、
議員会館
の
維持管理運営費等
でございまして、
要求額
は二百四十億五千四百万円余でございます。
参議院
の
運営
に必要な
経費
は、
職員人件費
、
事務費等
でございまして、
要求額
は百五十七億三百万円余でございます。
参議院施設整備
に必要な
経費
の
要求額
は十六億二千五百万円余でございます。
国会予備金
に必要な
経費
の
要求額
は五百万円でございます。 次に、お
手元
の
資料三枚目
及び四枚目を御覧ください。
国立国会図書館
の
要求額
は二百二億一千六百万円余でございまして、前
年度
と比べ七十億六千二百万円余の
減額
となっております。これは主に
関西館
第二期第一
段階施設整備
に必要となる
経費
の
減額
によるものでございます。
要求事項
のうち、
国立国会図書館
の
運営
に必要な
経費
は、
人件費等
でございまして、
要求額
は百一億二千六百万円余でございます。
国立国会図書館業務
に必要な
経費
は、
国会サービス経費
、
情報システム経費等
でございまして、
要求額
は七十七億四千二百万円余でございます。
科学技術関係資料
の
収集整備
に必要な
経費
の
要求額
は十一億四千五百万円余でございます。
国立国会図書館施設整備
に必要な
経費
の
要求額
は十二億二百万円余でございます。 次に、お
手元
の
資料
五枚目、六枚目を御覧ください。
裁判官弾劾裁判所
の
要求額
は一億一千四百万円余、
裁判官訴追委員会
の
要求額
は一億三千八百万円余でございまして、これらは
裁判官
の
弾劾裁判
及び罷免の
訴追
に必要な
経費
であり、その主なものは
人件費
及び
事務費
でございます。 続いて、
令和
元
年度予定経費補正要求
(第1号)について御
説明
申し上げます。 お
手元
の
資料
七枚目及び八枚目を御覧ください。 本院につきましては、
障害
を有する
議員
のほか、本院を訪れる全ての人の円滑な
施設利用
の観点から
施設面
の更なる
バリアフリー化
を推進するために必要な
施設整備
に係る
経費
を追加するとともに、不用により
既定予算
の一部を修正減少しようとするものでございます。
追加額
は九億五千二百万円余でございます。
修正減少額
は六億三千七百万円余でございまして、その差引き額は三億一千四百万円余の
増額
となっております。 次に、お
手元
の
資料
九枚目を御覧ください。
国立国会図書館
につきましては、
ポリ塩化ビフェニル廃棄物
の処理に必要な
経費
を追加するとともに、不用により
既定予算
の一部を修正減少しようとするものでございます。
追加額
は三億三千六百万円余でございます。
修正減少額
は四百万円余でございまして、その差引き額は三億三千百万円余の
増額
となっております。 次に、お
手元
の
資料十枚目
及び十一枚目を御覧ください。
裁判官弾劾裁判所及
び裁判官訴追委員会
の
補正要求
は、いずれも不用により
既定予算
の一部を修正減少しようとするものでございます。
裁判官弾劾裁判所
につきましては四百二十万円余、
裁判官訴追委員会
につきましては八十万円余をそれぞれ
減額
することといたしております。 以上でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
松村祥史
5
○
委員長
(
松村祥史
君)
本件
につきましては、本日の
庶務関係小委員会
、
図書館運営小委員会
及び
理事会
において審議してまいりました。
本件
につき
質疑
のある方は御
発言
願います。
東徹
6
○
東徹
君 まず、
歳費
の
自主返納
についてお伺いしたいと思います。
参議院議員定数
六増に伴って増えた
経費
を賄うために
参議院議員
の
歳費
、
自主返納
することになりましたが、昨年十二月
時点
で幾ら返納されたのか、まずお伺いしたいと思います。
岡村隆司
7
○
事務総長
(
岡村隆司
君) お答えいたします。
議運理事会
の決定に基づいて、昨年八月分から十一月分まで四か月の月別の
返納額
の
総額
を十二月に公表したところでございます。 その
令和元年
八月から十一月まで四か月の
累計額
は四千九百二十八万円でございます。
東徹
8
○
東徹
君 四千九百二十八万円ということですが、仮に
