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2019-10-18 第200回国会 衆議院 経済産業委員会 第1号
公式Web版
会議録情報
0
本
国会召集日
(
令和元年
十月四日)(金曜日)(午前零時現在)における本
委員
は、次のとおりである。
理事
梶山
弘志
君
理事
小林
鷹之君
理事
國場幸之助
君
理事
落合
貴之
君
理事
斉木
武志
君
理事
富田
茂之
君
あきもと司
君
畦元
将吾君
穴見
陽一
君
石川
昭政
君
石崎
徹君
大岡
敏孝
君
岡下
昌平
君
神山
佐市君
神田
裕君
鈴木
淳司
君 辻
清人
君
冨樫
博之
君
野中
厚君
福田
達夫
君
穂坂
泰君
星野
剛士
君
細田
健一
君
三原
朝彦
君
宮澤
博行
君
武藤
容治
君
山際
大
志郎
君
吉川
赳君
和田
義明
君
浅野
哲君 泉
健太
君 菅
直人
君
田嶋
要君
松平
浩一
君
宮川
伸君
山崎
誠君
石井
啓一
君
中野
洋昌
君
笠井
亮君
足立
康史
君 ――
―――――――――――
十月四日
富田茂之
君が議院において、
委員長
に
補欠選任
された。
令和元年
十月十八日(金曜日) 午前九時三十分
開議
出席委員
委員長
富田
茂之
君
理事
大岡
敏孝
君
理事
神山
佐市君
理事
小林
鷹之君
理事
國場幸之助
君
理事
鈴木
淳司
君
理事
武藤
容治
君
理事
落合
貴之
君
理事
斉木
武志
君
理事
田嶋
要君
理事
山岡
達丸
君
理事
鰐淵
洋子
君
あきもと司
君
畦元
将吾君
穴見
陽一
君
石川
昭政
君
石崎
徹君
大串
正樹
君
岡下
昌平
君
金子
恭之
君
神田
裕君 辻
清人
君
冨樫
博之
君
福田
達夫
君
福山
守君
穂坂
泰君
星野
剛士
君
細田
健一
君
三原
朝彦
君
宮澤
博行
君
吉川
赳君
和田
義明
君
浅野
哲君
柿沢
未途君 菅
直人
君
宮川
伸君
山崎
誠君
中野
洋昌
君
笠井
亮君
足立
康史
君 …………………………………
経済産業大臣
国務大臣
(
産業競争力担当
) (
国際博覧会担当
) (
ロシア経済分野協力担当
) (
原子力経済被害担当
) (
原子力損害賠償
・
廃炉等支援機構担当
)
菅原
一秀君
国務大臣
衛藤
晟一君
内閣
府副
大臣
大塚
拓君
経済産業
副
大臣
牧原
秀樹
君
経済産業
副
大臣
松本
洋平
君
内閣
府
大臣政務官
藤原
崇君
経済産業大臣政務官
宮本
周司
君
経済産業大臣政務官
中野
洋昌
君
経済産業委員会専門員
佐野圭以子
君 ――
―――――――――――
委員
の
異動
十月四日
辞任
補欠選任
泉
健太
君
柿沢
未途君
松平
浩一
君
山岡
達丸
君
石井
啓一
君
鰐淵
洋子
君 同月十八日
辞任
補欠選任
梶山
弘志
君
金子
恭之
君
野中
厚君
福山
守君
山際
大
志郎
君
大串
正樹
君 同日
辞任
補欠選任
大串
正樹
君
山際
大
志郎
君
金子
恭之
君
梶山
弘志
君
福山
守君
野中
厚君 同日
理事西村明宏
君九月十一日
委員辞任
につき、その
補欠
として
鈴木淳司
君が
理事
に当選した。 同日
理事簗和生
君同月三日
委員辞任
につき、その
補欠
として
神山佐
市君が
理事
に当選した。 同日
理事富田茂之
君同月四日
委員長就任
につき、その
補欠
として
鰐淵洋子
君が
理事
に当選した。 同日
理事梶山弘志
君、
國場幸之助
君、
落合貴之
君及び
斉木武志
君同日
理事辞任
につき、その
補欠
として
武藤容治
君、
大岡敏孝
君、
田嶋要
君及び
山岡達丸
君が
理事
に当選した。 ――
―――――――――――
十月四日
原発廃止
・
