○杉本
委員 ありがとうございます。
今御
答弁の中にも
台風十九号の
被害ということも御言及がありましたけれども、細かく
市町村を見ますと、それこそ丸森町のことが言えるかと思うんですけれども、
復興の計画を立てていたけれども、やはり、順調に進んでいた
復興の計画が、ある意味でこの
台風によって後ろずれさせざるを得なくなったというようなところもあるかと
思いますので、その点については、
市町村ごとにきめ細かく見ていただくということが必要かなと。もう十分認識されていると
思いますけれども、そのことを
お願いしたいと
思います。
それと、もう一点は、原発の地域について、道半ばというお言葉がございましたけれども、正直、
大臣も私も生きていないぐらい、まあ百年時代なのでお互い生きているかもしれませんが、私も結構年なので自分はもういないと
思いますけれども、本当に
福島の原発の処理というものが
完了するというのは大分先ということで、まだ道半ばも行けていないというぐらいの認識でないと、逆に更に後ろずれしていく
可能性があるということだと
思いますので、そういった点も共有いただければと
お願いを申し上げます。
そこで、今
高橋議員からも、処理水の問題で漁師さんの
お話もありまして、おっしゃるとおりだなと
思いました。しかし一方で、冒頭申し上げた、問題は解決されるために提起されているということで、政治はやはり問題を解決して次のステップに行かないといけないですし、話はそれるかもしれませんが、我が国の問題というのは、やはり、OECDのチーフエコノミストが直近、数日前か何かに指摘していますけれども、我が国の政治の
あり方というのが、財政政策と金融政策のポリシーミックスでは、もう日本だけではないんですが、各国ともに、構造的な問題にメスを入れないと、もはや経済の成長なりはなし得ないのではないかというような指摘がありますので。
東北が最たるそういうことなのかもしれないんですけれども、人口減少だとか高齢化とか、そういった問題にも対処しなきゃいけないですし、ちょっと話がそれましたけれども、問題を解決していく必要があるということで認識をしております。
それで、次に、
高橋さんが取り上げられた処理水の問題について、先週ですが、二十日の
経済産業委員会で、我が党同僚議員の足立康史議員がトリチウム関連の処理水の
質問をいたしまして、海外のフランスの事例、韓国の海洋放出の事例、それから国内では青森六ケ所村の海洋放出の事例を確認させていただき、
政府の風評
被害対策となる広報の拡充を求める質疑があったと記憶しておりますが、そんな中で、つい最近あった
福島第一原発の処理水の扱いを
検討している
政府小
委員会の十八日の会合で評価結果が出たやに伺っております。
それで、その評価結果の概要をちょっと教えていただければというのと、特に、私はテレビのニュースで拝見したんですが、
福島大学の先生だったかと
思いますが、風評
被害の対策についての発言があって、この点が不十分だったやな発言があったと思うんですけれども、そういった発言に対する捉まえ方を
政府としてどうされておられているのか、またどう対処していく予定なのかを教えていただければと
思います。