○高井
委員 岡山から参りました高井崇志です。
ちょっと
最後の点、NHK経営
委員長に申し上げておきたいと思いますが、今、吉川
委員からの
質疑にもあったとおり、我々は、経営
委員会というのは、議事録というのは当然作成しているものだと思っておったわけですけれども、そうじゃない集まりもあるということなので、それがいいかどうかも含めて、これはやはりちゃんと国会で
議論しなきゃいけませんので、となれば、じゃ、その会というのは何回ぐらいあるんだということが当然わからないと
議論のしようもないわけでございますから、次回なのか、あるいは
理事会に出していただくなり説明に来ていただくということで必ず、これは近いうちに、今、経営
委員長はわからないということですけれども、調べればすぐわかることですから、報告を求めたいと思います。
それと、ちょっと与党の皆さんに苦言を申し上げたいと思いますが、このかんぽ生命の問題にとどまらず、ゆうちょあるいは郵便の問題、この
日本郵政全般の問題が大きく今国民の関心事になっている。そしてまた、それに対するNHKの報道、これもまた揺るがしがたい大きな問題でございます。
我々は、ずっと以前から、閉会中も
予算委員会を求めて、この問題をやりたいと言い続けてきた。そして国会が始まって、ようやく
予算委員会がありました。しかし、余りにも
課題山積なので、この問題は、一日、
予算委員会、十月の十一日でしたけれども、小川
委員が聞いて、そして、全く
政府の
答弁は不十分でありまして、これは
総務委員会で引き続きしっかり
議論したいと三回か四回言っているんですね。
にもかかわらず、またそこから、きょうでもう一カ月近くたとうとしているという中で、実は、筆頭間協議をやってまいりまして、なかなか
質疑時間が折り合わない。私は、坂井筆頭は大変誠実に務めていただいていると思いますが、しかし、与党全体として、この問題はそんな大きな問題じゃない、だから通常の
総務委員会の時間で十分なんだと。
そういうことでは到底我々は承服できないし、今回、まずは開くことが大事だということで与党の要求をのみましたけれども、しかし、今の
質疑でも明らかなとおり、全然、多分吉川さんの通告の半分もできていないわけですよ。この後、私、そして同じ会派の奥野さんもこの問題を、ほとんど全てこの問題をやる。本来、
大臣所信ですから、もっといっぱいやりたいことはあるんですよ。
この問題は、与党だって本来なら追及しなきゃいけないことじゃないですか。ですから与党も、きょうもやっていませんし、それは三十分しかないからとおっしゃるなら、何時間でも差し上げますよ。別に、我々の時間を確保していただいたら、与党に何時間やっていただいても構わないので、これはぜひ、きょうにとどまらず、しっかりやって、この原因究明、真相を解明をしていただきたいということをまず
冒頭申し上げます。
その上で、私もきょうは、通告はこの問題に限ってやろうと思っていたんですけれども、実はおととい、
総務大臣からちょっと看過できない記者会見での発言がありましたので、
冒頭、そのことを申し上げたいと思います。
河井法務
大臣の
辞任について公職選挙法のことを記者に問われて、記者会見で
高市大臣はこのように答えています。ウグイス嬢などの報酬の
基準額のあり方についてはさまざまな御
議論があることは承知しておりますけれども、お金のかからない選挙の
実現という観点からも
検討されるべき事柄でございますと。その後をちょっと中略しますが、
最後に、まずは各党各会派で御
議論いただきたいと思いますと。
これは、議員立法でこういった罰則つきのものは変えてきたという経緯があるので各党会派というふうに言っていますけれども、しかし、
大臣として公職選挙法に、
検討されるべき事柄だというふうに言っている。これはやはり、所管
大臣としてそういう意思を示したと私には受け取れます。
これは、身内の
大臣が違反をしたから、いや、それは
基準の方が厳しいんだ、もっと
基準を緩めた方がいいというふうに、
内閣の中からそういうふうに発言されたというふうに世間は受けとめておりますけれども、
大臣、そういうことなんでしょうか。