エネルギー転換
を
実現
するための
改革基本法案
(長
妻昭
君外五名
提出
、第百九十六回
国会衆法
第七号)
分散型エネルギー利用
の
促進
に関する
法律案
(
近藤昭一
君外七名
提出
、第百九十八回
国会衆法
第二一号) 熱について
エネルギー源
としての
再生可能エネルギー源
及び
廃熱
の
利用
を
促進
する等のための
エネルギー
の使用の
合理化等
に関する
法律等
の一部を改正する
法律案
(
近藤昭一
君外五名
提出
、第百九十八回
国会衆法
第二二号)
国等
によるその設置する施設の
省エネルギー
・
再生可能エネルギー源利用改修
の
実施等
に関する
法律案
(
近藤昭一
君外七名
提出
、第百九十八回
国会衆法
第二三号)
エネルギー協同組合法案
(
近藤昭一
君外七名
提出
、第百九十八回
国会衆法
第二四号)
外国為替
及び
外国貿易法
第十条第二項の
規定
に基づき、
北朝鮮
を
仕向地
とする
貨物
の
輸出
及び
北朝鮮
を原産地又は
船積地域
とする
貨物
の輸入につき
承認義務
を課する等の
措置
を講じたことについて
承認
を求めるの件(
内閣提出
、第百九十八回
国会承認
第三号) は本
委員会
に付託された。 ――
―――――――――――
本日の
会議
に付した案件
理事
の
辞任
及び
補欠選任
国政調査承認要求
に関する件 ――――◇―――――
富田茂之
1
○
富田委員長
これより
会議
を開きます。 議事に入るに先立ちまして、
委員会
を代表して
一言
申し上げます。 このたびの
令和元年台風
第十九号の
災害
によりお亡くなりになられた
方々
とその御遺族に対しまして、深く哀悼の意を表します。 また、
被災者
の
皆様
に心からお見舞いを申し上げます。 これより、お亡くなりになられた
方々
の御
冥福
をお祈りし、
黙祷
をささげたいと存じます。 全員の御
起立
を
お願い
いたします。――
黙祷
。 〔
総員起立
、
黙祷
〕
富田茂之
2
○
富田委員長
黙祷
を終わります。御着席願います。 ――――◇―――――
富田茂之
3
○
富田委員長
この際、
一言
御
挨拶
申し上げます。 このたび
経済産業委員長
に選任されました
富田茂之
でございます。 今般の
台風
第十九号により、各地で甚大な
被害
が発生いたしました。
我が国
として、
復興復旧
に向け、
全力
で取り組まなければなりません。 また、
世界経済
に目を向ければ、
米中間
の
貿易摩擦
、緊張が続く
中東情勢等
、先行きの不
確実性
に留意しなければならず、
我が国
を取り巻く
経済
及び
産業
の諸
情勢
においては、
課題
が山積しております。 このような
状況
を踏まえ、
我が国
の将来を見据えたとき、
エネルギー戦略
の確立、
地域経済
及び
中小企業
の
活性化
、自由で公平な
通商ルール
の
推進
、新たな
成長モデル
の
創出等
が必要不可欠であります。また、
廃炉
・
汚染水対策
など、
福島
の
復興
も引き続き最
重要課題
の一つであります。 かかる重大なときに、適切な
施策
を
推進
し、
国民生活
の安定と向上を図るべく、本
委員会
に課せられた
責務
はまことに大きく、改めてその職責の重さを痛感いたしております。
理事
並びに
委員各位
の御
指導
と御
協力
を賜りまして、公正かつ円満なる
委員会運営
に努め、本
委員会
の使命を果たしてまいりたいと存じます。 何とぞよろしく
お願い
申し上げます。(
拍手
) ――――◇―――――
富田茂之
4
○
富田委員長
理事辞任
の件についてお諮りいたします。
理事梶山弘志
君、
國場幸之助
君、
落合貴之
君及び
斉木武志
君から、
理事辞任