参議院議員全員
が
自主返納
していた場合幾ら返納されるのか、お伺いしたいと思います。
岡村隆司
9
○
事務総長
(
岡村隆司
君) お答えいたします。 二百四十五名の全
議員
が
改正歳費法
で目安とされております七万七千円を
自主返納
したと仮定して試算しますと、一月
当たり
の
返納額
の
総額
は一千八百八十六万五千円となります。 この
試算額
を四倍し、
令和元年
八月から十一月まで四か月分の
累計額
と比較いたしますと、実際の
返納額
の方が二千六百十八万円少なくなっております。 以上でございます。
東徹
10
○
東徹
君
全員
が
自主返納
した場合と実際の
返納額
との間に、昨年八月から十一月、たったの四か月間で二千六百十八万円もの差額が生じたということですけれども、これを一年間に直しますと七千八百五十四万円になるわけですけれども、
国民
の
負担
を増やさないためにどのように
経費削減
していくのか、お伺いしたいと思います。
岡村隆司
11
○
事務総長
(
岡村隆司
君) お答えいたします。
議院運営委員会理事会
の御
協議
によりまして、既に
質問主意書
や
委員会会議録
などの
ペーパーレス化
が決定されているところでございます。まずはこれらが円滑に実施されますよう、引き続き適切に
対応
してまいります。 なお、
事務局
といたしましても、今後とも、
議院
の
活動
の補佐に万全を期しつつ、
業務
の
合理化
、
効率化等
に努めてまいります。 以上でございます。
東徹
12
○
東徹
君 次に、
委員長室
の
運用
についてお伺いしたいと思います。 一昨年、二〇一八年十二月に
議運
の
理事会
で
委員長室
の
運用
を見直すことを決めました。それによってどの
程度経費
が
削減
されたのか、お伺いしたいと思います。
岡村隆司
13
○
事務総長
(
岡村隆司
君) お答えいたします。
委員長室
の
運用
につきましては、
議院運営委員会理事会
の御了承をいただき、昨年の
通常国会
から
見直し
を行い、配置する
職員
の数を
五名削減
したところでございます。
人件費
につきましては、どの
時点
を取るかによって
人員構成
が異なりますため単純な比較は難しい面がございますが、仮に
見直し
前の
平成
三十年十一月分と
見直し
後の
平成
三十一年二月分を単純に比べますと、
五名削減
による一月の
人件費削減額
は約百七十七万円となります。 以上でございます。
東徹
14
○
東徹
君
委員長室
によっては全然使っていない
委員長室
もあるわけであります。でも、全ての
委員会
においては
委員長室
というものが、広いところが設けられているわけでありますが、そこに
職員
が十三名おって、それを八名に人員
削減
した。これは、常勤の方は閉会中もずっとおられるわけですよね。 昨年一年間の
委員長使用日数
を確認しますと、二十七ある
委員会
、
委員長室
が使われたのは延べ三百四十五日。ということは、一
部屋当たり
の
平均
では一年間で約十二・八日しか使われていないということです。
委員長室
に係る
経費
も全てこれは
国民
の
税金
で賄っているわけですから、より一層の
経費削減
を行うべきと考えますが、いかがでしょうか。
岡村隆司
15
○
事務総長
(
岡村隆司
君) お答えいたします。
委員長室
に関する
事務体制
については
事務局
としましても引き続き検討しているところでございますが、
委員長室
の
設置自体
に関わる問題でもありますので、今後も、
議院運営委員会理事会
の御
協議
を踏まえ、
事務局
として
対応
してまいりたいと考えております。 以上でございます。
東徹
16
○
東徹
君 次に、
国会図書館
の
定員
についてお伺いしますけれども、
令和
二
年度
の
予算案
で
定員
を一名増やすことになった、その
理由
をお伺いしたいと思います。
羽入佐和子
17
○
国立国会図書館長
(
羽入佐和子
君) 今回の
増員
は、再
任用フルタイム勤務職員等
のための
定員
に係るものです。
年金支給開始年齢
の引上げを受けまして、定年後に再
任用フルタイム
で勤務する
職員
が
増加
しておりまして、その熟達した能力や豊富な知識や経験によって効果的に
業務
に貢献しています。 一方で、こうした再
