○奥野(総)
委員 でも、図らずもおっしゃっているように、
名簿が捨てられたわけですから。捨てた時点で来年は開催することになっていたわけですよね。すると、重複があるかないかということは、それはチェックできないじゃないですか。ノーチェックじゃないとおっしゃるけれ
ども、じゃ、どうやってチェックしていたんですか。はねたかはねていないかもわからない。明らかにチェックできないじゃないですか、去年のがない中で。
そうすると、もう一度言いますけれ
ども、
安倍事務所が出してきたものがそのまま招待されていくということになるわけですよ、重複のチェックもできないですから。それについて、全く関与していないと。要するに、安倍さんの、
安倍事務所から出てきたものがそのまま招待されて、呼ばれているわけですから、全く関与していないとまでは言えないんじゃないかということなんです。
これは、
官房長官に幾ら伺っても、
総理が直接お答えいただかないとなかなか難しいと思いますので、このぐらいにしておきますけれ
ども。
もう少し役所がしっかりして、きちんとチェックをしていく。重複がないということもチェックしなきゃいけないと思いますよ。
人数だって、
予算がある話ですから、そんな無尽蔵にふやして本当にいいんですかね。
という話で、また次に移っていくんですが。
昨日、
総務委員会で高市
総務大臣に御
答弁いただいたんですが、
総務省では、
文書保存期間、全省的に十年ということで、被
推薦者名簿の
リストも残っている、要するに、誰が行ったかも全部
リストが残っているということでありました。この十年間で、三百七十名から三百九十名の間でほぼ変動がなかったということなんですね。これは、民主党
政権のときもそうだし、今もそうだということなんですね。
このことの意味は、各省はやはり
予算とかありますから、きちんとやっているんですよ。そんな急にふやしたりはしていないということだと思うんですね。報道によれば、厚労省も二百人前後だと伺っていますので、各省分が、先ほど六千人とおっしゃっていましたっけ、急激にふえるということはちょっと考えづらいんですよ。この一万人から一万八千人にふえている中で、各省分がふえているということはちょっと考えづらいんですね。
そこで、まず、そこの検証のために、院内の追及チームの場でもお願いしたんですが、各省に
保存されている
招待者名簿を
取りまとめて出していただきたい、難しければ黒塗りで
もということでお願いして、そのときは、統一した
扱いをしなきゃいけないのですぐには出せません、こういう話だったんですけれ
ども、
人数はもう各省わかってきているわけですから、各省別にこの十年間の
人数の推移を全部出していただきたい。そうすれば、各省分がどう推移してきたかがわかるわけですね。
残りが、まさに
内閣総務官室分。先ほどいろいろ、千人かな、外国の方とかいろいろおっしゃっていましたが、そういうのを除いて引き算すれば、おのずとどこがふえてきたかわかるはずなんですね。
ですから、まず、黒塗りのを出していただきたい。そして、あわせて、その
人数の推移ですね、各省、
人数の推移を出していただきたいということなんです。
官房長官、いかがですか、
取りまとめて。