の申出があります。これを許可するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
富田茂之
5
○
富田委員長
御
異議
なしと認めます。よって、そのように決しました。 引き続き、
理事補欠選任
の件についてお諮りいたします。 ただいまの
理事
の
辞任
及び
委員
の
異動
並びに私の
委員長就任
に伴い、現在
理事
が七名欠員となっております。その
補欠選任
につきましては、先例により、
委員長
において指名するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
富田茂之
6
○
富田委員長
御
異議
なしと認めます。よって、そのように決しました。 それでは、
理事
に
大岡
敏孝
君
神山
佐市君
鈴木
淳司
君
武藤
容治
君
田嶋
要君
山岡
達丸
君 及び
鰐淵
洋子
君 を指名いたします。 ――――◇―――――
富田茂之
7
○
富田委員長
次に、
国政調査承認要求
に関する件についてお諮りいたします。
経済産業
の
基本施策
に関する
事項
資源エネルギー
に関する
事項
特許に関する
事項
中小企業
に関する
事項
私的独占
の
禁止
及び
公正取引
に関する
事項
鉱業等
に係る
土地利用
の調整に関する
事項
以上の各
事項
につきまして、議長に対し、
国政調査
の
承認
を求めたいと存じますが、御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
富田茂之
8
○
富田委員長
御
異議
なしと認めます。よって、そのように決しました。 ――――◇―――――
富田茂之
9
○
富田委員長
この際、
菅原経済産業大臣
及び
衛藤国務大臣
から、それぞれ
発言
を求められておりますので、順次これを許します。
菅原経済産業大臣
。
菅原一秀
10
○
菅原国務大臣
おはようございます。よろしく
お願い
いたします。 第二百回
国会
における
経済産業委員会
の御
審議
に先立ち、
経済産業行政
を取り巻く諸
課題
及び
取組
につきまして、
経済産業大臣
、
産業競争力担当大臣
、
国際博覧会担当大臣
、
ロシア経済分野協力担当大臣
、
原子力経済被害担当大臣
、
内閣
府
特命担当大臣
として申し上げます。 初めに、ことしは、八月末の
九州豪雨
、九月の
台風
十五号及び十月の
台風
十九号と、大
規模
な
自然災害
が立て続けに起きております。
災害
により亡くなられた
方々
の御
冥福
をお祈りするとともに、
被害
に遭われた全ての
方々
に心からお見舞い申し上げます。特に、
台風
十九号については、いまだ大勢の方が
避難生活
をされています。一刻も早い
復旧復興
に向けて、
政府一丸
となって取り組んでまいります。 その上で、ことしは、
台風
に伴い二度の大
規模停電
が発生しました。特に、
台風
十五号の際には、
停電
からの
復旧
に当初の予測よりも長い時間を要し、多くの
方々
に大変な御苦労をおかけしましたことは、
エネルギー
の
安定供給
に責任を持つ
経済産業大臣
として厳粛に受けとめております。 一連の
災害
への
対応
については、外部の有識者も交えしっかりと検証し、
電力会社
の
マンパワー
の
確保
や、カメラを搭載したドローンの活用により迅速に
被害状況
を把握するなど、そこで得られた教訓を次なる
災害
に生かさなければなりません。
東日本大震災
及び
東京電力福島
第一
原子力発電所
の
事故
から八年と七カ月が経過しました。
廃炉
・
汚染水対策
と
福島
の
復興
は、
経済産業省
の最
重要課題
であります。
大臣就任
後、直ちに
東京電力福島
第一
原子力発電所
を視察しました。
経済産業
副
大臣