任用フルタイム勤務職員
の
増加
によりまして
新規採用職員
が減少するということにもなります。 今回の
増員
で、
年齢構成
への影響を和らげながら、
高齢者
の活躍を図りたいと考えております。
東徹
18
○
東徹
君 今回の一人
増員
の
理由
は、再
任用
、
高齢者
の
雇用
のためということでありますけれども、これは、本来、
定員
というのは、
業務量
が増えたことで人手が足りなくなった場合にこれを行うというものが本来であると思います。ただ、
業務
が増えても、やっぱりいろいろと調整して工夫して
業務量
を、人を増やさなくてもやっていくというのが本来の
在り方
だというふうに思っております。
高齢者雇用
というのは
高齢化
が進む我が国においては大変重要な課題でありますけれども、
高齢者雇用
を
理由
とした、簡単に
定員
を増やすのではなくて、
業務量
の
関係
で
定員
が不足していても回っていくような、そういった
努力
が必要だということを申し上げておきたいと思います。 以上で
質問
を終わらせていただきます。
松村祥史
19
○
委員長
(
松村祥史
君) 他に御
発言
もないようですから、
本件
に対する
質疑
を終了いたします。 次に、
本件
につき御
意見
のある方は御
発言
願います。
東徹
20
○
東徹
君
日本維新
の会の
東徹
でございます。 今回
議題
となっております
参議院等
の
令和
二
年度
予定経費要求
四案及び
参議院
の
令和
元
年度予定経費補正要求案
について
反対
の立場から
意見表明
を行わさせていただきます。
反対
の
理由
の第一は、
参議院議員
の
定数増
による
経費
が追加されていることです。
日本
の人口が減って、衆
議院
や
地方議会
でも
議員定数
の
削減
を進めている中、
参議院
は
議員定数
を増やしました。
消費税
を一〇%に増税し、
国民
に更に
負担
を求めている以上、我々
議員
が身を切る
改革
を進めるべきというときにあるにもかかわらず、それに逆行をしてしまっております。 最低限、増える
経費
を
歳費
の
自主返納
で賄うべきというふうに思いますが、実際には、
参議院議員全員
が返納しているわけでもなく、昨年、僅か四か月で二千六百十八万円も
返納額
が想定より不足しております。
ペーパーレス化
を更に進めるだけではなくて、
海外派遣
における
支度料
の
廃止
、これは本当に私も
議員
になって
国会議員
って何てせこいんだろうというふうに思いましたが、
海外
に行くときに
スーツケース代
ということでお金が
支給
されるわけですけれども、こういったものの
廃止
、それから
議員宿舎
の
在り方
の
見直し
など、
参議院
全体で更なる
経費削減
の
努力
を行うべきであります。 また、
参議院
の
バリアフリー化
についても、
バリアフリー
を進めること
自体
は当然やるべきことというふうに思いますが、
国民
の
税金
を使って
工事
を行う以上、真に必要なところだけを絞って
工事
を行うということが大切だというふうに思います。
使用頻度
が少なくて、ほかに対処の方法もある、そういった場合、また高額な
工事費用
に見合う効果が見込めない場合、こういったときにはやはりやるべきではないというふうに思います。 例えば、
議長公邸
における屋根の新設に八千八百万円もの
税金
を使って
工事
をすることは、
税金
の
使い方
としては適切ではないというふうに思います。先ほど、ほかの
議員
からも八千八百万円もあれば豪邸が建つというふうな御
意見
もありました。私は、やっぱりこうしたことは
見直し
ていくべきだというふうに考えます。 第二の
理由
は、
委員長等
の
手当
です。 今回の
要求案
では、
議長
や
常任委員長
のほか、
裁判官訴追委員会
の
委員長
、
弾劾裁判所
の所長などに対する一日六千円の
手当
が含まれております。この
手当
は、
国会
の会期中、
委員会等
が開催されていない土日や祝日にもこれは
支給
されているものでありまして、
国民
から見ると納得できるものではありません。このような
手当
は、
地方議会
では厳しい財政を
理由
に
廃止
をされていっております。国だけが漫然と続けるというのは、これもふさわしくなく、早急に
