○足立
委員 日本維新の会の足立康史でございます。
梶山大臣率いる経産省の皆様にようやく
質問できるということで、光栄に存じます。
いろいろ、
説明責任等、
質問者、
委員の
皆さんから意見が出ていますが、しかし、そもそも
国会の議論の枠組み自体が若干最近壊れているなと思うんですね。
この
国会では、
参議院ですけれ
ども、森ゆうこ
参議院議員の台風のときの
質問通告、台風十九号に係る森ゆうこ
参議院議員の
質問通告のおくれ、それから名誉毀損まがいの
内容等について、いろいろ議論があります。
だから、
政府あるいは
辞任された
閣僚についての
説明責任ももちろん果たしてもらわないといけないんですが、やはり我々立法府として、立法府の枠組みを整えることもちゃんとやっていかないと、これはそもそも統治
機構というか日本の国が壊れますので、ちょっとそういうことも注意してやっていきたいと思っています。
ということで、この
経済産業委員会が立ち上がるに当たっては早くから、
理事会とか
理事懇とかで私の方から
質問通告については、まず我が党の遠藤国対
委員長が議運委で、我が党は前日の昼までには通告するよ、その
内容は公表するよということを申し上げました。
なかなか
国会を挙げての動きにはなりませんが、我が党としてはそうするし、私は、この
経済産業委員会の
理事会で、同じように全
委員の皆様に、前日の昼までの通告、それから問合せ不可はやらない、それから、仮に、
政府の資料が出てこない等、別の理由で通告がおくれる場合には、それを
理事会で、どういう理由でおくれたか、いつ出したか、
内容はどうかということを
理事会でシェアさせてほしいということを今お諮りをお願いをしているところでありますので、その旨、
委員の皆様にも申し上げておきたいと思います。
さて、その森ゆうこ
議員が、十月十五日に
参議院の
予算委員会で、NHKのテレビ入りの場で、大阪市長、我が党の代表である松井一郎大阪市長を無
責任呼ばわりしたんですね。
ちょっと討論をしたいんですよね。本当は、森さんと足立で、衆参分かれますけれ
ども、自由討論をやりたいんですよ。でも、今の
国会というのは、憲法審査会ぐらいですね、自由討論ができるのは。だから、私は、なかなかそれは実現しないので、仕方なくこうやって森さんのいないところで申し上げるわけでありますが。
森
参議院議員が無
責任呼ばわりしたのは、大阪市長、松井市長の、
原発処理水に係る大阪湾での受入れという、松井さんはこうおっしゃったんですね。
要すれば、科学的に、いや、排出基準があるわけですから、その基準を科学的に満たしているということがはっきりしているのであれば早く海洋放出したらいいし、それは、
福島の皆様だけに押しつけるのではなくて、全国の知事が、
東電あるいは経産省に受け入れてくれと言われたら、災害ごみだけじゃなくて処理水も受け入れたらいいじゃないか。まず、じゃ、大阪湾で海洋放出するよと。科学的に確認されればですよ。
おかしいですか、その発言。(発言する者あり)おかしくない。みんな、おかしくないと思っていますよ。ところが、森ゆうこ
参議院議員は、NHKのテレビ入りで、無
責任だと言ったんですね。
大臣、
大臣は、これは松井さんの気持ちというか思い、国を前に進めていくために発言があったと思うわけですが、経産
大臣は、その趣旨を御理解をいただけていますでしょうか。