として訪れた六年前と比べまして、
廃炉
・
汚染水対策
が着実に前進している一方で、中長期にわたる極めて困難な
取組
であることを改めて痛感しました。引き続き、国も前面に立って、
安全性
を担保し、着実に進めます。
福島
の
復興
については、帰還に向けた
環境整備
が着実に進んでおります。この流れを本格的な
福島
の
復興
につなげていくため、
官民合同チーム
による
事業
、なりわいの再建や、
福島イノベーション・コースト構想
の
推進
による新たな
産業基盤
の
構築
を進めます。 十月一日、
消費税率
は一〇%になりました。
経済産業省
としては、
引上げ
前後の
需要平準化
のため、
自動車
の
購入者
に対する
税制措置
を講じてまいりました。 また、
キャッシュレス
・
ポイント還元事業
を通じて、
ポイント還元
による
消費
の
落ち込み対策
と、
キャッシュレス決済
のさらなる
拡大
に取り組みます。
事業
に参加している
店舗数
は、今月二十一日には約六十一万
店舗
になる見込みでございます。
登録申請者数
は約八十八万
店舗
となっており、さらなる
拡大
を目指します。 大胆な
キャッシュレス化
により、
インバウンド消費
を
拡大
し、
地域
における
消費者
が買物しやすい
環境
を整え、全国の
中小
・
小規模事業者
の
成長
へつなげます。 また、
軽減税率制度
に
対応
するためのレジの
導入等
を支援しております。
事業者
の
皆様
が
軽減税率制度
に確実に
対応
できるよう、引き続き、
中小企業団体等
を通じたきめ細かな
相談対応
に努めます。 そして、全
世代型社会保障
への
改革
は、
安倍内閣
の最
重要課題
であります。人生百年
時代
の到来を見据え、七十歳までの
就業確保
や兼業、副業など、柔軟で多様な
働き方
の
実現
に
関係省庁
とも
協力
し取り組んでまいります。
令和
の
時代
には、
AI
、IoTなどの
デジタル技術
や
データ
が、さらなる
経済成長
と
社会課題
の解決を可能にします。 今後も、
デジタル技術
や
データ
を取り入れ、新たな
イノベーション
を生み続けるためには、大
企業
に集中する人、物、資金といったリソースを開放することが不可欠であります。そのため、大
企業
による
スタートアップ
の
MアンドA
や
連携強化
、
事業再編
の
円滑化
に取り組みます。 ソサエティー五・〇の
実現
に向けた
社会
横断的な
基盤整備
を行うべく、
企業
の
デジタル面
での
経営改革
、
企業
間での
データ連携
、共有の
促進
などに必要な
措置
を講じる、情報処理の
促進
に関する
法律
の一部を改正する
法律案
を本
国会
に
提出
いたしました。 一方で、新しいビジネスを
社会
に適用するには、
時代
に即した
ルール
が必要です。
デジタルプラットフォーム企業
と
利用者
間の
取引
の
透明性
や
公平性
を
確保
するための具体的な
ルール整備
を加速します。また、
データ
は、信頼ある
ルール
のもとで自由に流通されてこそ価値を発揮します。
データ
・フリー・フロー・ウイズ・トラストをコンセプトに、
国際データ流通網
の
構築
を目指します。
日本
を取り巻く
世界
の
経済社会情勢
は、不
確実性
を増しています。
米中対立
の激化や、英国のEUからの離脱による
日本企業
への影響を最小化すべく、機動的かつ万全の
対策
を講じます。 グローバルにつながった
経済
の恩恵を受ける
日本
は、
自由貿易
の旗手として、自由で公正な
ルール
に基づく
国際経済体制
を主導していかなければなりません。 こうした
観点
から、
日米欧
の
三極貿易大臣会合
も活用し、
WTO改革
や、
電子商取引
の
