○泉
委員 そして、
ハンセン病のことについてであります。
私も、森山裕会長のもと、
ハンセン病問題の
最終解決を求める
国会議員懇談会の事務局次長という立場をしておりました。そして、今回の
ワーキングチームのメンバーでもありました。
我が党は、玉木雄一郎代表も当選前から、地元高松、香川県に
大島青松園があるということもあって、そこを訪問し、また、これまで、当事者の
皆さんと一緒に
厚生労働大臣要請にも毎年参加をしてまいりました。特に、先ほど話もありました療養所の職員の定員問題についても要請をして、合理化計画の例外とするということに尽力もしてまいりました。
玉木代表自身もこういう努力をしてきたということや、
最終解決を求める
国会議員懇談会、
事務局長は我が党の榛葉参議院議員でありますので、そういった意味で、
ワーキングチームで一緒に取り組んだ岡本
充功衆議院議員も含めて、我が党もこの問題を長く取り扱ってまいりました。
そういう中で、いよいよこの
法律が
議員立法に結実をして、今最終段階を迎えるということで、多くの悲しみを背負った方、つらい
思いをした方にとって、ようやくと言っていいと思うんですけれども、一歩前進という
状況が生まれてきていると
思います。
先ほど御
質問のあった項目で重複を避けて
質問させていただきたいと
思いますので、その点、どうぞよろしくお願いをいたします。
先ほど、
患者が恐らく一万人超ということで、その御
家族、いわゆる
対象者が二万四千人、そして、恐らく総額としては四百億円ぐらいを用意しているというお話がありましたので、そこについての
質問は省かせていただきますけれども、
原告団の
皆さんや
弁護団の
皆さんからは、やはり、今回のこの
議員立法の目的が何にあるか、さまざまな目的があると思うんですが、この
議員立法を通じて
家族関係の修復ということも大事な要素ではないかということをおっしゃられておりました。
そういった意味では、できる限りということでありますけれども、
患者当事者がおられて、その
患者当事者からも御
家族の
方々に伝えていただくというのは、
家族関係の修復という意味でも極めて大事な手法ではないかということをおっしゃられておりました。
政府にこの認識があるかどうかということを改めてお伺いしたいと
思います。