廃止
しなくてはなりません。 また、
公用車
についても、
地方議会
では
見直し
がこれも進んでおり、
国会
でも
在り方
を検討しなければなりません。具体的には、
福祉車両
の
導入
には当然賛同いたしますが、
経費削減
のため総台数は減らしていくべきです。 特に、
開会
の有無にかかわらず割り当てられている
委員長
の
専属車
、これは、
委員会
によっては、
委員長
といっても
委員会
が開かれない
委員会
にも
専属車
が配車されるわけであります。 例えば、うちの
会派
でいえば
懲罰委員会
の
委員長
なんかは、当然
臨時国会
なんかはないわけですけれども、それでも年間通して配車されるということです。
皆さん
の中にも配車されている方もおられると思いますが、年間その
会議
が一体どれだけあるのかということを是非考えていただきたいと思います。 こういった
専属車
については非
効率
だというふうに思いますし、できるだけ多くの
議員
の
皆さん
に使ってもらって、ある車は
皆さん
に使ってもらうという方が非常に有効的だというふうに思います。是非、こういった
専属車
については、動いていない時間も多く非
効率
であるので、
廃止
すべきというふうに考えます。 さらには、
税金
の掛からない第二の給料と言われています、まあ
ポケットマネー
とも言われておりますが、
文書通信交通滞在費
です。これについては、使途を公開することが大事であります。また、一人
会派
の
立法事務費
の
支給
も、これも
廃止
するべきであります。
税金
の
使い方
に対して
透明性
というものが必要であります。
地方議会
では
政務活動費
というものがありますが、これはきちんと公開している。公開しているからこそ、何か不適切なことがあるときには問題になるということですから、これは是非公開すべきということを言わせていただきます。 それから、第三の
理由
は、
委員長室
の
在り方
です。 昨年もこれ指摘させていただきましたけれども、
議員会館
に二十七部屋ある
委員長室
は、一
部屋当たり
で見ると、昨年一年間では
平均
約十二・八日、時間にして約十一時間しか使われておりません。昨年の
通常国会
から
経費
を抑えるため
運用
の
見直し
も行われておりますけれども、
委員長室
の
利用自体
は低迷しております。
委員長
一人に必ず一部屋与えるというルールを改めて、共通の
委員長室
をつくるとか
部屋数
を
削減
するとか、こういったことで更なる
経費
の
削減
につなげていく必要があります。 第四の
理由
は、
定員
の
増加
です。 昨年の
消費税
の増税によって
国民
の
負担
が増えております。国はこれまで以上に
経費
の
削減
に取り組んでいかなくてはなりません。今回の
要求案
では
国立国会図書館
が
定員
を増やす内容となっておりますが、
民間
では、限られた
経費
の中でやりくりを行って、
高齢者
の
雇用
や働き方
改革
などに取り組んでおります。
民間
では
当たり
前に取り組んでいることを国でも真摯に取り組む、
定員
の
増加
ではなくて
定員
を減らしていくべきであります。
日本維新
の会は、
委員長手当
の
廃止
や
文書通信交通滞在費
の公開を含めて身を切る
改革関連法案
を昨年も提出させていただきましたけれども、全てつるされたまま審議もされず、廃案にされてきました。
議院運営委員会
は、
国会議員
の
既得権
を拡大し、守り続けるのが役割になっており、それはいまだに変わっていないことを改めて指摘させていただきます。 これまでも何度も申し上げてきましたが、
少子高齢化
という
国難
にもかかわらず、
国民
にその
国難
の
負担
を押し付けておいて、
税金
や
社会保険料
を決める
国会議員
は
税金
を貪り食うシロアリのような優遇、厚遇を受け続けていると、
国民
から愛想を尽かされてしまいます。
令和
という新しい時代を迎えた今こそ、必要な
改革
を実行しなければなりません。 以上、
反対理由
を述べた点につきまして早急に改善すべきことを申し上げ、
意見表明
とさせていただきます。
田村智子
21
○
田村智子
君
日本共産党
を代表して、二〇二〇
年度
参議院予定経費
について
反対
の
意見表明