ルールづくり
を
推進
します。また、RCEPは、
交渉参加
十六カ国で
世界
の人口の五割、
貿易額
の三割、GDPの三割を占める
広域経済圏
を創設しようとするものであり、年内の妥結を目指して、大詰めの
交渉
をリードしてまいります。 二国間の
経済関係強化
にも取り組みます。米国との
関係
では、先日、
日米貿易協定
及び
デジタル貿易協定
が合意に至りました。
日本企業
がその成果を
最大限
に活用できるように促し、
日米経済関係
を更に深化させます。中国とは、
第三国市場協力
や
省エネルギー
・
環境分野
での
協力
など、
経済関係
の
強化
を図ります。
日ロ関係
については、
ロシア経済分野協力担当大臣
として、八項目の
協力プラン
のさらなる
具現化
を進めてまいります。 また、
自由貿易体制
を維持
発展
させる上で、
輸出
や
機微技術
の管理は、武器不拡散などの
観点
から大前提となる
制度
です。今後も、
国際社会
の一員としての
責務
を果たしてまいります。
地域経済
に目を向ければ、すばらしい
技術
を持った
事業者
が、
後継者不在
により廃業する
ケース
が頻発しております。こうした
実態
に
対応
するため、
親族内承継
を実質、
税負担
なしで行うことを可能とし、さらに、
第三者承継
を促すため、
事業引継ぎ支援センター
による
マッチング支援
の
強化
や、新たな
支援策
を検討します。 一方で、
後継者候補
がいても、
個人保証
が障害となり、
事業承継
を断念する
ケース
もあります。
個人保証
の
慣行
は今の
世代
で断ち切るとの決意を持って、
事業承継
時に
個人保証
を不要とする
信用保証制度
を新たに創設するなど、大胆な
政策
を実施します。
下請取引
の
改善
も、大きな
課題
であります。ことし四月から、大
企業
では全面的に
働き方
改革
が始まりました。
中小
・
小規模事業者
に、
取引
上しわ寄せがあってはなりません。今年度は、
下請取引
や
転嫁対策
の監視を更に
強化
し、
取引慣行
の
改善
に取り組みます。
日本
の
エネルギー構造
は、
東京電力福島
第一
原子力発電所事故
を転機に大きく変容しました。新しい
令和
の
時代
にあっても、
エネルギー
は
国民生活
、
経済活動
の
基盤
であります。安全、安定、安価な
エネルギー供給
と、気候変動問題に
対応
しつつ、責任ある
エネルギー政策
を実行していかなければなりません。
資源
の乏しい
日本
において、国内外の
資源開発
や
資源調達環境
の
基盤
の
強化
は不可欠であります。また、徹底した
省エネルギー
を進め、
再生可能エネルギー
の
主力電源化
を目指すため、
送電網
の
整備
や
コスト低減
の
取組
を進めます。 加えて、
環境
と
成長
の好循環を
実現
していくためには、非連続の
イノベーション
が必要です。CO2を
燃料
や原料として再
利用
する
カーボンリサイクル
や
水素社会
の
実現
に向け、
世界
に先駆けた
革新的技術
の
開発
、普及を
促進
してまいります。
原子力
については、徹底した
省エネルギー
と
再生可能エネルギー
の
最大限
の
導入
に取り組み、
原発依存度
を可能な限り低減する方針です。再稼働については、安全最優先で進めてまいります。
エネルギー政策
は、
社会
との
信頼関係
の上に成り立つものであります。今般の関西電力の事案は大変大きな問題であり、今後、
第三者委員会
における徹底的な
調査
を踏まえ、厳正に対処してまいります。 来年、五十六年ぶりに東京にやってくるオリンピック、パラリンピックの
聖火リレー
は、
福島
からスタートいたします。大会では、
福島
県でつくられた
再生可能エネルギー由来
の
水素
が
燃料電池自動車
などで活用されます。未
曽有
の大
災害
から
復興
を遂げつつある
被災地
の姿を
世界
に発信してまいります。 二〇二五年には
大阪
・
関西万博
を迎えます。
世界
じゅうの人々に夢や驚きを与えるようなすばらしい
万博
となるよう、
政府
、自治体、
経済界
が一体となって、オール・ジャパンで
準備
を進めてまいります。 以上申し上げましたとおり、
経済産業行政
は多くの
課題
に直面いたしております。
国民各層
の幅広い御意見をしっかりとお伺いしながら、
経済産業大臣
として全身全霊で
職務
に取り組んでまいります。
富田委員長
を始め、
理事
、
委員
の各
皆様方
の深い御
理解
と御
協力
を賜りますよう、よろしく
お願い
を申し上げます。(
拍手
)
富田茂之
11
○
富田委員長
次に、
衛藤国務大臣
。
衛藤晟一
12
○
衛藤国務大臣
公正取引委員会
に関する
事務
を担当する
大臣
として、御
挨拶
を申し上げます。 公正かつ自由な
競争
のもとでの
経済活動
は、
社会
の活力を生み出し、
経済
の
成長力
を高め、ひいては
国民生活
を豊かなものにします。
我が国経済
の健全な
発展
を
実現
し、
国民
全体の福利を
確保
するためには、
経済実態
に即応した
競争政策
を展開することが必要です。 そのために、
公正取引委員会
による厳正かつ
実効性
のある
独占禁止法
の
運用
が
確保
されるよう、
全力
で
職務
に当たります。カルテルや
入札談合
を厳しく取り締まることはもとより、
優越的地位
の
濫用行為
や
下請法違反行為
など、
中小企業
に不当に不利益を与える
行為
の取締りを
強化
するとともに、これらの
行為
を未然に防止することも重要です。これに加えて、
企業
の
独占禁止法遵守
を
推進
するとともに、
競争環境
の
整備
に向けた
調査等
を行うことも必要です。 また、本年の
通常国会
において
審議
、可決していただいた
独占禁止法
の一部を改正する
法律
については、一部の
規定
を除き、公布の日から起算して一年六月以内に施行することとされているところ、
改正法
の円滑な施行に向けた
準備
を進めてまいります。 さらに、本年十月一日に行われた
消費税率
の
引上げ
に関し、
消費税
の円滑かつ適正な
転嫁
を
確保
するため、
政府一丸
となって、
消費税転嫁対策特別措置法
に基づいて、
消費税
の
転嫁拒否等
の
行為
に対し、迅速かつ厳正な対処に努めます。
デジタルプラットフォーマー
に対する
ルール整備
については、
公正取引委員会
では、主に、
デジタルプラットフォーマー
の
取引慣行等
に関する
実態調査
や、
デジタル分野
に係る
企業結合審査
のための
ガイドライン等
の
整備
、そして
優越的地位
の
濫用規制
を対
消費者取引
に適用する際の考え方の整理を行っていきます。 そして、これらの業務を担う
公正取引委員会
の機能、
体制
の
充実強化
に努めます。
富田委員長
を始め、
理事
、
委員各位
の一層の御
理解
、御
協力
また御
指導
を賜りますよう
お願い
申し上げます。 ありがとうございました。(
拍手
)
富田茂之
13
○
富田委員長
次に、
牧原経済産業
副
大臣
、
松本経済産業
副
大臣
、
大塚内閣
府副
大臣
、
中野経済産業大臣政務官
、
宮本経済産業大臣政務官
及び
藤原内閣
府
大臣政務官
から、それぞれ
発言
を求められておりますので、順次これを許します。
牧原経済産業
副
大臣
。
牧原秀樹
14
○
牧原
副
大臣
おはようございます。 このたび
経済産業
副
大臣
を拝命しました
牧原秀樹
です。 中長期的な視野を含んだ
日本経済
の