を行います。
委員長手当
は
国会役員
を特別扱いする
制度
であり、
廃止
を求めます。
文書通信交通滞在費
は、
在京議員
に対しても
滞在費
と称して
手当
を
支給
しており、
国民
から見て
合理的説明
が立たないものであり、見直すべきです。
情報監視審査会
は、
国会
を
政府
の
秘密保護法制
に組み込む
体制
を継続するものです。
国民
の知る
権利
を侵害し、
国会
の
国政調査権
や
政府監視機能
を制約する
情報監視審査会
の
関連経費
の
削減
を求めます。 昨年の
通常国会
で議決された
参議院規則
の
改定
により、本
会議録
、
委員会会議録
などの
文書
の
配付
を行わず、
電磁的記録
の
提供
のみとなります。 我が党は、
会議録
が
議会活動
の核心を成し、
国民
の知る
権利
を保障するものであり、本来、全
会派
が参加する
参議院改革協議会
での慎重な議論が必要であることも指摘して、
規則改定
に
反対
しました。 これまで、
会議録
は、
議事録確定
の三日以内に製版され、印刷、
配付
とともに
国会図書館
のホームページに
掲載
されてきました。ところが、今後は、製版された
会議録
の
掲載
は
議事録確定
後二か月も掛かることになります。
議員等
への
配付
を
廃止
するだけでは
経費削減幅
が小さいからと、製版の納期を延ばしたのです。
テキストデータ
の
掲載
は
議事録確定
の日なので支障はないとの
説明
ですが、公
文書
としての正式な
会議録
とは、製版された
会議録
です。
経費削減
ありきで
国民
への正式な
会議録
の
提供
を遅らせることは、
国民
に開かれた
参議院
に逆行するものです。早急の
見直し
を求めます。 最後に、
障害
を持つ
議員
への
合理的配慮
に伴う
経費
について
意見
を述べます。 昨年の
参議院選挙
後、
議運理事会
では、
重度
の
障害
を持つ
議員
が二十四時間必要とする
介助
を
議会活動
中にどう保障するのか、
公用車
への
福祉車両
の
導入
、また議事堂も含む
参議院施設
の
バリアフリー
について積極的に議論してきました。本
年度
の
予定経費
の
補正
により、当事者の要望におおむね応える
対応
がなされたことを歓迎いたします。
議員活動
中の
介助費用
を
参議院
が
負担
することは
議員活動
を保障する上で必要ですが、これがスタンダードとなれば
予算
の少ない
地方議会
では
対応
が困難となるでしょう。
重度訪問介護サービス
が就労、就学中には利用できないという
制度
の
問題解決
が求められています。 また、今回、大型の車椅子にも
対応
した
バリアフリー
が行われますが、これを契機として、他の
障害
への
対応
も含め、引き続き
バリアフリー
の検討を要望いたします。 以上で
意見表明
を終わります。
松村祥史
22
○
委員長
(
松村祥史
君) 他に御
発言
ございませんか。──他に御
発言
がなければ、これより採決を行います。 まず、
参議院
の
令和
二
年度
予定経費要求
につき、
事務総長説明
のとおり、これを了承することに
賛成
の
諸君
の
挙手
を願います。 〔
賛成者挙手
〕
松村祥史
23
○
委員長
(
松村祥史
君) 多数と認めます。よって、これを了承することに決定いたしました。 次に、
国立国会図書館
、
裁判官弾劾裁判所及
び裁判官訴追委員会
の
令和
二
年度
予定経費要求並び
に
参議院
の
令和
元
年度予定経費補正要求
(第1号)につき、
事務総長説明
のとおり、これを了承することに
賛成
の
諸君
の
挙手
を願います。 〔
賛成者挙手
〕
松村祥史
24
○
委員長
(
松村祥史
君) 多数と認めます。よって、これを了承することに決定いたしました。 次に、
国立国会図書館
、
裁判官弾劾裁判所及
び裁判官訴追委員会
の
令和
元
年度予定経費補正要求
(第1号)につき、
事務総長説明
のとおり、これを了承することに御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
松村祥史
25
○
委員長
(
松村祥史
君) 御
異議
ないと認め、さよう決定いたします。 本日はこれにて散会いたします。 午後二時四十三分散会