国際競争力
の
強化
、責任ある
エネルギー政策
、二〇二五年の
大阪
・
関西万博
の成功など、
松本
副
大臣
、
中野政務官
、
宮本政務官
とともに
菅原大臣
をお支えし、
経済産業政策
の遂行に
全力
を尽くしてまいります。
富田委員長
を始め、
理事
、
委員
の
各位
の
皆様
には、御
指導
、御
鞭撻
を賜りますよう、よろしく
お願い
申し上げます。(
拍手
)
富田茂之
15
○
富田委員長
次に、
松本経済産業
副
大臣
。
松本洋平
16
○
松本
副
大臣
このたび
経済産業
副
大臣
、
原子力災害対策本部現地本部長
を拝命をいたしました
松本洋平
です。
日本経済
をめぐる
課題
に取り組み、
我が国
の
経済産業
の
発展
、
成長
を
実現
をいたしますとともに、
経済産業省
の最
重要課題
であります
廃炉
・
汚染水対策
、
福島
の
復興
に
全力
を挙げてまいる所存であります。 どうぞ、
富田委員長
を始め、
理事
、
委員各位
には、御
指導
、御
鞭撻
を賜りますよう、よろしく
お願い
を申し上げます。 以上です。(
拍手
)
富田茂之
17
○
富田委員長
次に、
大塚内閣
府副
大臣
。
大塚拓
18
○
大塚
副
大臣
公正取引委員会
に関する
事務
を担当する副
大臣
として、
一言
御
挨拶
を申し上げます。
我が国経済
が健全に発達をしていくためには、
競争政策
の中核となる
独占禁止法
の適切な
運用
を
確保
していく必要があります。
藤原大臣政務官
とともに
衛藤大臣
を補佐し、公正かつ自由な
競争
のもとで
我が国経済
がしっかりと
発展
していけるよう、
職務
に邁進してまいります。
富田委員長
を始め、
理事
、
委員各位
には、一層の御
指導
、御
鞭撻
をよろしく
お願い
申し上げます。(
拍手
)
富田茂之
19
○
富田委員長
次に、
中野経済産業大臣政務官
。
中野洋昌
20
○
中野大臣政務官
このたび
経済産業大臣政務官
を拝命いたしました
中野洋昌
でございます。
地域
の声、現場の声にしっかりと耳を傾けながら、
福島
の
復興
や
経済
の
活性化
などの
重要課題
に取り組んでまいります。
富田委員長
を始め、
理事
、
委員各位
には、御
指導
、御
鞭撻
賜りますよう、よろしく
お願い
申し上げます。(
拍手
)
富田茂之
21
○
富田委員長
次に、
宮本経済産業大臣政務官
。
宮本周司
22
○
宮本大臣政務官
このたび
経済産業大臣政務官
を拝命いたしました
宮本周司
でございます。
菅原大臣
のもと、この変化に富む
経済環境
また
社会構造
の中で、
我が国経済
がしっかりと
発展
をする、そして
産業
を振興していくために、
専心努力
をしてまいりたいと思っております。
富田委員長
を始め、
理事
、
委員
の
各位
の
皆様方
には、御
指導
、御
鞭撻
を賜りますよう、よろしく
お願い
申し上げます。(
拍手
)
富田茂之
23
○
富田委員長
次に、
藤原内閣
府
大臣政務官
。
藤原崇
24
○
藤原大臣政務官
公正取引委員会
に関する
事務
を担当する
大臣政務官
として、
一言
御
挨拶
を申し上げます。
大塚
副
大臣
とともに
衛藤大臣
を補佐し、公正かつ自由な
競争環境
の
整備
に努め、
我が国経済
がより豊かで活力あるものとなるよう、
全力
で
職務
を遂行してまいります。
富田委員長
を始め、
理事
、
委員各位
には、一層の御
指導
、御
鞭撻
をよろしく
お願い
申し上げます。(
拍手
)
富田茂之
25
○
富田委員長
次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。 午前九時五十三分散会